笑顔でバレー

バレーボールの指導のことについて

2009-08-26 23:10:47 | Weblog
 きょうの練習は、檄を飛ばし続けた。焦りがあるのかもしれない。今度の土曜日が道新カップの予選がある。6年生にとっては、全道につながる最後の大会である。私は、この大会に向けて、準備を進めてきたつもりである。しかし、課題を修正しては新たな課題にぶち当たることの連続である。そうやって個々の力は確実にあがってきている。ただ、セッターについては特別なことをしていなかったことに気づく。その都度、教えてきたつもりだし、セッターの子もそれに応えようと努力している。もう一度、私自身がセッターの動きとは、トスとはどういうことかを考えなければならないと思っている。

 ふだんはあまり檄をとばすことはあまりないためか、子供たちはそれに応えようと必死に動いていた。私自身は、子供たちに危機感をもってほしかった。子供たちは、自信がないのか、肝心なところで人任せになってしまっている。ある意味では自分から逃げている。練習の最中に何度も「自分に負けるな」「自分に勝て」と言い続けた。敵は、相手コートの人間ではない。自分の心の中にある弱い自分であること。それに打ち勝たなければ、新しい自分、強い自分になれないと思う。逃げてばかりではいけないと思う。それを乗り越えないと本当のチームにはなれないのではないかと思っている。しかし、みんなが強いわけではないので、みんなで弱いところを補い合おうと話した。そのためには最低限自分でやらなければならないことをやろうと話した。
 チームの練習の中で、新たな試みの中でみんなが補い合っていたところが随所に見られた。ブロックカバーにしても積極的に入っていたし、つなげていた。あとは、どれだけいろいろなプレーの精度を上げるかだと思っている。できないわけではない。ただ、とても決定率、効果率が低いのである。
 きょうは、気持ちの面ばかりを強調しすぎてしまったところは私の反省である。正しい身体の使い方、基本の動きを徹底させることをしていかなければならないと思っている。
 まだまだである。子供の姿は私の指導の鏡である。未熟な指導の鏡である。厳しくもあり、楽しくもあり、めりはりのある指導を明日は心がけたい。日々努力。
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