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MOUNTAIN EQUIPMENT訪問記

MOUNTAIN EQUIPMENTの正規代理店が招かれミーティングが行われた。
いつもならばマンチェスターのダウンタウンに残るレンガ造りの古い倉庫を利用したカフェで行われるこのミーティング。
今回は北ウェールズのスノウドニア国立公園にあるPLAS Y BRENINというマウンテンセンターで行われた。
これはラッキーだ!
いやいや仕事です、真剣です、はい。

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マンチェスターから車を飛ばして約2時間、マウンテンセンターに到着。
ここでは英語の他にウェールズ語が公用語として使われている。
だからウェールズに入った途端に標識には英語とウェールズ語が併記される。
マウンテンセンターの'PLAS Y BRENIN'もウェールズ語だ。
けど、意味を聞き忘れた。
ウェールズ語は全く読める気がしない。
イングランド出身のデザイナー、サムに聞いても「読めないねー」だってさ。

マウンテンセンターは湖越しにスノウドンを見渡せるうっとりするような場所にある。
スノウドンはウェールズの最高峰、とはいえ標高はたったの1085mというから丹沢の鍋割山とほぼ同じ。
とても1000mちょっとの山とは思えない堂々とした山容はさすがである。
スノウドンも鍋割山も素晴らしい!「山高きが故に貴からず・・・」なのだ。
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PLAS Y BRENINは自然に囲まれたマウンテンセンターで、専属のインストラクターによってマウンテンスポーツやウォータスポーツの本格的な指導が受けられる。

MOUNTAIN EQUIPMENTはこのセンターにウェアを提供しているので、センター内はMOUNTAIN EQUIPMENTがうろうろしている。
今年で10年の付き合いになるそうだ。

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このセンターは宿泊施設を兼ねており、我々が泊まるのは石積みの土台の橋を渡った先、歩いて10分ほどの離れ。
ブレックファストやディナーにはこの橋を渡ってメインビルディングに向かうのだ。
ディナーの後はほろ酔い気分で夕闇を部屋へと帰る。
なんだか幸せだ。
いやいや仕事だから!ほんとに。
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この時期イギリスではブルーベルがきれいに咲いている。
群生しているところはまるで絨毯のようで、朝露に濡れてぼんやり浮いて見える感じはちょっと幻想的。
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ミーティングでは皆真剣に、見て、聞いて、意見を交わす。
短く区切られたスケジュールで集中してミーティングが終わると羽伸ばしのアクティビティタイム。
ハイキング、カヤック、ジップライン、ボルダリングとどれも魅力的だ。
一番人気はジップラインだが私は高所に恐怖するのでボルダリングにした。
ボルダリングの高さも十分恐怖の対象なんですけどね・・・。
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センターから車で5分ほどの道ばたに素敵なボルダーがある。
羊の放牧地でもあるので至る所に羊の落し物がある。
知らず知らずのうちにマットの下にしてしまうので、まさに Oh, Shit ! となるわけだ。
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それにしてもたまたまやって来た俺などがこんな景色の中でボルダリングができるなんて、うれしいやら、もったいないやら、申し訳ないやら、である。
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めまぐるしくも楽しい時間はあっという間に過ぎるものだ。
12時間という長フライトを終え、帰国する人と入国する人が眠そうに入り混じり列を作る。
機内に流れるThe Style CouncilのBGMがテンポよく乗客をボーディングブリッジに送り出す。
ブリッジに一歩足を踏み出すとBGMも消えて突然の千葉県だけど、イギリスの余韻を楽しむようにNew Orderでも聞きながら帰ろうか。




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