goo blog サービス終了のお知らせ 

ボル中

~ボルダリング中毒~

北横岳・スノーシュートレッキング

2011-02-01 16:44:23 | トレッキング
 1月最後の週末を使って北横岳を登りに行くことにした。嫁は2年ほど前に買ったスノーシューの値札をやっと切ることになった。
この冬最大の寒気がきてる・・・と天気予報は味方をしてくれない中、朝9時前にピラタス蓼科ロープウェイ前の駐車場に着いた。気温は-7℃曇りである。


 ロープウェイは10分置きに出ており、往復チケットは1800円で購入出来る。約7分間で山頂駅に到着。


 寒い・・特に手が。ストックとカメラを扱うので、手だけは嫁のウェアリングのように着ぶくれするわけにはいかない。山頂駅の目の前は『坪庭』という溶岩で出来た台地となっていて、遊歩道が整備されており登山道に続く。


 スノーシュートレッキングというとロープウェイで上がってきたせいもあって、平らな所を景観を楽しみつつ歩く気がしていた。だが登山道に続くらしい・・・この寒くて曇っている中を・・・等と嫁のテンションが下がるような事は言えない。さっそく歩き出すと、予想を裏切った景色が広がる。



 ・・手が寒い。氷のように冷たい岩を登って手が悴む等とは別次元である。早く歩いて身体を温めたいところだが、あいにくスローペースを乱さない連れがノコノコと歩いているのでそういうワケにはいかない・・


 登山道に入ると雪にデコレーションされた木のトンネルが続く。



 もう少しノコノコ歩くと・・・『北横岳ヒュッテ。』に着く。本日は満室だそうだ・・・



 このコースは初級者向きということだが、中々傾斜がキツい箇所が多い。特に登頂目前では。



 だがこれを登れば頂上である。ラストスパートらしく急斜面ながら足が軽い(嫁はそうでもないが)。着いたら一枚羽織ってコーヒーでも沸かして・・・等と思いながらピークに立つと・・・

  

 もの凄い突風である。手に持っているカメラさえ吹き飛ばされそうであった。景色どころではない、というか目なんて開けていられない。このままでは死んでしまうので即撤収に決まっている。コーヒーなんか家で飲めばいいのだ。慌てるようにして下山を開始した。そういや登頂直前ですれ違った人たちも皆慌てて下りていた。意味がよく分かった(笑)

 頂上の突風と体感温度が凄まじすぎて、風を受けない辺りまで下りてくると暖かく感じた。そして着ぶくれしてノコノコ歩いてる人がサラリと言った。
頂上はいつもすごい強風なんだって

 先に言って欲しいものである。嫁の希望でリュックに入れた、頂上で楽しむ用の水・コーヒー粉・カップラーメン・コンロが重く感じてきた。

 だが、帰りは楽であり余裕があった。



 吹雪くこともなく無事に下山しロープウェイに乗った。



 曇っていても十分に景色と登山道は楽しめた。今時期スノーシューかアイゼンは必要だが、往復で三時間はかからないお手軽なトレッキングコースだった。

 ただ頂上は経験したこのがないほどの極寒であったが・・・。

 



 




 

飯盛山

2010-12-22 23:10:14 | トレッキング
 小川山に一泊二日で来ると、嫁の意向で必ず1日は周辺の低山トレッキングとなる。出来るだけ早く切り上げ、午後は岩場に・・等とは言えない。先日は飯盛山に登った。

 駐車場は広くトイレも完備。ただ冬期につき閉鎖中であった。

 すぐ近くにはしし岩がある。

 ししの形をしているということであろう。


 駐車場からの素晴らしい景色。 

 頂上まで約一時間であり、景色を楽しめるポイントも頂上付近までほとんどなかったが、代わりに上質?の霜柱が登山道脇を埋め尽くしていた・・長いもので15センチはあったのではないか。


 踏むとサラサラであり、想像していたザクザクした感はなかった。一心不乱に踏み尽くす嫁を視界から外し足を進める。

 間もなく登頂

 頂上に着いたが、この山の上だけ凶悪な雲が居座って離れない。『駐車場と景色変わらないね』等と嫁に言うわけにはいかない。記念撮影だ。ここは記念撮影しかない!
 
 この写真を撮る為に(嫁を柱に乗っける)私がこなした重労働については割愛する。 無論、撮影後の柱から下ろすという重労働についても割愛する。

 この山はいい。登山道が整備され傾斜も弱く歩き易いので、性別年齢問わず楽しめる。そして往復二時間かからないという行程が素晴らしい!11時前に下山出来たのだ。 おかげで午後は岩場に行けたのである。