日々是好日～にちにちこれこうにち

ご覧になっている皆さまへ

いつもブログを読んで下さり、ありがとうございます。
直接顔を知っている方も、そうでない方も、
訪問していただき、感謝申し上げます。


来年も、どうぞ宜しくお願いします。
2009年は、浮足立たずに良い意味で地味な活動を
続ける予感がしています。

その状況の幸せをかみしめつつ・・・
皆様のお幸せを、心よりお祈り申し上げます。

揺るぎない幸せな年となりますよう！！

今日は仕事納めの事務所が多いですね。

我が事務所の入るビルも、今日が最後のお仕事となっています。

今夜はお隣さんとの合同忘年会でした。
建築談義が面白く、お食事＆飲み物が進みました。

お陰さまで、良い気分転換になりました。

今年中に図面作成が1件入ったため、
仕事納めはもう数日先となりそうです。

新たな試みである図面の提出が終わり、
やっと落ち着きを取り戻しました。


実は提出前日に、
描き上げたプランに納得できなくなってしまって、
やりなおし始めたものだから、
結局せわしい提出状況に・・。


で、今の感想はというと、

さらに訂正・修正したいと思うようになっているので、
時間がある限りやり続けてしまうのかもしれません。



やり直す前に、自分で採点してみることにしました。
スタンダード化を目指して、研鑽してゆきたいです。

昨日は冬至でしたね。
夕焼けがとても綺麗だったのを覚えています。

これから、日が徐々に長くなるんですね。

日が経つのは早いな～と感じます。

現在、作図・申請手続き・打合せ　の日々を送っているのですが、
自分の時間軸が、段々ズレ始めています。

一周して、一日フル活動になるかも・・

今日、打合せにいらした方が、

このところ予期せぬ困難な状況に巻き込まれ、大変だったことを知りました。


こんな状況であれば、打ち合わせどころではないはず・・

それでも、約束は守りたいというその方の姿勢に、
人柄が表れているようで、尊敬の想いでした。


「話が出来て、気分が明るくなった」と言って下さいましたが、
私の方こそ、明るい気分にさせてもらいました。


人間不信に陥っても不思議でない状況で、
前向きで誠実な姿と、勇気をありがとうございます。

世の中には、稀有で尊敬すべき人がいる。

それは、自分で自分のお尻を叩ける人（笑）



天才というのは、常に努力し続けられる人のことだ。


というようなことを
どこかで聞いたことがありますが、



平平凡凡の（・・より下かもしれない）私から見ると、

雲の上にいるような、メンタリティーの持ち主です。



坦々と、小さなことを努力し続けることって、
実は凄いことです。



普通人は、ドカンと大きな努力を一回だけ行い、
その「やった」という興奮状態から達成感に浸って、
後は怠けてしまい・・継続できない（笑）


凡人は、計画を立てたらそのことに満足して何もやらない（爆）
　　
↑私のことです。自戒を込めて書いてます。




小さな継続的努力には、興奮が伴わないから、
自我エゴにとっては満足＆手柄になりにくい。

だから、挫折していたということでしょうか！？(＾_＾；


「小さな努力を坦々と“継続”し続ける」
これを、今年最後の目標にします！！


しかし、
今年もあと2週間で終わりですね（爆）

京都旅行をした友人から、お土産を頂きました。

宇治抹茶の生チョコ！！

包装には「ちゃこれーと」と書かれています。
はんなり感が京都らしくて素敵。




濃厚だけどサッパリという味で、
あっというまに食べてしまいました。
Ｍさん、ありがとう。

昨日は、外壁モルタル耐震実験を見てきました。

震度７クラスまでの地震を想定し、
どの程度、耐えられるかを見る、実物大の実験です。

ところで、
耐震の要素は二つの考え方があります。

一つが「剛」、もう一つが「柔」です。


「剛」のつくりは、強固なイメージ。
外力に対し、固くてビクともしない力強さ。

そして「柔」のつくりは、柳のようなイメージ。
しなやかに受け止め、粘り強く耐える底力。


実験で使用したモルタル外壁は、
剥離もせずに、最後まで粘り強く耐力を発揮しました。
この粘り強さが「柔」です。
そして、その力が想像以上にあり、強い構造だということ。

また「柔」の材料は、破壊しても補修がし易いメリットがあります。


一方「剛」の強さは、大きな外力がかかった場合、
一気に崩壊するという性質があります。
壊れてしまえば、直すまで、時間と労力がかかってしまうのです。



「柔」の強さを取り入れるには？その能力を最大限発揮させるには？

そこには、秘訣とポイントがあります。
（単にモルタルを使用したということでは、その能力を発揮できないことがあるのです）

その秘訣について、今後さらに掘り下げて行く予定です。

昨日の12月8日は、父方の祖母の命日でした。

この日はお釈迦様が悟りを開いた日と言われ、
成道会（じょうどうえ）と言うそうですね。

何て有り難い日に旅立ったのだろう～と思います（笑）


亡くなってから分かったのですが、
私が幼稚園の頃、愛用していたキャラクターのスプーンとフォークを、
ずっと大切に持ってくれていたのです。

離れて暮らしていても、想ってくれていたんだな～と
じんわり暖かな気持ちになりました。


今、そのスプーンとフォークは
何十年ぶりかに、私の手元に戻ってきました。
当時のままの形で、綺麗に残っています。

こう云うのを見ると、
物って意外と長持ちするものだと感じました。

人は良い意味でも変わりますが、
これから建てる家は、やっぱり普遍的な美しい家にしたいな・・と想いました。

「アイスランドの“金融立国”断念」
「今後は漁業や鉱物資源に基づいた産業や観光などのサービス業を核にしたい」

asahi.comのアイスランドのニュースを見ました。



約10年前、火と氷の国のアイスランドに旅行し、その時は環境立国という印象を抱きました。


冬の暖房の熱源は、ほぼ100％温泉資源を利用。
家庭用には、温泉を利用した温室があり、
トマトなどの野菜を育てて、食べていました。


そのお陰で、空気は最高に澄み渡っており、
遥か遠くの山が、手が届くかのように見えるのです。


漁業も盛んで、ししゃもが有名。
現地滞在の日本人の半数は漁業関係者。


当時の旅行の目当ては、オーロラ及び地の果ての雰囲気を味わいたく（笑）
その期待を裏切らない所でした。


デンマークのコペンハーゲンから飛行機で3時間。
大西洋をひたすら飛ぶのですが、その間、陸地は全然ナシ。
海、海、海の上ばかり。
やっと、向こうに見えてきた陸地がアイスランドで、
絶海の孤島というイメージです。
あ～地の果てに来たんだな、と本気で思いました。


まるで月世界に来たようなクレーター群、
ブルーラグーンの工場地のような温泉施設。
美しいところですが、寂しさも感じる風景でした。
しかしインターネットは発達しています。

何だか地産地消の風景というか、スローライフの形を見せて貰ったんですよ。


アイスランドが経済成長を求めて、金融立国の道を歩んだ先の金融危機。
国家の破産、とか表現されていますが、
方向転換して進むこれからのアイスランドが、
個人的にちょっと気になっています。

今日は構造設計のＮさんと、基礎と架構の打合せ。

まさか５時間連続で、みっちりやることになるとは
思っていませんでした（笑）

構造の話以外にも、沢山のお話で盛り上がってしまいましたね。


Ｎさんが愛用している竹製の「計算尺」を見せて貰いました。

これ一つで、掛け算、割り算に限らず、三角関数やlog計算まで
何でもこなせるそうです。


梁の掛け方をシミュレーションしながら、
応力解析をして、今日の打ち合わせは無事終了しました。

最近肌寒くなり、布団から出るのに少し時間が掛かっています（笑）

この6ヶ月間、自分の仕事やお客様について、
深く深く考える時間を持ってきました。

勿論、一人で考えるのは難しいと判断して、
サポート頂きながらです。


その仕事（行動）は、誰のため？、何のために？

この質問はとても重要で、これからも、
日々思い出してゆきたいと思います。



Ｔさん、Ｈさん、ありがとうございました。
頂いた芽・幼木を、これから、日々たっぷり栄養を与え、
大きな木に育てていきますね。


そして、それが
お客様にとっても、私にとっても、
幸せな木となりますように。