オーディオスペースコア

福井にあるオーディオスペースコアというショップです。
ちょっと拘ったオーディオを楽しんでみませんか?

ドイツ製コプラーレインシュレーター試聴

2008-09-08 15:57:04 | Weblog
今日は、ドイツ製コプラーレ社の「コーラルリフター」というインシュレーターを試聴しました。

試聴環境は、ベースに同社のオーラルボード(クォーツサンド)、パワーアンプFMアコースティック社FM411の足元でテスト。



通常は5点支持ですが、4点支持にして比較試聴してみました。
比較用リファレンスインシュレーターはオーディオリプラス社OPT-100HG-FLAT SS/HRという、HR石英のスーパーサーフェイスモデル。

価格はコプラーレが4個で147000円、リプラスが4個で88200円です。

コプラーレの方は、音作りが上手で有機的なサウンドです。
どちらかというと、中低域にエネルギーや解像度がありリアルな表現ですが、倍音の伸びは相対的に少ないようです。
また、若干中域に張り出し感がありますが、全体的に聴かせる為の音調と感じます。

一方、リプラスの方は、やはりHR石英にしかない倍音の伸びや解像度は圧倒的でした。音の消え際の流れが手に取るように分かりますね。
トランジェントが飛躍的に速いのが良く分かります。位相もピタリと揃ってます。
これは聴かせ上手なのではなく、潜在能力を引き出しているといったサウンドですね。

当店では色んなインシュレーターを比較試聴していますが、老舗のリプラスを簡単に超えられるインシュレーターは未だに無く、改めてHR石英の素晴らしさに驚かされました。

最後に、コプラーレの下にリプラスを重ねて試聴。
こちらは、一見程よくお互い尊重し合ってるように感じましたが、若干つながりが悪く、ピークとディップが目立つように思いました。

コプラーレも、当店ではオーディオラック、またはボードとしてリファレンス使用してますが、他社に比べて圧倒的な音楽性と性能を誇ります。
コプラーレとリプラスのコラボレートが今回素晴らしい音楽性を得ていると改めて実感できました。


内部の様子。↓
色んな素材を使用してピークやディップを排除しているのでしょう。
形状や質量、縦横比率など、隠れたノウハウを感じる作りですね。



レア中古FM711納品

2008-09-06 12:47:20 | Weblog
昨日、スイスFMアコースティックのFM711パワーアンプの中古品を納品してきました。
新品価格は¥7,245,000ですが、中古なのでかなりお買い得なプライスでした。
とは言っても、絶対金額は大きいのでかなりの高額ですが…。(^_^;)

下取りで、FM411を引き上げてきましたが、こちらもあっさり売約済。m(__)m
どちらも超美品。(*^_^*)

FMアコースティックは、いよいよ本物のアンプメーカーとなってきましたね。

(ちなみにお隣はFM811です。今や受注品で一千万円超えです。(@_@))



あの電源タップがいよいよ終了~

2008-09-02 14:24:52 | Weblog
オーディオリプラス社のハイエンド電源タップTrianglePower6ですが、部材の供給不能の為、惜しくも生産が完了してしまいます。
海外でも圧倒的な評価を得た製品です。
他の高級電源タップが全て鈍って聴こえるくらい、音が立ってるんです。
音楽に躍動があって、ノリがあるんです。

100台限定でしたが、最終ロットのこの個体はナンバー082。
82台目です。在庫で入荷しました。
もう最後です。(^_^;)

狙っていた方はお早めにご連絡くださいませ。

決算セール!

2008-09-01 19:26:48 | Weblog
9/5金曜日から9/20土曜日まで、決算セールを開催します。(^^)v

展示品をリフレッシュするために、お安くいたします。
もちろん、ロングセラーで選りすぐりの製品ばかりなので安心してご購入いただけます。


売約済の場合は予めご了承ください。
(スイス、アンサンブル社DirondoPlayer現行品、売約済です。)
もちろん素晴らしい製品なので決算後に再展示いたします。

では皆さん、コレをチャンスにオーディオライフを楽しみませんか?
是非、ご来店をお待ちしております。m(__)m

エソテリックハイエンド機器導入

2008-09-01 10:09:28 | Weblog
当方のコンセプトとして、「発売時にいいと思ってもすぐには展示しない!」といったポリシーを持ってます。
オーディオ機器のほとんどが技術の進化はなく「熟成」していかないといけないと思っている。商品の本物を見分けるには、どんなに素晴らしい耳の持ち主でも時間をかけて品選びすべきだと。
そして、本物は自然と世の中で認められ不動のものとなっていく。
だから、必然的に慌てて売る必要も買う必要もなく、ロングセラーとなるのです。

もちろんそれは、発売元のメーカーがそれを理解してないと駄目なのですが、最近はそれに気がつき、本物も増えてきているように思える。

その中の一つ。

エソテリック社のVRDS-NEOのメカを搭載したP-03。
P-01やP-05ではなく、P-03。
今更の導入です。
何故なら、P-01は金額と音質のバランスが良くない。要するにCPが悪い。
P-05はVRDSと言っていいのか?、???なのである。
VRDS-NEO VMK-5という型式だが、内部を観察すると…
これ以上はコメントは問題になりそうなので控えます。

P-03はP-01のメカをコストダウンしたものの、熟成させた部分もあって、非常に音質のバランスがいい。
P-05のメカは論外。



次は、C-03プリアンプです。

コレは、エソテリック初のプリアンプで、前回試聴したプロトタイプは駄目でした。
その後、量産モデルで少し改良を施したらしく、トランジェントが良くなっていて音のバランスが格段に良くなってます。
正直、C-03は価格が80万で、他社の同価格帯のものなど日頃試聴しまくってますが、認めるものがなく、バランスの良さではこのC-03は素晴らしいと思います。
ただ、芸術性はありませんが…。(^_^;)

でも音を作っていく楽しさを考えたらバランスの良いC-03を導入して色々料理するときっと素晴らしい世界が開けるかも知れません。

C-03は発売時とほぼ同時に展示しちゃいましたが、チョット訳ありもあって…。
例外もありますのであしからず。(^_^;)

狭いお店ですが、ディナウディオのサファイアでシステムを1つ組んでみました。
セッティングはこれからですし、条件的に厳しい環境ですが、いつでも試聴できます。
是非、ご来店お待ちしてます(^^)v