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ボル中

~ボルダリング中毒~

カモシカから海へ

2011-09-08 22:00:00 | トレッキング
 怪我で登れない時は、今日のような好天が辛い・・・憂さ晴らしにセール中の横浜のカモシカスポーツへ。

 極寒の小川山に付き合って頂くペンギン様の為にシュラフを購入。今年も命懸けトライの横で、快適空間を作り上げてグッスリ寝てくれるだろう。他にも物色し、15%オフを十分堪能した・・・。

 そしてそのままジョギングに移行。 

 〝登れないならせめて走れ〟
である。

 カモシカスポーツから海側へ真っすぐ向かった。



 普段の休みは車で何百キロも走り自然の景色を堪能しているが、都会の景色も悪くない。

 そして海に突き当たる直前に右折し、海沿いの遊歩道に入る。



 走りやすい整備された道が続いている。そしてインターコンチネンタルホテル近くの波打ち際を抜ける。





 手すりに近寄って走ると波の飛沫がかかる。都会と波打ち際を感じとれる不思議な場所だ。

 左手には海、右手にはビルと緑のコントラスト・・・



 中々のシチュエーションである。だが夜は厳しいだろう。何処もかしこも男女が一対となって、そこらじゅうに分布しているからだ。

 万葉の湯を抜け、赤レンガが見えてくる。



 ペンギンは赤レンガ好きだ。何故ならベッド状の座席で、ゴロゴロしながらお茶出来るカフェがある。今あるかは不明だが・・・。

 そして途中で目標地点に決まった大桟橋が見えてきた。



 なんせ日陰がないので、長いこと走っている場合ではない。

 暑い。

 桟橋の木道をひた走り・・・



 先端にゴール。



 桟橋からみなとみらいが青空の下綺麗に映る。



 そしてここからは復路だ。・・体力が残っていないので行きとは打って変わって、大桟橋からカモシカスポーツの駐車場までを頭の中で直線で結び、そのラインを辿って帰った。休憩込みで1時間ちょっとのお手軽ジョギング・・と見せかけて実は気温31度で常時直射日光と、軽く厳しい条件下だった。

 ただ道は整備され走りやすく、トイレも所々にあり困ることはない。自然と都会を感じながらジョギング出来るコースなので、軽くオススメである。

 ただ残念なのは私の目的が、

 『ボルダリング出来ないからせめて走って減量』

 ということだ。 

 まぁ〝ハートランドビール〟と〝いも焼酎もぐら〟を摂取しながらこの文を打っているので無意味だと思うが。


 

 
 

烏尾山

2011-08-07 22:00:00 | トレッキング
 土曜=小川山ボルダリング
 日曜=東丹沢トレッキング(ペンギン希望)

 という週末の予定だった。しかし土曜は昼から大雨。ヴィクターの再登をしただけで涙の撤退・・・雨の前に三日月ハングを落としたM君だけが勝者となった。

 不完全燃焼の為、日曜⇒ボルダリングへと移行・・・等とナメたことは言えない。日曜は5時過ぎに(私が積極的に)ペンギンを起こし東丹沢へ。目指すはペンギンが〝山と高原地図 丹沢編〟を一生懸命見て決めた烏尾山である。


 林道はガタガタで悪かったが、新芽山荘前の駐車場まで車で上がった。そのさらに奥にはキャンプ場もある為、街仕様のマイカーで上がってきている家族連れも多いようだった。

 車を降りると完全に雨上がり状態で、足元はぬかるんでいた。


登山道入り口・標高500数十メートル

 湿った土を歩きながら靴裏をチェック。心配していたはいない。



 標高800メートル位までは湿った土や石を踏みしめながらの急登が続いたが、徐々に歩きやすい道へと変わっていった。木道階段も見られるようになる。


 
 そして登り始めて1時間半ほどで烏尾山山頂へ。





 尾根から西側はスッポリ雲の中、反対側は快晴である。面白い・・

 あっさり登頂しご機嫌なペンギンが地図を広げながら何やら考えている・・・。

 私が携行している2Lのお茶を後先考えずガブガブ飲みながら、さらに進もうと言う。

 行者ヶ岳まで縦走し、政次郎尾根を通って下山するラインを思いついたようだ。


  烏尾山から行者ヶ岳へ

 行者ヶ岳だが、あっさり着いた。特に難所もなく、見晴らしもよくない。なのでロクに休まず政次郎尾根へとすぐに向かった。

 この区間の登山道は少し面白い。


   クサリ場を下降するペンギン


   快適な木道階段

 20分ほどで政次郎頭へ到着。



 そこからは見晴らしが悪く下地が湿った政次郎尾根道がひたすら続いた。休憩スポットがない感じだ。



 無事に下山し、戸沢山荘を確認。だがここで難所が現れる・・・



 林道に沢が出来ている。結構な流量だ。ペンギンはピンチな顔をしている。 ゴアテックスの靴と足カバーをしながら何をオロオロしているのだろうか・・・まずは私が飛び石を利用し渡ってみせた。

 するといきなり闘志が湧いたようだ。

 飛ぶポイントまでノコノコやってきた。『無理』と言いながら思い切ったジャンプを披露した(笑)



 蛭にも変な虫にも出会わず快適な登山だったと車に乗り込み、林道を降りて行くといきなりアブが車内に入って来た。止めて追い払い窓を閉めると、今度は助手席のサイドミラーに蛭がくっついて動き回っているとペンギンが叫ぶ・・・やはりヤツ等はいるようだ。


 その後温泉と食事で帰宅・・・と見せかけて実家近くの森林公園で薄暗くなるまでスラックラインに興じた。

 さすがにクタクタになった・・・。

三ノ塔

2011-07-17 22:00:00 | トレッキング
 土日出勤と決まっていたペンギンが、日曜の出勤がなくなったらしい。

 土曜日は4:30起きで小川山でしこたま遊び、0時に帰宅した私にペンギンは言った。

 『明日山に行こうよ

 明日の予定が決まった瞬間である・・・

 場所は丹沢の三ノ塔を目指すことにした。もちろん軽登山だ。

 さすがに早起きは出来ず家を9時に出発。天気は快晴。当然だが、ペンギンを起こしたのも運転するのももちろん私である。

 丹沢に多少詳しい妹も叩き起して家まで押しかけ、山行の巻き添えとした。

 問題は何処に車を停め、どこから登り始めるかである。

『なるべく車で上がれるとこまで上がりたい』

というペンギンの哲学のもと、菩提峠の駐車場に行きついた。そこは秦野側からヤビツ峠を進み、富士見山荘の所で左折し舗装された道を5分程上がるとある。


      日本武尊足跡入口

 出だしから気持ちの良い登山道だ。12:15に登り始めた。



 道はよく整備されていて、木々の間から下界を臨む事が出来る。



 登っていくにつれて、多少傾斜が上がり景色も臨めなくなる。だが、すぐにこんな場所が現れた。



 山や町並みだけでなく、海まで見える・・・

 これ以上の景色が頂上にはあるのだ、と足を進める。気のせいか曇ってきた。

 二ノ塔の頂上に到着するが、ここからは景色は臨めない。あと500メートルの三ノ塔の頂まで行かないと絶景は拝めないのだ。

 ただ曇ってきている・・・

 急いで三ノ塔を目指す。



 そして頂上到着。



 ガス・・・。周囲の視界は0・・・。

 ただ涼しく快適であることは間違いない。ここはマイナスイオンを浴びるしかない!



 ただ、5分ともたない・・・

 行きに秦野のジャスコで腹ごしらえをした後に、『靴下屋』のセールなぞチェックしなければ晴れている時に登頂していたかもしれない・・・

 だが、三人ともバッチリ靴下を購入したので後悔度0である。

 ここは天気がよければ富士山まで見え、かなりの絶景らしい。

 今回は絶景と引き換えにマイナスイオンをとったということで、下山を開始した。

 山頂のガスにイオン効果があるかは謎だが・・



 アクセスもよく、手軽で絶景・・・ここはリピートしたい。

 次はジャスコに寄らずに。

 
 

烏帽子岳&湯の丸山

2011-06-29 22:00:00 | トレッキング
 今日は八千穂高原ボルダーに行くことにしていたのだが、ペンギンを連れている為午前はトレッキングとなる。烏帽子岳~湯の丸山の日帰りコースを選択した。
 地蔵峠駐車場に8時に到着しすぐ出発。天候は晴れたり曇ったりが続いた。



 8:30から稼働するリフトの下には牛が放牧されている。



 出だしは快適な砂利道と林道が続く。そして傾斜が少しキツくなるぐらい登ると、様々な高山植物が見られる。

 と言っても、山と花にやたら詳しい年配のご夫婦にロックオンされた為、見つけられたのである。本来なら素通りだったことは間違いない。








このガレ場を登れば間もなく烏帽子岳山頂だ。



花の講釈を聞かせていただいている内に頂上に着いた感じだ(笑)。曇ってしまった為絶景は拝めなかったが、我等には高山植物がある。少し休憩して湯の丸山へ出発。もちろん高山植物・教授も出発した。

 距離はないが、烏帽子岳から湯の丸山への縦走は急登が続く。教授ご夫妻は徐々に遅れ見えなくなってしまった・・・。かなりの労を要する為、花どころではないようだ。ペンギンも呪文のようなものを唱えながら登っている。

 自分だけは疲れるワケにはいかない。この後は八千穂高原ボルダーの球形ハング岩で厳しいボルダリングをしなければならないのだ!そしてようやく頂上へ。広い方と、岩がゴツゴツした狭い方と二つ頂上があるようだ。人の少ない狭い方へ。ゴールが見える為、ペンギンはいきなり元気になった。



 11時に湯の丸山頂到着。晴れ間が見えだし視界が大分広がった。尖った頂が烏帽子岳である。


      (湯の丸山頂よりパノラマ)

 ゆっくりしているとボルダリングの時間がなくなるので、11:30頃に下山を開始。リフト近くまで降りてくると、レンゲツツジのシーズン真っ最中だった。



 そしてリフトを使わずに斜面を下りた、中々の斜度である為、ペンギンは下り方にジグザグ走法を採用していた。



 そして放牧されていた牛に接近を試みた。ここでも年配の講師が現れ〝正しい近づき方〟を教えてくれた為、ペンギンは牛との2ショットを果たした。前から近づくのが勝利の秘訣らしい・・



 そしてようやく12:30に駐車場到着。意外にも四時間半のトレッキングは中々のダメージだった・・・
 だが真の目的は八千穂高原でのボルダリングだ。疲れている場合ではない。隣を見れば、ペンギンは目標を達成した清々しい顔だ。

 『どうせ岩場で寝るんだから、今からアンタ運転しなよ』

などと言ってはいけない・・・どうせ岩場では休憩一色のペンギンを助手席に寝かせ、八千穂高原までの50キロの道のりを行かなければならなかった・・・











鍬ノ峰

2011-06-04 22:00:00 | トレッキング
 一泊二日で白馬へ。一日目は小遠見山へ行く予定だったが、リフトが動いていないと前夜に判明。鍬ノ峰に行き先を変更した。旅行での最大の目的は松川ボルダーなので何も問題はない。

 8時にトレッキング開始。我らは下調べ不足の為登山道入り口まで15分ほど歩いてしまったが、入口のすぐ目の前に駐車スペースがあった。

 出だしから中々の急登である。



 展望がある程度開けるまでは30分程登らねばならなかった。


     (岩場を直登するペンギン)






 植物には興味なくても、購入したてのデジタル一眼カメラ『α55』を使うためとあらば話は違う。

 途中に休憩スポットらしき場所はほとんどないが、登りに二時間かからない低山ハイク(標高1623m)である。三脚を背負いながらでも楽勝である。
 ただペンギンはプラティパスのHANDS-FREE HYDRATIONを使用し、こまめに水分補給を行いながら登っていた。大げさなやつである。

 止まったり歩いたりが多かったせいで、1:50程の所要で頂上に到着。
 せまい・・・が、展望はよい。360度見渡せるのだ。


        ( 拡  大  可 )



 梅雨入り中にしては景色も合格点だろう。

 あまり長居せずに下山を開始した。ペンギンの足どりも軽い。



 だが事態が急変した・・・登りの四人組がすれ違いざまに恐ろしいことを言ってのけた。

『そのすぐ下でが横切りました!気を付けてください!』

 深刻そうな顔ぶれだった。出来ればこの人達には遭いたくなかった・・・。『気を付け方』もご教授して下さると助かったのだが。

 口数を増やしながら下山を再開すると、後方から俊敏な中年男性が駆け下りてきた。知らせなければならない。

『この辺で熊が出たそうです』

『出ますよこの辺はアハハハハ』

と駆け下りていった。多分闘って勝ったことがあるに違いない。

 勇者が先行したことにより、我らも安心して無事に下山することが出来た。

 総合評価は☆☆☆★★