昨日、犬山市の明治村へ行ってきました。
近代の4大建築家の一人、F.L.ライトの作品は
日本国内で3箇所見学できます。
池袋の明日館、芦屋のヨドコウ迎賓館、そして明治村の帝国ホテル玄関。
今回、8年ぶりの明治村でしたが、
再度、(というか以前に増して)圧倒されてきました。
細部の凝った造り、よく考えられた空間のつながり・・。
ライトと言えば、有機的建築・幾何学などのキーワードがあげられますが、
今回ガイドさんに教わった、アスティカ文明というキーワードに
大変納得しました。人の形に見える一対のオブジェが、
建物を守っているようで、まさに遺跡のような雰囲気を出しています。
内部は、天井高さを違えたスキップフロアで
劇的に空間の面白さを作りだしています。
幾何学模様のパターンの隙間から、光が漏れる照明、
椅子、窓、庇とどれもが素晴らしい造形です。
明治村は帝国ホテルだけにあらず、
沢山の国内名建築がありますが、
素晴らしいなと思ったのが大明寺聖パウロ教会堂
外観を見て、内部を想像できる人は多分居ないと思われます。
建築家の吉田桂二先生が、以前からゴシックとカボチャ束の関連性を
指摘されている通り、柱抜きのアーチ造形はまさにカボチャ束の考え方。
カボチャ束を、まだ実務で生かしていない残念さ。
手がけた物件で、もし使用していたら
どのような意匠になっただろうと考えさせられた
見学会となりました。
近代の4大建築家の一人、F.L.ライトの作品は
日本国内で3箇所見学できます。
池袋の明日館、芦屋のヨドコウ迎賓館、そして明治村の帝国ホテル玄関。
今回、8年ぶりの明治村でしたが、
再度、(というか以前に増して)圧倒されてきました。
細部の凝った造り、よく考えられた空間のつながり・・。
ライトと言えば、有機的建築・幾何学などのキーワードがあげられますが、
今回ガイドさんに教わった、アスティカ文明というキーワードに
大変納得しました。人の形に見える一対のオブジェが、
建物を守っているようで、まさに遺跡のような雰囲気を出しています。
内部は、天井高さを違えたスキップフロアで
劇的に空間の面白さを作りだしています。
幾何学模様のパターンの隙間から、光が漏れる照明、
椅子、窓、庇とどれもが素晴らしい造形です。
明治村は帝国ホテルだけにあらず、
沢山の国内名建築がありますが、
素晴らしいなと思ったのが大明寺聖パウロ教会堂
外観を見て、内部を想像できる人は多分居ないと思われます。
建築家の吉田桂二先生が、以前からゴシックとカボチャ束の関連性を
指摘されている通り、柱抜きのアーチ造形はまさにカボチャ束の考え方。
カボチャ束を、まだ実務で生かしていない残念さ。
手がけた物件で、もし使用していたら
どのような意匠になっただろうと考えさせられた
見学会となりました。