29日土曜日の日本フィル横浜定演へ行ってきました。
秋の芸術鑑賞・・今回の演目は、
ヴィヴァルディ:オーボエ協奏曲 ニ短調 RV454
グリーグ:ピアノ協奏曲
サン=サーンス:交響曲第3番《オルガン》
の3本立てです。
指揮は、ハンスイェルク・シェレンベルガーさん、
オーボエ奏者でもいらっしゃいます。
一曲目は、オーボエを演奏しながら、指揮もされました。
ヴィヴァルディってやはりいいですね。四季のイメージが強いですが、
バロック音楽ならではの音、チェンバロと弦楽器にオーボエの音色がかぶさって
心地よい響きでした。
さて、お次はグリーグのピアノ協奏曲で(出だしが有名ですね)、
ピアノは16歳の天才ピアニスト、小林愛実さん。
真赤なドレスに身を包んで登場しました。
まだ、あどけなさの残る笑顔ですが、リストが絶賛したというこのピアノ協奏曲を
全身で奏でる迫力に参ります。
幕間をはさんで、後半はサン=サーンスの交響曲第3番《オルガン》。
パイプオルガンは勿論のこと、ピアノの連弾もオケに加わる壮大な曲でした。
この曲はリストに献呈されたもの・・
グリーグとこちらと、今回の隠れキーワードはリストでしょうか(^_^)
さて、終演後、楽屋出入口でハンスイェルク・シェレンベルガーさんにお会いでき、
周りの皆さんに交じって、サインを頂いてきました。
一曲目のオーボエの音色、とても綺麗でした!