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「建築確認手続き等の運用改善」平成22年6月1日施行

2010-05-19 01:33:58 | 日々のお仕事
今月は建築確認申請を2件提出しました。

一つは神社、もう一件は店舗。
打ち合わせを何カ月も重ねてきた分、
確認申請となると感慨深いものがあります。

ちなみに今月は、たまたま作業が重なるハードスケジュール。
現在計画中の住宅も43条ただし書き許可申請も迫っており、
毎日が飛ぶように過ぎてゆく感覚です。


さて、今回の確認申請には間に合いませんでしたが、
来月1日から建築確認申請手続きが見直されます。
キーワードは
①建築確認審査の迅速化、②申請図書の簡素化、③違反の厳罰化


耐震偽装の事件後、
確認申請の手続きは煩雑さを強いるものとなっていました。

以前、住宅で部屋の天井を平らから勾配天井に変更した時のこと、
換気回数も変わらない程度の内容でしたが、軽微な変更ではなく
確認を出し直せと言われたこともありますし、
当時は確認機関も神経質になっていたようで、極端な例ですが実際にあった話です。
ちなみに「計画変更」ならまだ分からなくもないのですが、
確認の出し直しと言われるのが、いまだに謎です。


変更後の内容が決して違反では無いし、
建築基準法に適合しているのが明らかであっても、
“軽微な変更”に該当せず、煩雑な手続きを要していたのです。


その他、添付しなければならない書類も多かった。
例えば、屋根の不燃材等の認定番号を図面に明記するだけでは済まされず、
一々、毎回同じ大臣認定書のコピーを添付するようになっていました。
この時代にありながら、省資源と逆方向の世界です。

今回の改善で
「・・大臣認定データベースの登録を義務化することにより、
 審査側が大臣認定書を参照できる環境を整備し、確認申請における
 大臣認定書の写しの添付の省略を技術的助言等により徹底する。」
となりまして、当然と言えば当然の内容、やっと普通になります。


ナンセンスだ、と当事者なら普通に感じることも、
一度法律が出来てしまうと、各個人の感覚を通り越して
どうにもならない現実にブチ当たるものです。


そこで、がんじがらめに縛ってしまえば、
却って誰も感じず、疑問に想わず、責任を負わない、
という事態が助長されると想像できます。


簡素化をはかり、その分厳罰化をはかると言いますが、
建築士の責任については元々変わらないのですから
今までと同じ責任あるのみです。


簡素化することで省資源・時間短縮・経費削減となるので、
施主も喜び、設計者も喜び・審査も喜べる三方よし。

煩雑さに使われていた時間は、
人類発展のため(笑)、より創造的な時間に充てましょう。
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横山幸雄ショパン・ピアノソロ全166曲コンサート~第4部

2010-05-06 18:03:49 | 日々のアート鑑賞
●第四部 21:15~24:30(全29曲)
Part 1 21:15~22:15
138.ノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1
139.ノクターン第14番 嬰ヘ短調 Op.48-2
140.マズルカ第30番 ト長調 Op.50-1
141.マズルカ第31番 変イ長調 Op.50-2
142.マズルカ第32番 嬰ハ短調 Op.50-3
143.即興曲第3番 変ト長調 Op.51
144.バラード第4番 ヘ短調 Op.52
145.ポロネーズ第6番変イ長調 Op.53「英雄」
146.スケルツォ第4番 ホ長調 Op.54
[15分休憩]
Part 2 22:30~23:30
147.ノクターン第15番 ヘ短調 Op.55-1
148.ノクターン第16番 変ホ長調 Op.55-2
149.マズルカ第33番 ロ長調 Op.56-1
150.マズルカ第34番 ハ長調 Op.56-2
151.マズルカ第35番 ハ短調 Op.56-3
152.マズルカ第36番 イ短調 Op.59-1
153.マズルカ第37番 変イ長調 Op.59-2
154.マズルカ第38番 嬰ヘ短調 Op.59-3
155.子守唄 変ニ長調 Op.57
156.ピアノ・ソナタ 第3番 ロ短調 Op.58 第1楽章、変ホ長調 第2楽章、ロ長調 第3楽章、ロ短調 第4楽章
[15分休憩]
Part 3 23:45~24:30
157.舟歌 嬰ヘ長調 Op.60
158.ノクターン第17番 ロ長調 Op.62-1
159.ノクターン第18番 ホ長調 Op.62-2
160.マズルカ第39番 ロ長調 Op.63-1
161.マズルカ第40番 ヘ短調 Op.63-2
162.マズルカ第41番 嬰ハ短調 Op.63-3
163.ワルツ第6番 変ニ長調 Op.64-1「小犬のワルツ」
164.ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op.64-2
165.ワルツ第8番 変イ長調 Op.64-3
166.ポロネーズ第7番 変イ長調「幻想」 Op.61

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この4部が一日で一番ドラマチックな内容でした。

ショパン後期の作品で埋め尽くされた曲の数々は
どれも名曲ぞろいで、聴きごたえのあるものばかり。

この4部の内容だけでコンサートをしたとしても、
かなり濃いものになると思います。


そして、横山幸雄さんも、益々盛り上がり
熱演を披露してくれました。
既に夜の10時を過ぎても、演奏のグレードが下がることなく
しかも全て暗譜であり、曲順も把握していないと出来ない演奏会。

凄いです。

個人的に好きなのは
バラード第4番や舟歌、幻想ポロネーズなど。

特に、大トリ曲の幻想ポロネーズは、
出だしからエピローグに相応しい感じです。

終わりが近付いたことを悟ったような落ち着いた曲風で始まり、
しばらくすると過去を思い出したように激しく
ドラマチックなメロディーを奏でて、
最後に至高の流れに入ってゆく。
まるで、死に際に今までの人生を回顧しているような曲に感じるのです。

そして、最後の最後になって至福で身体が満たされたかのごとく
爆発的な歓喜を歌い上げるような盛り上がりを見せ、
様々なことがあったであろうこの人生が、
今終わりを告げようとして振り返ったときに
全ては「幻想」だったと曲名で表されているようで、
何とも言えない美しさ、清々しさを感じてしまいます。

この曲を聴きながら旅立てたらいいなぁ~(笑)などと
曲に浸っているうちに、このロングランコンサートが終わりました。


皆でスタンディングオベーション!です。


そのまま舞台上でギネス認定式が行われ、
またコンサートを聴きにきていた
作曲家 三枝成彰さん
指揮者 大友直人さん
俳優 辰巳琢郎さん
アコーディオン奏者 COBAさん
アナウンサー 軽部真一さんが
舞台に呼ばれてコメントされました。


『Most pieces of music performed by a solo artist in 24 hours』
(24時間でもっとも多い曲数を1人で弾いたアーティスト)のカテゴリーで
ギネス認定されたとのこと。

聴衆の私たちは
24時間でもっとも多い曲数を聴いた観客ですね。


結局、隣の席の方も、前の方も、通路を挟んで隣の方も、
朝から最後まで、だれも帰りませんでした(笑)。
段々4部も終わりに近づくと
お互いにお疲れさま、という連帯感のようなものが出てきて
「腰が痛くなった」とか「横山さんは凄い汗だ」とか
他愛のない会話をするようになっていました。


思ったより疲れがありませんでした。
それは、1時間ごとの休憩があったことも事実ですが、
何より横山幸雄さんの演奏技巧が素晴らしいので
退屈することが全く無かったからですね。

もう一度、このコンサート開催します、と言われたら
間違いなく行くような気がします(笑)

本当に素晴らしいコンサートでした。
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横山幸雄ショパン・ピアノソロ全166曲コンサート~第3部

2010-05-06 17:23:10 | 日々のアート鑑賞
●第三部 17:15~20:45 (全31曲)
Part 1 17:15~18:15
107.ノクターン 第9番 ロ長調 Op.32-1
108.ノクターン 第10番 変イ長調 Op.32-2
109.マズルカ 第22番 嬰ト短調 Op.33-1
110.マズルカ 第23番 ニ長調 Op.33-2
111.マズルカ 第24番 ハ長調 Op.33-3
112.マズルカ 第25番 ロ短調 Op.33-4
113.ワルツ 第2番 変イ長調 Op.34-1「華麗なる円舞曲」
114.ワルツ 第3番 イ短調 Op.34-2「華麗なる円舞曲」
115.ワルツ 第4番 ヘ長調 Op.34-3「華麗なる円舞曲」(猫のワルツ)
116.ピアノソナタ第2番 変ロ短調 Op.35「葬送」 第1楽章、第2楽章、第3楽章、第4楽章
[15分休憩]
Part 2 18:30~19:30
117.即興曲第2番 嬰ヘ長調 Op.36
118.ノクターン 第11番 ト短調 Op.37-1
119.ノクターン 第12番 ト長調 Op.37-2
120.バラード 第2番ヘ長調 Op.38
121.ポロネーズ 第3番 イ長調 Op.40-1「軍隊」
122.ポロネーズ 第4番 ハ短調 Op.40-2
123.マズルカ 第26番 ホ短調Op.41-1
124.マズルカ 第27番 ロ長調Op.41-2
125.マズルカ 第28番 変イ長調Op.41-3
126.マズルカ 第29番 嬰ハ短調Op.41-4
127.3つの新しいエチュード第1番 ヘ短調
128.3つの新しいエチュード第2番 変イ長調
129.3つの新しいエチュード第3番 変ニ長調
130.スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 Op.39
[15 分休憩]
Part 3 19:45~20:45
131.ワルツ 第5番 変イ長調 Op.42「大円舞曲」
132.タランテラ 変イ長調 Op.43
133.ポロネーズ第5番 嬰ヘ短調 Op.44
134.プレリュード 嬰ハ短調 Op.45
135.演奏会用アレグロ イ長調 Op.46
136.バラード第3番 変イ長調 Op.47
137.幻想曲 ヘ短調 Op.49
[30分休憩]

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2部と3部の間は、長い大休憩を挟みました。

プログラムでは45分の休憩時間となっていますが、
横山さんの演奏がパラパラと技巧的に早く、
実際は55分の休憩でした。


ところで、休憩が始まると共に入手したのが
リストランテGのランチボックスの
もう一つのメニュー「十勝ハーブ牛の赤ワイン煮込み」です。

この休憩から売り出されると係の方から聞いていたのでを
早々と入手しておきました。





次の休憩時間に食べたのですが、
一口含んで、味の良さに感動。
十勝牛はトロトロに煮込まれてとても美味でした。
サラダのフルーツトマトも甘くて美味しい・・!

ランチボックスと銘打って売っていますが、
私のディナーボックスです(笑)
内容が良くて満足、満足!


さて、3部はショパンが一番幸福だった頃に作られた作品。
しかし、明るい曲でもどこか陰を感じさせるところが、
ショパンらしさでもあります。

バラード2番や3番、ポロネーズなどのラインナップ。
ところで演奏会用アレグロという曲は
ピアノでの演奏は殆どなく、貴重な一曲だとか。

3部の最終曲は幻想曲でした。出だしが「雪の降る街を」に似ているとも。


1部や2部に比べて曲の数が少なくなってきました。
段々と大曲が多くなっている証拠です。


第4部へ続く・・
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横山幸雄ショパン・ピアノソロ全166曲コンサート~第2部

2010-05-06 14:18:51 | 日々のアート鑑賞
●第二部 13:00~16:30(全63曲)
Part 1 13:00~14:00
44.ワルツ 第9番 変イ長調 Op.69-1「別れのワルツ」
45.ワルツ 第10番 ロ短調 Op.69-2
46.ワルツ 第11番 変ト長調 Op.70-1
47.ワルツ 第12番 へ短調 Op.70-2
48.ワルツ 第13番 変ニ長調 Op.70-3
49.マズルカ 第14番 ト短調 Op.24-1
50.マズルカ 第15番 ハ長調 Op.24-2
51.マズルカ 第16番 変イ長調 Op.24-3
52.マズルカ 第17番 変ロ短調 Op.24-4
53.エチュード 第1番 変イ長調 Op.25-1「エオリアンハープ」
54.エチュード 第2番 ヘ短調 Op.25-2
55.エチュード 第3番 ヘ長調 Op.25-3
56.エチュード 第4番 イ短調 Op.25-4
57.エチュード 第5番 ホ短調 Op.25-5
58.エチュード 第6番 嬰ト短調 Op.25-6
59.エチュード 第7番 嬰ハ短調 Op.25-7
60.エチュード 第8番 変ニ長調 Op.25-8
61.エチュード 第9番 変ト長調 Op.25-9「蝶々」
62.エチュード 第10番 ロ短調 Op.25-10
63.エチュード 第11番 イ短調 Op.25-11「木枯らし」
64.エチュード 第12番 ハ短調 Op.25-12「大洋」
[15分休憩]
Part 2 14:15~15:15
65.即興曲 第1番 変イ長調 Op.29
66.幻想即興曲 Op.66
67.ノクターン 第7番 嬰ハ短調 Op.27-1
68.ノクターン 第8番 変ニ長調 Op.27-2
69.前奏曲 第1番 ハ長調 Op.28-1
70.前奏曲 第2番 イ短調 Op.28-2
71.前奏曲 第3番 ト長調 Op.28-3
72.前奏曲 第4番 ホ短調 Op.28-4
73.前奏曲 第5番 ニ長調 Op.28-5
74.前奏曲 第6番 ロ短調 Op.28-6
75.前奏曲 第7番 イ長調 Op.28-7
76.前奏曲 第8番 嬰ヘ短調 Op.28-8
77.前奏曲 第9番 ホ長調 Op.28-9
78.前奏曲 第10番 嬰ハ短調 Op.28-10
79.前奏曲 第11番 ロ長調 Op.28-11
80.前奏曲 第12番 嬰ト短調 Op.28-12
81.前奏曲 第13番 嬰ヘ長調 Op.28-13
82.前奏曲 第14番 変ホ短調 Op.28-14
83.前奏曲 第15番 変ニ長調 Op.28-15 「雨だれの前奏曲」
84.前奏曲 第16番 変ロ短調 Op.28-16
85.前奏曲 第17番 変イ長調 Op.28-17
86.前奏曲 第18番 ヘ短調 Op.28-18
87.前奏曲 第19番 変ホ長調 Op.28-19
88.前奏曲 第20番 ハ短調 Op.28-20
89.前奏曲 第21番 変ロ長調 Op.28-21
90.前奏曲 第22番 ト短調 Op.28-22
91.前奏曲 第23番 ヘ長調 Op.28-23
92.前奏曲 第24番 ニ短調 Op.28-24
[15分休憩]
Part 3 15:30~16:30
93.アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
94.マズルカ 第42番 ト長調 Op.67-1
95.マズルカ 第43番 ト短調 Op.67-2
96.マズルカ 第44番 ハ長調 Op.67-3
97.マズルカ 第45番 イ短調 Op.67-4
98.マズルカ 第46番 ハ長調 Op.68-1
99.マズルカ 第47番 イ短調 Op.68-2
100.マズルカ 第48番 ヘ長調 Op.68-3
101.マズルカ 第49番 ヘ短調 Op.68-4
102.マズルカ 第18番 ハ短調 Op.30-1
103.マズルカ 第19番 ロ短調 Op.30-2
104.マズルカ 第20番 変ニ長調 Op.30-3
105.マズルカ 第21番 嬰ハ短調 Op.30-4
106.スケルツォ 第2番 変ロ短調 Op.31
[45 分休憩]

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1部と2部の間は、30分のランチ休憩となっているので、
ロビーは人でごった返していました。
サンドウィッチとジャガイモスープを持参して正解です。
お腹一杯、時間も余裕の大満足(笑)


一部が終わるごとに、一旦ロビーに出ることになっており、
その間ピアノの調律が行われていました。

ちなみにパンフレットによると、
演奏しているピアノは横山幸雄さんが自宅から運び込んだ
ドイツ・ハンブルグ製1993 年のスタンウェイだそうです。


2部になると、客席はさらに人が多くなっていました。

2部のプログラム曲は、ショパンがジョルジュ・サンドと出会った頃、
パリで認められ始めた頃に作られた作品です。

ワルツや前奏曲、エチュード(練習曲)op25などのラインナップ。


そして、2部の最終曲は、スケルツォ第2番です。

この曲も好きですね~。

横山幸雄さんの演奏はとてもダイナミックかつ
繊細な部分は繊細にと、自由自在に弾かれます。

大盛り上がりで2部が終了しました。


第3部へ続く・・
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横山幸雄ショパン・ピアノソロ全166曲コンサート~第1部

2010-05-06 13:33:44 | 日々のアート鑑賞
●第一部 9:00~12:30(全43曲)
Part 1 9:00~10:00
1.ロンド Op.1 ハ短調
2.マズルカ第1 番 嬰ヘ短調 Op.6-1
3.マズルカ第2番 嬰ハ短調 Op.6-2
4.マズルカ第3番 ホ長調 Op.6-3
5.マズルカ第4番 変ホ短調 Op.6-4
6.ノクターン 第1番 変ロ短調 Op.9-1
7.ノクターン 第2番 変ホ長調 Op.9-2
8.ノクターン 第3番 ロ長調 Op.9-3
9.エチュード 第1番 ハ長調 Op.10-1
10.エチュード 第2番 イ短調 Op.10-2
11.エチュード 第3番 ホ長調 Op.10-3 「別れの曲」
12.エチュード 第4番 嬰ハ短調 Op.10-4
13.エチュード 第5番 変ト長調 Op.10-5 「黒鍵」
14.エチュード 第6番 変ホ短調 Op.10-6
15.エチュード 第7番 ハ長調 Op.10-7
16.エチュード 第8番 ヘ長調 Op.10-8
17.エチュード 第9番 ヘ短調 Op.10-9
18.エチュード 第10番 変ホ長調 Op.10-10
19.エチュード 第11番 変ホ長調 Op.10-11
20.エチュード 第12番 ハ短調 Op.10-12 「革命」
[15分休憩]
Part 2 10:15~11:15
21.マズルカ風ロンド ヘ長調 Op.5
22.マズルカ 第5番変ロ長調 Op.7-1
23.マズルカ 第6番イ短調 Op.7-2
24.マズルカ 第7番 ヘ短調 Op.7-3
25.マズルカ 第8番 変イ長調 Op.7-4
26.マズルカ 第9番 ハ長調 Op.7-5
27.華麗なる変奏曲 変ロ長調 Op.12
28.ノクターン 第4番 ヘ長調 Op.15-1
29.ノクターン 第5番 嬰ヘ長調 Op.15-2
30.ノクターン 第6番 ト短調 Op.15-3
31.ワルツ第1番変ホ長調「華麗なる大円舞曲」 Op.18
32.スケルツォ第1番ロ短調 Op.20
[15分休憩]
Part 3 11:30~12:30
33.ロンド 変ホ長調 Op.16
34.マズルカ 第10番 変ロ長調 Op.17-1
35.マズルカ 第11番 ホ短調 Op.17-2
36.マズルカ 第12番 変イ長調 Op.17-3
37.マズルカ 第13番 イ短調 Op.17-4
38.ボレロ作品19(中身7分)
39.ワルツ 第14番 ホ短調 遺作
40.ノクターン第20番 嬰ハ短調 遺作
41.ポロネーズ第1番 嬰ハ短調 Op.26-1
42.ポロネーズ第2番 変ホ短調 Op.26-2
43. バラード 第1番 ト短調 Op.23
[30分休憩]

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この記念すべきコンサートを堪能してきました!

当日、POMPADOURのパン・ドゥ・ミーで作った自作サンドウィッチと、
昨夜作っておいたジャガイモのスープをボトルに詰め、
その他ペットボトルのお茶やらストールなどを持参し、
8時45分に会場入りしました。


入口ではパンフレットと赤いリボンを手渡されました。




この赤リボンは、4部通し券を持っている人のための
出入り自由の通行証でした。

さすがに長時間コンサートなので4部構成となっています。
入口に張り出されたタイムスケジュールを見て



今日一日どうなるのか、期待で胸いっぱい(笑)になります。
こんなコンサート、今日が最初で最後かも知れないし・・

客席は、既にほぼ埋まっていました。
これから一日かけて一緒に楽しむんだな~、と嬉しくなりました。


時間通り9時になると横山幸雄さんが静かにステージに現れ、
そして静かに演奏が始まりました。
一言も話さないで、ただ開場がピアノの音色に包まれてゆきます。

コンサートの曲順は、ショパンの作曲年代に沿って作られたプログラムとなっており、
最初の曲はロンドから始まりました。
私の好きなエチュードOp.10も1部の最初のパートで弾いてくれました。

最初の15分休憩に入ってロビーのソファに腰掛けていると
目の前でフジテレビの軽部アナウンサーが、女性観客に向かって
インタビューを始めました。「今日初めてのインタビューです」と、
話している内容が聞こえるほどの距離でした。


そんなことで、約1時間の演奏後に15分の休憩というスタイルで
全体が進行します。
このリズムが、疲れにくく有難かったです。

しかし座席に腰掛けて1時間もすると、腰が痛くなってきました。
ここで早々にストールの出番です(笑)。
丸めて腰当て代わりにしたので、楽でしたよ。

第一部の最後曲はバラード第1番。
とても好きな曲です。
演奏も素敵で、あぁ最高・・!という気分で一部が終わりました。


第2部に続く・・
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