日本の名城・古城 城撮り物語

全国各地の名城・古城の現況を写真でレポートします。

前橋城の巻 利根川河畔、現在は群馬県庁の超高層庁舎が建ち、一部土塁が残る

2016-03-04 14:44:16 | 群馬
前橋城は今年の大河ドラマでも数回登場し、もとは厩橋城といいます。はじめに長野氏が築城し、北条氏の支配となり、その後一時織田家の滝川一益が入城したが、再び北条の城となります。北条氏滅亡後は徳川の城となり、幕府体制成立後は譜代大名の城として続きました。利根川の河畔に位置するために川の氾濫によってたびたび被害を受けています。現在は群馬県庁、県議会、県警本部、グリーンドーム前橋(競輪施設)などが建ち、一帯は官庁、オフィス街、運動公園となっています。

利根川の鉄橋から群馬県庁の新庁舎が見えます。新庁舎は32階建て。道府県庁舎としては一番高いそうです。

両毛線・前橋駅。前橋駅は利根川の東岸、上越線・新前橋駅は利根川の西岸にあります。

前橋駅前。県庁所在地の駅前としてはやや寂しい。

駅前大通りのケヤキ並木




前橋城車橋門跡


群馬会館。以前の公会堂です。

群馬県庁

群馬県庁昭和庁舎。1928年(昭和3年)に建築、設計は佐藤功一、大隈講堂、日比谷公会堂を設計した建築家です。




県警本部前にわずかに残る土塁。前橋城は幕末に最新式城郭として再築されました。



土塁の上に前橋城址の碑があります。


県警本部周辺の土塁

県庁新庁舎


昭和庁舎


正面玄関



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