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過ちは繰り返さないように

2009-02-25 21:53:46 | 日々の想い
例えば

ある人が、素晴らしい宝物を手に入れたとする。

理由は、何か良いことをしたご褒美か、
思いがけない幸運が舞い込んだのか。
あるいは、努力の甲斐があって手に入れたのか。

その人は、宝物を手に取り、大いに喜んだ。

しかし、その宝物は、日々の手入れを怠ると
徐々に汚れ、
いずれ“宝物”で無くなることを、その人はまだ知らなかった。


気付いたとき、その宝物は失われていた。


手入れを継続すること。
その日々の行いがあって、宝物を宝物として生かす事が出来るのです。


と云うことで、“今”が大事!

今どうしていますか。何していますか。

過ちは繰り返さないよう、自分への備忘録です。
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九九暗算

2009-02-23 20:27:09 | 日々の合間に
先日久しぶりに会った友人のお子さんは、ちょうど、学校で九九を習う年頃とのこと。

母親である友人は、「九九は自然に覚えたから子供にも何も言わなくて」との話から、
他の友人も「私も自然に覚えた」と言い始める。

皆さん素晴らしいですね。
ちなみに私は、自然に九九を覚えた記憶がなかったので・・(笑)


“何で自然に覚えられたの?”の彼女たちに聞くと、
「(覚えたら)スタンプが貰えたり、楽しみながらだったから」とのこと。

なるほど!自然に覚える秘訣は、楽しみながらですね。

しかし、私の場合
「スタンプあげるよ」と楽しい提案をしてくれても
自分の興味のないものには、目を向けない(耳を貸さない?)という
とても育てにくい子供でした。

その状態を知った祖母が、
家でハリセンをつくって、九九を叩き込んでくれました。
今の私は、祖母のお陰です(笑)
本当にありがたいですね。感謝、感謝!



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平沢官衙遺跡

2009-02-20 12:58:39 | 日々の建築ウォッチング
つくば市にある、平沢官衙遺跡(ひらさわ かんが いせき)



真壁の帰りに立ち寄ってきました。

今から1000年以上前の遺跡のうち、
3棟の高床式の倉庫が復元されています。


筑波山を背景に、
この広々感。
そして古代の雰囲気。

とても素敵なところです。

ご近所の方も、犬の散歩で来ていました。
犬も気持ちよさそう!!


また、案内センターでは、
復元工事の模様を、ビデオで見せていただき
大変興味深かったです。


こちらも、後日「民家ウォッチングの旅情報」で
紹介予定です。


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真壁のひなまつり

2009-02-20 09:08:11 | 日々の建築ウォッチング
昨日、友人Mさんの建物下見調査に同行して、
茨城県の真壁へ行ってきました。

朝の7時に横浜を出発し、(途中休憩をはさんで)10時に真壁着です。

“まかべのひなまつり”の期間中のため、
町中は、大勢の人で賑わっていました。


店先に飾られたお雛様





以前から、真壁には訪問したかったのですが、
何せアクセスが遠くて・・。
頼みの綱である路線バスは、最近廃線になってしまったとか。
交通手段は車だけになってしまいました。
(Mさんに感謝!)

しかし、ひなまつりの期間中は、
つくばセンター(つくば駅)からシャトルバスが出ているそうです。


素敵な真壁の町並みは、後日、民家ウォッチングの旅情報
紹介できればと思っています。

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ディテールに心をこめて

2009-02-16 09:55:15 | 日々の研鑽
今月も既に後半入り。

明日提出の図面作成、調査下見に、
申請準備&作図と慌ただしい日々です。

そんな毎日ですが、この週末、
相模湾の海が眩しい某所へ、住宅見学に行かせていただきました。

設計は山梨の建築家Aさん。

枠の納め方、建具の扱い、仕上げ材の厚みの納め、色・・etc。

深く考えているんだな~、心がこもっているな~と
建物から、想いが伝わってきます。


平面図だけでは、決して読み取れない部分なのです。
ディテール(詳細)に現れる、設計者の想い。

奇をてらったり、懲りすぎたりする必要はないのですが、
どうすれば、綺麗に見えるかな?という
ちょっとした工夫が垣間見れる建物って素敵です。

それが、設計者から住む方への贈り物なのです。

気付いたら、Aさん達のランチタイムを奪ってしまうほど
長居をしてしまって・・スミマセンでした(^_^;



大手住宅メーカーの規格住宅には、この心意気が感じられず、
見ても5分で飽きてしまいます・・・。
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暖冬ですが

2009-02-12 09:02:57 | 日々の合間に
今年は、暖冬だそうですが、
そんな中、人生で初めて、足に“しもやけ”つくりました(@_@)

もともと、末端冷え症ですので、
何か、血行が悪かったのでしょうね(^_^;


ところで昨日、gooのニュース
「貧乏ゆすりの効果」という記事が出てました。
“血液の流れを良くし、さらに精神を安定させる”そうです。

早速、足をブルブルふるわせ中(笑)


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宿泊先・ホテルでの乾燥対策

2009-02-10 17:28:46 | 日々の建築memo
旅先のホテルに宿泊して、
乾燥に悩まされた経験はありませんか?

特に冬は、宿泊部屋の空気が乾燥しているので
喉がカラカラになってしまうことも・・・


木造の建物より、鉄筋コンクリートの建物の方が、より乾燥しています。

加湿器を使用する手もありますが、
暖房を切って外出した時、暖められた部屋は当然寒くなりますので、
結露を起こしやすくなります。


外出先のホテルで乾燥に悩まされたら、
一番シンプルな方法ですが、「無暖房で寝る」という手があります。

そのココロは・・温度が下がれば、必然的に湿度は上がるからです。

無暖房が厳しい寒冷地では、
布団を掛けて暖かくすれば気にならないレベルの室温で、
是非お試しを。


その他、
○バスタブがお部屋にあればお水を少し張ったまま眠る
○マスクの着用
など併用すれば、大分楽になると思います。
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仲間と力を合わせるとは

2009-02-06 22:57:33 | 日々の想い
先日「完成ドリームハウス」という番組で
鎌倉の建築家Hさんのお仕事が紹介されました。

Hさんとは、きのかの家等で一緒に仕事をさせて頂きましたが、
現在ご自身が力を注いでおられる仕事内容について、
実は、このテレビ番組を通して初めて知った、というところがありました。


Hさんの家づくりの特徴は、生き生きと働く職人さん達の姿。


家づくりに対する想いを、伝統的構法という形に込めて、
手間と時間を惜しまず、技を生かして造り上げてゆく。

上棟は、普通の住宅の二倍かかる手間で組み上げて、
やっと最後の最後に、無事に棟木が上がった時、
「棟木、行ってこいや!」と喜びを爆発させ、
安堵と共に叫ぶ職人さんたち。

その姿が非常に印象深かったです。

前半に紹介していたもう一つの家と、
また、巷の家づくりと決定的に違う点がここにあるような気がします。



Hさんは言います。

「(心地よい住まいを求めて)、
 伝統的な建築技術や風土に培われた生活の知恵に大きな可能性を感じ
 そしてその手段は、職人たちの職人魂をかき立てます。
 ・・・・
 職人は心のどこかで、こうしてていねいに腕をふるいたいと思っている、
 じゃあ僕たちは、彼らの応援団として、こうした仕事を作りたい・・」


何故、Hさんの周りに職人さんが集まるのか、その理由が分かる気がします。


素晴らしい家は、一人では造れません。
家に限らず、どんな仕事でも一人で行えるとは言い切れないはずです。


そんな場面で、わが身を振り返ると、
共に力を合わせて腕をふるう仲間に対して、
どのように接してきただろうか。


その人の才能が最大限に生かされますように、と
応援するような気持ちで接していただろうか?

ただ、理想を求めて、厳しい目で見るだけでなかったか。


相手を生かすという想いが根底にあっての厳しさであれば、
苦しくない。
厳しくも質の高い物を提供することができるし、
それが、結果、世の人にも役立つことになるんだなと、
しみじみ思いました。


そして、その人の天命が生かされることを祈りながら、
その人の才能を十分発揮できる場を作れる人、
それこそが真のリーダーだと思うのです。


Hさんのお陰で色々と気づかせてきただきました。
本当に、ありがとうございます。
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展示会に講習会 その2

2009-02-06 20:09:31 | 日々の研鑽
重なる時は、重なると言いますが、
南メンバーのHさんとお会いした日は、
奇しくも南先生の講習会。(4か月ぶりです)

震災対策展示会は、名残惜しくも午前中で切り上げ、
Hさんともここでお別れ・・。


さて南先生の今回の講習会、
テーマは「省エネ法改正」について。

今まで床面積2000㎡以上の建物が対象でしたが、
この度、「300㎡以上」に引き上げられました。

アパートなどは、規模から言って対象に入ってくることに。
確かに、今のアパートの断熱性って、あまり良いとは言えません。


省エネ法改正の技術基準を中心にお話を伺ってきました。

特集が組まれた「建築技術1月号」
表紙は、新宿駅前に出来た、モード学園のコクーンタワーです。
建築技術 2009年 01月号 [雑誌]

建築技術

このアイテムの詳細を見る


こちらは、新宿駅前から撮影したもの。

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展示会に講習会 その1

2009-02-06 20:06:09 | 日々の研鑽
blogでアアルトに触れたので、
南雄三先生の建築視察ツアー(通称:南ツアー)を思い出す。

そこへ、偶然にも南メンバーである静岡のHさんからメールが届いた。
何というタイミングでしょう。


横浜で開催された震災対策技術展に来られ、
久しぶりにお会しました。


それにしても、
展示会の受付は長蛇の列!入場するにも一苦労でした。
それほど、関心が高いのでしょうか。




静岡県は耐震への関心が高く(多分日本一)、
改修工事の普及率もかなり高いようです。

「横浜市は、耐震改修の補助金が150万円も出るなんて、とても恵まれている」
・・とは静岡の方のご意見です。(静岡は30万円だとか)

横浜市民の皆様、ご検討を!(笑)
まずは無料の耐震診断を受けてみてくださいね。
詳しくはこちら↓
横浜市木造住宅耐震診断士派遣制度のご案内



展示会には、海外から研修で来られる方もいらっしゃるほど。

副題が、
~ここが世界の地震対策の総本山~
と謳っているほど、気合いが入っています。

建築防災技術、レスキューセット、非常食、工具、
サバイバルグッズ、その他、起震車体験まで
あらゆるジャンルが揃った展示会でした。
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建築家アルヴァ・アアルト

2009-02-03 14:10:50 | 日々の建築ウォッチング
2月3日は、実は私の誕生日。そして
フィンランドの建築家アルヴァ・アアルトも今日が誕生日です。

外国の建築家の中で、唯一(笑)いいなと思える建築家でしたので
この同日は嬉しい。

10年前の2月3日にヘルシンキ行きフィンランド航空に搭乗しました。
その機内誌キートスに書かれていたアアルトの記事。
「なんだ、アアルトの誕生日って今日じゃない!?、私と一緒じゃないの~」と
マニアックな喜びを噛みしめていました(笑)


アアルトの作品には、有機的な温かみがあります。
個人住宅は木を用いるのが基本で
北欧らしくスッキリとしたデザインに仕上がっています。
そんなところが日本建築に通ずるものを感じるのです。

事実、設計した個人住宅を見るとモダンな日本の家のように見えます。


以下はフィンランドで購入したアアルト作品集ですが


表紙のドア握手は、アアルトデザインで有名です。


また、イッタラ社から出ているフラワーベースも知られています。
こちらは、オーロラの波をモチーフにしたものだと
聞いたことがあります。


私も透明のフラワーベースを持っています♪
せっかくなので久しぶりに花でも活けてみようかな。

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火山灰の活用

2009-02-02 13:14:38 | 日々のお仕事
今朝、事務所に着くなり
「家の近くの車の上に、火山灰が積もっていたんですが、何かあったんですか?」
と尋ねるSさん。
浅間山噴火のニュースは知らずに来たらしい。

それでも、Sさんは薩摩っ子だけあって、
火山灰は馴染みの光景らしいです。


「桜島の火山灰が雪のように積もったこともありました。
 そんな時は“降灰袋”という黄色い袋が配布されます。
 火山灰を袋に詰めて、収集車が取りに来てくれました」とのこと。


そうでしたか。結構大変なんですね。(^_^)


************************

さて、火山灰が積もる家というワケではありませんが
火山噴出物を外壁に使用している家があります。

昨年竣工の「南台の家」。
そして、現在着工中の「(仮)いぶき野の家」です。

“シラス”という、2万5千年前の火砕流堆積物。
商品名は「スーパー白州そとん壁」。
扱うメーカーは株式会社高千穂さんです。

名前からして宮崎県にある会社に感じますが、
本社は横浜市のランドマークタワーの中ですので、ご近所です。


天然のセラミック素材であるシラスは
消臭効果、調湿効果があり、
何よりも、いずれは土に還ることのできる自然素材。


火山活動の噴出物の中には、まだまだ知られていない
活用方法があるかも知れませんね。

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小田原交流会

2009-02-01 16:28:04 | 日々の研鑽
昨日は、神奈川県建築士会の活動交流会で、小田原へ行ってきました。

あまり来ることがなかった小田原。
あんなことも、こんなことも、意外と知らなかった小田原♪

交流会で、仕事で来れないF部会長の代わりに活動報告をして来ました。

今年度から、人前で発表する場が増え、
仲間内から、大分度胸がついて場慣れしてきたように
思われているフシあり。(^_^;

このような機会を頂けて、私も徐々に鍛えられています!


ところで、小田原は鈴寅などをはじめ、練り製品が有名ですが、
「小田原おでん」ってご存知でしたか?

私、知らなかったんですよ・・
今回初めて食べました。

おでんは、からしをつけて食べるのが一般的ですが、
小田原おでんは、「梅みそ」をつけて食べるのが通だそうです。


会場に出来たおでんの屋台です。




お腹いっぱいになって、満足して帰路に着きました。

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