師匠の不思議な日常

天の語らい地の学び 香る神々との対話 天界、龍神界の物忌み(巫女)師匠こと天卜占と弟子で審神者(さにわ)である臣の日々

長所なのか、それとも才能か?

2006年04月18日 | のさっちょる

或る意味、のさっちょる話です。

私の母は、数年前に食事がとれなくなり、体調不良を訴えて近所の病院では診断特定
に至らず、紹介されて大きな病院でやっと診断がつき難病の認定を受けました。
んがー 入院当初は検査漬けの日々。

で、食事がとれないまま検査入院していましたら、ついに病棟の廊下、
しかもナースステーションの前で倒れまして、倒れ方が悪くて顎の骨を骨折。
その後、病名が確定し、難病疾患ということになり、投薬治療開始。
そうこうしているうちに3か月たったから退院して自宅療養に切り替えて減薬に入り、
ステロイドアタック(副作用)で再び、今度は自宅で背骨を圧迫骨折。
再度、大学病院(あ。病院名・・・。)に入院することになりました。

そして、本題。(前書きが長い。(;^ω^))

背骨骨折で近所の整形外科に転院してたときの同室の患者さんから言われた一言。

「それは大変でしたね。しかし、ご家族の方たちも、奥さんも明るいですねえ。(笑)」
ほぼ、毎日母の顔を見に行かないと落ち着かない父は、看護士さん相手にも
冗談を飛ばすし、私もげらげら母と笑うような親子なのです。

でもね、人間って不思議なものでね。
ある程度いっちゃうとね、ポーンって物凄いマイナスがプラスに転じて
しまうものなのですよ。

その後、父も心臓疾患でついに倒れて世間的にはかなり危うい状態の時もね、
親戚が私たち母子が泣き暮らしているんじゃないか、って心配していたのですが、
ところがどっこい、応援に県外から帰ってきた兄嫁と姪っこの接待もかねて三人で、
ケーキ屋さんの翌日の売り出しに何時に出るかとか、
やはり限定品を朝一から買いに出かけるかと、画策していたり・・・。(爆笑)

両親が病気になるには、それなりの理由があったことは、十分わかっています。
そして、おかげさまで今日も両親は元気に過ごさせていただいています。

母の同室の人が思うのも当然なのかもしれませんが、うちの両親も、
そしてそんな両親を見て育った私も病気慣れしているんですね。
「また、やっちまったかい。(;^ω^)」
みたいな。(笑)
もうね、聞いたことない病名がつくことなんかしょっちゅうでね。
あげく担当の先生に、
「先生、私は重症じゃないですよ、これ私の診察票じゃないですよ。」
と、他の科に行く前に(病気のかけもち・爆)自分の診察票に重症の文字を
発見したため、それを持って戻ってきたり。
この時も、担当医から
「あんたを重症と言わんで、誰を重症と言うんかい。(ためいき)」
「あぁ、そうか。そうかもしれませんね。(けろり)」と、私。

運命、性格、環境。そのすべてが合わさって人間ができるのだと思うのですが、
それ以上に誕生以前も、以後も、
「あ、それ、やってみよう。できるわ。」
って、瞬時に選択をしているのですね。
たぶん、うちの家族はポジティブな精神の持ち主なのではなく
ただの、のー天気な発想の持ち主が集まった集団なのだと思います。(笑)
一瞬、「ぴーんちっ(>_<)」
でも、次の瞬間は、
「まあ、なんとかなるだろ(^^;」
そんな繰り返しです。障害を持って生まれた時からそんな感じでいないと
やっていけなかったと思います。
そして見方を少し変えれば、不幸せに見える事象や現象が、幸せに感じられるように
なれます。
気がつけばそれだけで、誰でも幸せになれます。
「自分は幸せなのだ。」
そう思うだけで人は幸せでいられます。
ほんの少し自分を大事に思って、自分に気を使ってみてください。
幸せの扉の鍵は最初から自分の中に在るのです。
すべてに感謝。

 

あなたの日々が光に満ちたものでありますように。
天卜占

追記 1
字句を一部加筆しました。
記事は掲載時のものです。
  
追記 2
加筆、訂正しました。


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