四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
EXPED SCOUT TARP EXTREME
それはただの長方形のタープである。
なあんだ、普通のタープね、はいはい。
・・・とすまされそうだがそうでもない。
このタープはアイデア次第でいろいろな使い方ができるのだ。
シンプルな形状であるからこそできることである。
①王道、トレッキングポールを使ったA型
再帰反射のガイラインを使っているので、夜でもバイ~ンとなりにくい。
ガイラインにはメッシュのポケットが通してあって纏めたガイラインを収納できる。
更に、本体の四隅にポケットがあってポケットに入れたガイラインを収納できる。
ガイラインが絡み合って一苦労なんてことにはならないのだ。
②こちらも王道、立木を利用したA型
予備の細引きがあれば簡単に設営できる。
③ちょっと応用、トレッキングポールを使った変形A型
トレッキングポールをタープの中に立てることで壁が作れて、風や人の目、獣の目を遮ることができる。
雨や風が強いときにはポールを低くしてタープと地面の隙間を狭くすればいい。
④ハンモックの上に張るA型
ハンモックで寝るときにタープを使えば夜露・雨風を防ぐことができる。
左右の傾斜を変えることで簡単に視界の調節ができる。
⑤地味だけど利用価値が高い、A型の半分
A型に張ったタープの半身を翻した張り方。
風の強いときの休憩などに有効で視界も確保できて開放感もある。
サイズ:3.5m×2.9m、本体重量:0.8kg
大人二人が余裕で寝られるスペースがあり、ザックなどの装備もタープの下に収まる。
収納袋は本体に縫い付けてあるので紛失の心配がない。
必要最低限のペグとガイラインが付属している。
星空のきれいな季節だ。
タープで星空を見ながら眠るなんて最高ではないか!
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