1月最後の週末を使って北横岳を登りに行くことにした。嫁は2年ほど前に買ったスノーシューの値札をやっと切ることになった。
この冬最大の寒気がきてる・・・と天気予報は味方をしてくれない中、朝9時前にピラタス蓼科ロープウェイ前の駐車場に着いた。気温は-7℃曇りである。

ロープウェイは10分置きに出ており、往復チケットは1800円で購入出来る。約7分間で山頂駅に到着。

寒い・・特に手が。ストックとカメラを扱うので、手だけは嫁のウェアリングのように着ぶくれするわけにはいかない。山頂駅の目の前は『坪庭』という溶岩で出来た台地となっていて、遊歩道が整備されており登山道に続く。

スノーシュートレッキングというとロープウェイで上がってきたせいもあって、平らな所を景観を楽しみつつ歩く気がしていた。だが登山道に続くらしい・・・この寒くて曇っている中を・・・等と嫁のテンションが下がるような事は言えない。さっそく歩き出すと、予想を裏切った景色が広がる。

・・手が寒い。氷のように冷たい岩を登って手が悴む等とは別次元である。早く歩いて身体を温めたいところだが、あいにくスローペースを乱さない連れがノコノコと歩いているのでそういうワケにはいかない・・

登山道に入ると雪にデコレーションされた木のトンネルが続く。

もう少しノコノコ歩くと・・・『北横岳ヒュッテ。』に着く。本日は満室だそうだ・・・

このコースは初級者向きということだが、中々傾斜がキツい箇所が多い。特に登頂目前では。

だがこれを登れば頂上である。ラストスパートらしく急斜面ながら足が軽い(嫁はそうでもないが)。着いたら一枚羽織ってコーヒーでも沸かして・・・等と思いながらピークに立つと・・・

もの凄い突風である。手に持っているカメラさえ吹き飛ばされそうであった。景色どころではない、というか目なんて開けていられない。このままでは死んでしまうので即撤収に決まっている。コーヒーなんか家で飲めばいいのだ。慌てるようにして下山を開始した。そういや登頂直前ですれ違った人たちも皆慌てて下りていた。意味がよく分かった(笑)
頂上の突風と体感温度が凄まじすぎて、風を受けない辺りまで下りてくると暖かく感じた。そして着ぶくれしてノコノコ歩いてる人がサラリと言った。
『頂上はいつもすごい強風なんだって』
先に言って欲しいものである。嫁の希望でリュックに入れた、頂上で楽しむ用の水・コーヒー粉・カップラーメン・コンロが重く感じてきた。
だが、帰りは楽であり余裕があった。

吹雪くこともなく無事に下山しロープウェイに乗った。

曇っていても十分に景色と登山道は楽しめた。今時期スノーシューかアイゼンは必要だが、往復で三時間はかからないお手軽なトレッキングコースだった。
ただ頂上は経験したこのがないほどの極寒であったが・・・。
この冬最大の寒気がきてる・・・と天気予報は味方をしてくれない中、朝9時前にピラタス蓼科ロープウェイ前の駐車場に着いた。気温は-7℃曇りである。

ロープウェイは10分置きに出ており、往復チケットは1800円で購入出来る。約7分間で山頂駅に到着。

寒い・・特に手が。ストックとカメラを扱うので、手だけは嫁のウェアリングのように着ぶくれするわけにはいかない。山頂駅の目の前は『坪庭』という溶岩で出来た台地となっていて、遊歩道が整備されており登山道に続く。

スノーシュートレッキングというとロープウェイで上がってきたせいもあって、平らな所を景観を楽しみつつ歩く気がしていた。だが登山道に続くらしい・・・この寒くて曇っている中を・・・等と嫁のテンションが下がるような事は言えない。さっそく歩き出すと、予想を裏切った景色が広がる。

・・手が寒い。氷のように冷たい岩を登って手が悴む等とは別次元である。早く歩いて身体を温めたいところだが、あいにくスローペースを乱さない連れがノコノコと歩いているのでそういうワケにはいかない・・

登山道に入ると雪にデコレーションされた木のトンネルが続く。

もう少しノコノコ歩くと・・・『北横岳ヒュッテ。』に着く。本日は満室だそうだ・・・

このコースは初級者向きということだが、中々傾斜がキツい箇所が多い。特に登頂目前では。

だがこれを登れば頂上である。ラストスパートらしく急斜面ながら足が軽い(嫁はそうでもないが)。着いたら一枚羽織ってコーヒーでも沸かして・・・等と思いながらピークに立つと・・・


もの凄い突風である。手に持っているカメラさえ吹き飛ばされそうであった。景色どころではない、というか目なんて開けていられない。このままでは死んでしまうので即撤収に決まっている。コーヒーなんか家で飲めばいいのだ。慌てるようにして下山を開始した。そういや登頂直前ですれ違った人たちも皆慌てて下りていた。意味がよく分かった(笑)
頂上の突風と体感温度が凄まじすぎて、風を受けない辺りまで下りてくると暖かく感じた。そして着ぶくれしてノコノコ歩いてる人がサラリと言った。
『頂上はいつもすごい強風なんだって』
先に言って欲しいものである。嫁の希望でリュックに入れた、頂上で楽しむ用の水・コーヒー粉・カップラーメン・コンロが重く感じてきた。
だが、帰りは楽であり余裕があった。

吹雪くこともなく無事に下山しロープウェイに乗った。

曇っていても十分に景色と登山道は楽しめた。今時期スノーシューかアイゼンは必要だが、往復で三時間はかからないお手軽なトレッキングコースだった。
ただ頂上は経験したこのがないほどの極寒であったが・・・。