日本の名城・古城 城撮り物語

全国各地の名城・古城の現況を写真でレポートします。

岩櫃城の巻 武田勝頼が最後に頼ろうとした真田氏の山城

2015-09-03 17:45:28 | 群馬
秋の長雨が続いていますが、晴れ間の一日、上州・真田の岩櫃城を訪ねました。岩櫃城は甲斐の岩殿城、駿河の久能城とならび武田の三名城と言われた名城です。武田の末期、武田勝頼は織田・徳川軍に攻め入られ、新府城を脱出。真田昌幸は岩櫃城へ勝頼を迎え入れ武田の再起を図ろうとしましたが、勝頼は甲州の天目山で自刃し、岩櫃へ落ち延びることはできませんでした。勝頼を迎えるためにつくられた潜竜院の御殿の跡が残っています。


岩櫃城跡にいくには群馬原町駅で下車。駅から城山の駐車場までは徒歩で30分ほどです。


城郭風の岩櫃城温泉

城山の麓の善導寺

岩櫃城への番匠坂

番匠坂を進んだのですが夏草が茂っていて道がわかりません。途中で車道へ引き返しました。

車道をいくと2倍くらい遠回りです。

岩櫃山登山口の駐車場

登山口の休憩所


岩櫃山登山口。岩淵山の中腹に岩櫃城があります。



中城跡



二の丸跡


本丸跡が見えてきます。

本丸付近からの眺望。今はたくさん木が茂っていますが、往時は城山下の真田街道、吾妻川を見渡せたと思います。

堅堀

本丸の東屋



岩櫃城址の碑。登山口からは徒歩15~20分ほどです。

櫓台

北桝形虎口

山頂への道。山頂の標高802m

一の木戸跡

登山口へ戻りました。登山口の標高は511m

岩櫃神社・天狗丸への道


岩櫃神社


山をくだって岩櫃城温泉で一風呂浴びました。入浴料は400円、銭湯並みです。人口が少なく観光客も少ないので入浴客は一桁でした。


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