先日、石についての勉強会があり、
大谷石の産地へ見学に行ってきました。(主催:日本民家再生協会)
宇都宮駅から数キロ離れたところに、大谷石の採石場があります。
まずは、「坑内掘り」を見学させていただきました。
入口に積まれた、切り出されたばかりの大谷石。
こちらが坑内掘りの入口。迫力がありました。
ステップで地中深く降りた先には、横穴的に広がる採石場があります。
あまりにも深くて、地上からその全貌はなかなか見えません。
大谷石の層の厚さを物語っています。
次は「露天掘り」の採石場へ。
先日の大雪の影響で、地上からの見学でした。
写真では分かりにくいかもしれませんが、こちらもなかなか深く掘られています。
大谷石にも個性があって、鉄分が多く含まれているものは徐々に茶色くなるとのこと、
その現象を“焼ける”と言うそうです。
この日も、少し焼けた石があったのですが、とある液体(某飲料)をかけたら、
あら不思議・・焼けが薄れてゆきました。
宇都宮郊外のこのあたりは、大谷石の産地だけあって、
大谷石造りの蔵や塀、大谷石を外壁に貼った建物、大谷石の屋根材など
さまざまな建物を見ることが出来ました。
残念ながら、カメラの調子が良くなくて、
この後の写真はおあずけになってしまいましたが、
素晴らしい石蔵の町並み等を見ることができて感動・・・!
(伝えられないのが残念!)
大谷石の魅力を感じた一日でした。