四季の山を歩き、思い、創造する。
凌 手記
7月21日の「暑さを凌ぐ」の様子
こう毎日暑くてはやってられない。樹林帯に潜んでいれば少しはましなのかもしれないが、高尾周辺の山に行っても街中と同じように暑いので本当に熱中症で倒れてしまいそうな危険を感じる。
そんな暑さを凌ぐには沢で足腰を冷やしながら歩くのが一番ということで、我々シノラーは小仏行きのバスを途中下車して沢を目指す。
舗装路はジリジリ、草むらはモサモサ。森勝氏はアジアの代表的なあの形のあれで凌いでいる。
林道に入ってほんのひと歩きで沢の入り口。沢に降りるとひんやりした空気が気持ちいい。
さっそく足を水につけてみる。うーん、気持ちいい!こんなに暑い日が続いても沢の水はちゃんと冷たいのだ。木の枝の杖を手にしてやる気満々のシノラー達。
バシャバシャと沢を溯る。流れに逆らって歩けばいいので迷う心配もない。
うん?みんなどこに消えた?
・・・と思ったら、お助け紐講習のためにシノラー達は崖の上。
低山にありがちな突然現れるちょっとした崖。そんな場所もお助け紐を使えば安全に凌ぐことができる。こういうことを体験しておくことも大事。
膝くらいまでの水深が続く 沢は適度に開けている。見上げると高いところに木の枝が張り出して、木漏れ日と光に透ける葉っぱが実に気持ちいい。
名勝「ゴルジュ裏高尾」をぞろぞろ通過。
そして現れた腰を越える深さの水に大興奮。
ここまで濡れてしまえば吹っ切れるでしょ。
吹っ切れ過ぎて前に後ろに不自然にコケるシノラー。
腰を超える深さの小ゴルジュの先が今回一番の凌ぎ処。
流れの中は胸までの深さ。右側を巻けるが岩の濡れたところは滑るので気を付けよう。
深場の次は滑り台。大事な杖を流してしまいキャーキャーいいながら通過。
どやっ!
水と緑のコントラストに心癒される。
景信山へと続く木橋が今日のゴール。
すぐ先の堰堤付近で長いお昼休憩。
帰りは沢に沿った林道歩き。水に浸からないとやっぱり暑い・・・。最後に沢に降りて足を冷やす。
ついでにAXESQUINおすすめ商品の紹介。・・・その触り方(笑)
参加者の皆さんありがとうございました。暑さを凌いでもらえたでしょうか?
夏の間は身近な沢で暑さを凌いでみてください。
それでは最後に、決して笑ってはいけないやつ。
それではまた!