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お泊りシノギング ~2022~ の様子 【当日編】

開場と同時にゾロゾロとシノラー達が大挙をなして押し寄せるかと思いきや、三十分おきの電車に上手く分散されるかの如くソロソロとやってきてはチェックインをされていく。何とも平和な受付。

荷物も十人十色。実にきっちりコンパクトにまとめているシノラーもいれば、背中だけでは満足せず、両手にもいっぱい夢と希望を手にするシノラーもあり。

嬉しかったのは、周辺山域をシノギング後に来場された方もチラホラいらした。月尾根周辺は素敵なシノギングルートも多いのでおすすめ。そして、去年に続き遠路はるばる大阪から参加くださったシノラーも。。感無量。

少しずつ、戸建て物件が増え、着実に凌集落が形成されていく。

そうこうしていると、応募者限定の地図読み講習のお時間。

本来は森勝氏も含めた三組に分かれて初日、二日目と講習をする予定だったが、、森勝氏の欠席と、シレっと告白すると我らが柳谷も体調不良のため本イベント参加を辞退しており。。(今はピンピン元気です!)

急遽六人一組の凌クルー編成で、初日の机上講習。

一組の人数が増えたとて、一切手は抜かないよ~。寧ろ宿題マップや他地形図の仕込みを増やし、地図読みの初歩的な所、参加者皆さんの分からない所、より実践的な所などなど、、たっぷり二時間近く話し込んでもらう。

普段のシノギングイベントでは、中々こういう時間が設けられないので、既にシノギング経験者でも色々と再確認出来る点や、気付きとなる点があったのではないか。

その間、凌集落では。。

グループでまった~りや、

孤高に焚火を嗜むシノラーや、

それぞれの別荘を肴に話し込むシノラー等々、

それぞれの時間を満喫されていたとさ。

さてさてここから怒涛の凌ラッシュが始まる。。「もりまさるショー」に代わり、「凌の正直な話~凌とハンモックの歴史~」と題したトークショーを展開。

凌とは切っても切り離せない、ハンモック。我々ブランドとしてのハンモックへのアプローチとその軌跡を振り返りながら、

弊社ハンモック製品の酸いも甘いも、そしてちょっとした使い方の小技も織り交ぜて、ダラダラとお話させていただいた。

そして小休止を挟みつつ、時間も押し気味だったので、順番を入れ替え暗くなる前に、、

ドンっ、とジビエ肉のサービス。私も含めこの群がりよう笑 急がずとも人数分あるよ~

ご提供いただいたN氏、いつもいつもありがとうございます。

 

程よくウスグレとなってきた頃に、、「凌談義」開始。

我々の凌に対する想いをツラツラと。そして参加者からシノラーへと移り変わった方々から、凌シノギングとの出会いや、それぞれの印象をお伺いし、リアルな目線での凌談義を展開。

想いは言葉にして初めて伝わるモノの信じている。

お話いただいたシノラー皆さん、ありがとうございます。。

 

終わるころにはすっかりヨヒヤミ。。

食事、晩酌を交えて静かな交流のお時間~

皆さん、ジビエ肉も美味しくいただけているようで何より。

消灯までそれぞれの集落で、静かな時間が流れていく。。

 

明くる朝。。

 

辺りも頭もモヤモヤ~の状態でモゾモゾと目を覚ます。

残念ながら雪とはならなかったが。。最低気温は-0.5℃。何より湿度が酷く95%前後を推移しており、ある意味お泊りシノギング史上最悪の夜越えとなったであろう。湿度からくる結露等に悩まされた方も多かったよう。得てして皆さん良いシノギングになったのではなかろうか。シメシメ...

この素敵な凌集落に、朝が来る。

トンカントンカン、朝支度の音が賑わいだす。

そんな中でも大爆睡されるシノラーもあり笑 恐るべしハンモックビビィフルクローズ。。

日も上がり、あたたかな陽気になりだす頃、凌いで候う粗品の進呈へ。

まずは、妖艶なレースカーテンが如くトンネル式のタープ蚊帳を纏い、ついつい覗きたくなるような出で立ちに我々も首ったけ。。(チラッと左に見える魅惑のハンモックがそれ。まるで盗撮みたいですみません。。)

O氏、おめでとうございます!

次いで、ご夫婦で参加。絶妙にタープを張り巡らせ、ハンモックは別々だがその空間にご家庭の雰囲気が存分に溢れていた。実はハンモック泊も初めての。。

Kご夫妻(代表奥様)、おめでとうございます!!

最後に、凌集落を見渡せる端の端スポットにて、タープレスのハンモックビビィで星空とそれぞれの別荘延いては梁川の灯を堪能。節々に凌愁を発して孤高の時間を凌がれていた。。

U氏、おめでとうございます!!!

これにて全体の催しは終了。後は自由解散にて各々のお時間を堪能してもらう。

おっと、忘れてはいけない。地図読み講習の二日目実地編。

初日最後にこの周辺の山域からルートを選定。お助け紐の実践をしてみたい。という要望も受け、少し意地悪な渓に一度下りて登り返す箇所を織り交ぜる。最初は優雅に地図読みをこなすも。。

その怒涛の渓へ下る急尾根で少し難儀してもらう。

結局お助け紐無しで行けてしまうのだが、厭らしい箇所が続く。

渓へ下りきると、いくつかの支流と支尾根が交差していた。ここで乗る尾根をしっかり見極めてもらう。(この時入念にチェックを入れていたシノラーI氏。。彼は正しかった。。)

先頭の判断に身を任せ選んだ尾根を進む。

後の流れはお察しいただきたし。

結局登った先は、先ほど分岐して下ってきた本流尾根の少し先。乗る尾根を間違えたわけで。気付かなかった私も猛省しつつ、渓からのルート選定の難しさ慎重さと、間違えた先での地図読みによる新たな楽しみ方、それらを実際に体験いただくことが出来たかな(と、ポジティブに進行笑)

二時間という制限時間あり。潔く本流尾根をタドリ、ピストンで戻る事に。これもまたシノギング。

奇しくも、先の渓に下りる分岐点でお助け紐の実践がゆっくりできる余裕も出来たとさ。

思いがけない凌ぎを堪能してもらった地図読み講習参加シノラーによる、決して笑ってはいけない奴。

実地講習から戻ると、既に解散にて閑散となり始めている集落。。

今年もこの時間がやってきてしまったか...一人、また一人と、シノラーの後姿を見送る。

いつもいつもありがとうのシノラーさんから、初めましてのシノラーさんまで。このお泊りシノギングを糧に我々も一年を歩んでおり、参加者の方々もそのように言っていただけ感謝。

そして、いつもの十二月の月尾根自然の森が姿を現す。

さて我々も帰り支度をするか。

そこから急激にウスグレとなる冬時。沈む夕暮れがまたノスタルジーに拍車をかける。

今年も色々あった。寧ろあり過ぎた笑

ただ皆さんのお陰でお泊りシノギングイベントとして、走り切る事が出来た。至高の時間をありがとう。また同じ月を見られるように。

欠席者を添えた、決して笑ってはいけない記念写真にて。おわり

 

ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございます。

”いつも通り”の儚さを私的に痛感させられたお泊りシノギング、ある意味とても貴重で有意義な時間と相成りました。

皆さんは如何だったでしょうか??

またどこかのシノギングでお会いできるのを楽しみにしております。

 

そして、毎度このイベントをご理解いただき、貸し切りにて場をご提供いただいている、月尾根自然の森管理人の杉本さん、ありがとうございます。

 

それでは皆さん、良いお凌を。

 

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