笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

1回戦敗退

2009-08-22 22:47:28 | Weblog
 少年団大会が終わった。結果は、1回戦敗退。1セット目、10連続失点、2セット目も7連続失点という内容で相手のサーブで崩され、返すのが精一杯で、本来ならうちがやりたかった試合のリズムを相手にされてしまい、主導権を握られたまま、相手の思うようにやられてしまった。
 
 試合後、ウエストのS監督と話す機会があった。一人ひとりは伸びてきているけれどもチームとして機能していないことを指摘された。例えば、ブロックカバーに入っている子と入っていない子がいるなどだった。チームとしての約束事、ボールを触らない残り5人がいかに動くか、次の準備をするか、カバーをするかが徹底していないことだと思う。いわゆるカバー力がチームの中に浸透していない。それは、ふだんの練習から指摘をしていた。そのための練習もしているが、実践になるとそういう動きにならない。まだ、練習のための練習をしているのだと思う。この練習が試合のどこにつながるのか、どういうときに生かせばいいのかがわかっていないのかもしれない。言われるとできるが、言われないともとに戻ってしまう。自然にまだ動いていない。チームとして、なめらかな動きになっていないのだと思う。
 それから、セッターのトスワークに疑問の残る試合だった。それは、あげやすいところにあげている場面が多かった。ここは絶対流れを切りたいというときにレフトに上げずに上げやすいところに安易なトスを上げてよけい切れずに悪循環のリズムになっていることが多かった。考えてあげるということがどういうことか、目の前の試合を見ながら、セッターの子にいろいろと話した。どれくらいわかってくれたかどうかはわからないが、トス一本一本に意味を持たせてほしかったので、あえて個別に話をした。
 
 私自身、初めての試みだったが、学校に帰って練習をした。月曜日の練習につけないこともあるし、何より確認したいことがいっぱいあったからだ。
短い練習ではあったが、フットワーク、レシーブ、サーブ、アタック、コンビなどを重点的に行った。試合では見られないようなアタックを打っている子もいた。やればできる。でもまだ確率は低い。もっともっと自信をもってほしいと思う。
 これからの練習では一つ一つの練習、一球一球を大事にしていこうと話をした。まだまだ発展途上のチーム。ここであきらめず、下を向かず、キッと前を向いて、やらなければならないことをスムーズに、いつでも自然体でできるように取り組んでいきたい。日々努力。
コメント
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