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追分温泉に宿泊

2012-04-27 11:21:22 | 日々の合間に

被災地を訪ねた夜は、

峠の一軒宿、追分温泉に宿泊しました。

 

 

木造校舎のような外観。

 

 

温泉!

 

雰囲気ある佇まい。

 

宿のお食事が美味しい!と前評判を聞いていたのですが、

 

 

その通りでした。豪華で、ボリューム満点!

 

先付、お造り、酢の物、

牡蠣グラタン、ホタテのみそバター焼き、

茶碗蒸し、天ぷら、

釜めし、おそば、

アイスクリーム、

そして、生ワカメのしゃぶしゃぶ。

 

生ワカメのしゃぶしゃぶは、美味でした。

茶色のワカメが、お湯に通すと目の前で鮮やかな緑に変わり、

見た目もきれい。

口に入れると、歯ごたえ良く、うまみが広がりました。

 

三陸のワカメは、やっぱり美味しいですね。(^_^)

 

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石巻の被災地を訪ねて-4

2012-04-26 12:56:00 | 日々の合間に

白浜地区から大室、相川、大指と北川地区の港を訪問しました。

 

こちらは大指漁港の様子。

 

 

港近くの養殖ワカメ工場も見学させていただきました。

一歩ずつ復興が進んでいる姿に励まされます。

 

 

その後、今回案内頂いた地元の方の、

自宅跡も見学させていただきましたが、

 1階の鉄筋コンクリート造の1階を残して、

2~3階の木造部分が全て津波で流されてしまっていました。

 

また、残念だったのは・・

震災後に、こちらの1階屋上に設置されていたソーラーパネルが、

4月初旬の、春の嵐で全て吹き飛んでしまい、

地面に散乱しているパネルを見たとき、、、

 

何とも言えない思いでした。

 

 

東北の方は、何も口に出さなくても、

本当に色々と苦労されている。

その一端を見た気がしました。

 

浜辺には、被災車両が積み上げられていました。

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石巻の被災地を訪ねて-3

2012-04-25 12:39:04 | 日々の合間に

長面地区を後にし、白浜地区へ向かいました。

高台に見えてきたのは、“仮設でない、常設の復興住宅”。

 

ここに来るまで、途中、たくさんのプレハブ仮設住宅を見かけました。

住まいを失った方の多さを改めて感じます。

 

こちらの復興住宅(常設住宅)は、杉板の外壁に、地場産のスレート屋根材。

日本の民家、という感じで素敵です。

 

海を眺められる高台に位置し、

津波がきても安心できる高さにありました。

いい眺めでした。

 

 

昨年秋、神奈川県建築士会の勉強会で、

こちらの復興住宅を計画された工学院大学の

後藤治先生のお話を伺っていました。

 

仮設で無いことの利点

1.その土地から離れずにすむ(コミュニティーが守られる)

2.引き続き地場産業(漁業など)で生計がたてられる

3.地元で造ることができる(地場産業の復興)

4.町並みに合う、その土地の民家の形で造れる(町並みが壊れない)

 

仮設住宅と変わらないコストで建設というコンセプト。

それに、仮設で無いので建物自体が無駄になりません。

 

建物の大きさは約20坪と、都心でも十分参考になる大きさです。

 

もう、大きな家は要らない、と思うのは私だけでしょうか(笑)

(小さくても、住み心地の良い“普通の家”を目指しませんか)

 

続く

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石巻の被災地を訪ねて-2

2012-04-24 13:42:40 | 日々の合間に

石巻市大川地区の大川小学校へ。

バスを降り、初めて被災地に足を踏み入れたのですが、

津波の威力を目の当たりにし、言葉を失いました。




手前には慰霊碑が設置され、建物には鯉のぼりがかかっていました。


 

破断された鉄筋コンクリート造の校舎。

柱は根本から切られ、鉄筋がむき出しになっています。

相当な力が掛かったということが良く分かりました。



 


窓があったと思われる外壁側はどこも突き破られていました。

被災前は素敵な建物だったでしょうね・・。



大川小学校から長面地区へ。

地盤沈下で海水が引けず、重機が入れないことから、

今も、被災の姿を伝えています。



そんな中でも、難を逃れた素敵な蔵に出会いました。


天然スレートでできた破風と屋根。さすがスレートの産地です。

うろこのようで可愛いですね。

破風のスレートが一枚も剥落していないのも凄いです。

壁は、柱間に板落とし込みでしょうか。


無事な建物を見て、ほっとしました。



続く


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石巻の被災地を訪ねて-1

2012-04-23 10:24:54 | 日々の合間に

3.11の震災後、初めて被災地を訪問する機会に恵まれ、

先日、石巻に行ってきました。

 

朝9:50に仙台駅に集合し、

チャーターバスに乗りこんで、石巻へ出発。

 

車内で、視察地の概要説明や、石巻で被災された方のお話を聞きながら

まずは石巻の日和山公園を目指しました。

 

途中、車窓から見た被災地の状態・・

海の近くのこのあたりも、津波が襲ったのでしょう。

しばらくして、日和山公園に向かう坂道を登り始めたのですが、

ある高さ以上になると、街がそっくり綺麗に残っている。

その対比が印象的でした。

 

石巻市内を一望できる、日和山公園に到着。

 

鳥居の先には、旧北上川の河口に掛かる日和大橋が見えました。

この橋をゆうに超えて、津波が襲ったと伺いました。

市街地に目を向ければ、殆どの建物が流されてしまった跡・・

残った建物にエールを送りたくなります。

 

続く

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