徳川四天王の一人、榊原康政が初代藩主となった館林城を訪ねました。館林といえばツツジの名所として知られ、5月の連休には大変賑わいます。また現皇后の実家・正田家があり、日本初の女性宇宙飛行士・向井千秋の出身地でもあります。
私はツツジの時季に3、4回館林に来ていますが、電車で来るのは初めて、つつじが岡公園は町の中心からやや離れているので、城下町を歩くのも初めてです。
東武伊勢崎線の館林駅です。JRは通っていません。
館林駅の古い駅舎。新駅舎は旧駅のデザインを多少引き継いでいます。
駅前は城下町の西端になっていて、歴史の小径を歩き、城下町を散策します。
江戸時代には造り酒屋だった分福酒造の店舗。今は毛塚記念館となっています。
武鷹館。旧中級藩士の武家屋敷です。
武鷹館の長屋門
歴史の小径沿いの長屋門。武鷹館のものより大きいです。
旧二業見番組合事務所。いい建物です。昔はずいぶん賑やかだったのでしょうね。
田中正造記念館。田中正造は館林の雲龍寺を拠点として足尾銅山鉱毒裁判を闘いました。そのため館林市内に記念館が造られました。
館林城の主要部分は市役所、文化会館、図書館、科学館などが建っています。
再建された土塀
土橋門
城跡地に建つ館林市役所
向井千秋記念こども科学館
田山花袋記念館
旧上毛モスリン事務所
ぐんま絹遺産に指定されている歴史建築物です。
田山花袋像
田山花袋旧居
江戸末期、最後の館林藩主・秋元家の別邸
明治期の秋元家当主・秋元春朝の像。投網漁が好きだったようです。
八幡宮。このあたりは八幡郭といわれました。
本丸土塁
城の南側を流れ城沼に注ぐ鶴生田川のふれあい橋
鶴生田川
二の丸橋
館林藩は初代藩主・榊原康政のときは10万石です。
先日、綱淵謙錠著「徳川家臣団~組織を支えたブレーンたち」(講談社文庫)という古い文庫本を見つけました。計18人の徳川の家臣について書かれた短篇集ですが、その筆頭は榊原康政です。各武将についてコンパクトに書かれていて人物事典として使えそうです。2番手は酒井忠次、3番は本多忠勝、4番手は井伊直政、以上徳川四天王です。以下、大久保忠世、本多正信、大久保忠隣、本田正純、板倉勝重、鳥居元忠、林羅山、天海、土井利勝、石川数正、大久保彦左衛門、板倉重宗、酒井忠勝、松平信綱です。
この本には続編もあって「続徳川家臣団」には酒井忠清、堀田正俊、柳沢吉保、新井白石、大岡忠光、田沼意次、松平定信、水野忠邦、鳥居耀蔵、阿部正弘、安藤信正、松平容保、勝海舟など江戸幕府中期・後期の家臣団が書かれています。
館林城はあまり遺構を残してはいませんが、味わい深い城下町です。
高齢者の地方移住計画が話題になっていますが、私は東北や北海道はいやだが、館林あたりなら東京へも遠くはないし、選択肢の一つかなとは思いました。
私はツツジの時季に3、4回館林に来ていますが、電車で来るのは初めて、つつじが岡公園は町の中心からやや離れているので、城下町を歩くのも初めてです。
東武伊勢崎線の館林駅です。JRは通っていません。
館林駅の古い駅舎。新駅舎は旧駅のデザインを多少引き継いでいます。
駅前は城下町の西端になっていて、歴史の小径を歩き、城下町を散策します。
江戸時代には造り酒屋だった分福酒造の店舗。今は毛塚記念館となっています。
武鷹館。旧中級藩士の武家屋敷です。
武鷹館の長屋門
歴史の小径沿いの長屋門。武鷹館のものより大きいです。
旧二業見番組合事務所。いい建物です。昔はずいぶん賑やかだったのでしょうね。
田中正造記念館。田中正造は館林の雲龍寺を拠点として足尾銅山鉱毒裁判を闘いました。そのため館林市内に記念館が造られました。
館林城の主要部分は市役所、文化会館、図書館、科学館などが建っています。
再建された土塀
土橋門
城跡地に建つ館林市役所
向井千秋記念こども科学館
田山花袋記念館
旧上毛モスリン事務所
ぐんま絹遺産に指定されている歴史建築物です。
田山花袋像
田山花袋旧居
江戸末期、最後の館林藩主・秋元家の別邸
明治期の秋元家当主・秋元春朝の像。投網漁が好きだったようです。
八幡宮。このあたりは八幡郭といわれました。
本丸土塁
城の南側を流れ城沼に注ぐ鶴生田川のふれあい橋
鶴生田川
二の丸橋
館林藩は初代藩主・榊原康政のときは10万石です。
先日、綱淵謙錠著「徳川家臣団~組織を支えたブレーンたち」(講談社文庫)という古い文庫本を見つけました。計18人の徳川の家臣について書かれた短篇集ですが、その筆頭は榊原康政です。各武将についてコンパクトに書かれていて人物事典として使えそうです。2番手は酒井忠次、3番は本多忠勝、4番手は井伊直政、以上徳川四天王です。以下、大久保忠世、本多正信、大久保忠隣、本田正純、板倉勝重、鳥居元忠、林羅山、天海、土井利勝、石川数正、大久保彦左衛門、板倉重宗、酒井忠勝、松平信綱です。
この本には続編もあって「続徳川家臣団」には酒井忠清、堀田正俊、柳沢吉保、新井白石、大岡忠光、田沼意次、松平定信、水野忠邦、鳥居耀蔵、阿部正弘、安藤信正、松平容保、勝海舟など江戸幕府中期・後期の家臣団が書かれています。
館林城はあまり遺構を残してはいませんが、味わい深い城下町です。
高齢者の地方移住計画が話題になっていますが、私は東北や北海道はいやだが、館林あたりなら東京へも遠くはないし、選択肢の一つかなとは思いました。
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