アジア批評。

アジアのエンタテイメント全般(映画・音楽等)の紹介とツッコミ。

9本目。

2013-11-07 02:48:44 | くれい(映画)
日本公開は2014年5月らしい、ウディ・アレン最新作『ブルージャスミン』。

ウディ・アレンがのりうつったかのようなケイト・ブランシェットのダメ女っぷりは
あたりまえにスゴいが、かなり頭からアンドリュー・ダイス・クレイが登場!!
これだけでも異常に高いifcの入場料金(90ドル)でも満足。

つーか、このテイストは吉田恵輔監督×麻生久美子主演で、10年後にやってもおかしくない。
いや、やるべきだ。


8本目。

2013-11-07 02:28:00 | くれい(映画)
その後、マカオに渡り、香港に戻ってきての『溝女不離3兄弟』。

どう『きっと、うまくいく』(香港タイトル『作死不離三兄弟』)の
パロディになっているか、という期待はみごとに外れ。
カメレオン俳優、サミー・サム(まさに二代目フランシス・ンかも?)も、
『一路向西』などⅢ級片ばかり出てるが、かなりいい男のジャスティン・チェン。
そして、今や金像奨俳優のハンジン・タンのベタなラブコメ。

『家有囍事』シリーズのような構成もいいのだが、
『喜愛夜蒲』シリーズなノリではないし、『一路向西』ほどエロ売りでもない。
それが興収面での大きな敗因だろう。
それにクライマックスの展開、 あの強引な脚本はどうなのか?


7本目。

2013-11-07 02:06:47 | くれい(映画)
またもサイモン・ヤムが刑事役で、共演はビビアン・スーの『制服』。
ウォン・ジンに見初められ、『臥虎』とか撮ってるウォン・ガンリー監督だが、
今回もプロデューサーにウォン・ジンの名が。。。

見どころは、四十路手前のビビアンのコスプレ程度。
とにかく、大陸でこのテのエロティック・サスペンスを製作するのはムリあるし、
被害者の死体は何かしらのコスプレをしているぐらいで、このタイトルは微妙。

そう思っていたら『冰裸殺』のタイトルで、今日から香港で緊急公開。
まぁ、結婚記念を狙ったってやつ?


6本目。

2013-11-07 01:39:47 | くれい(映画)
先週、東出昌大と取材中に「ユー・ナン、スゴくね?」みたいな話になった矢先、
こんな狂った映画に主演してたので、『铁血娇娃』。

アンジーいうか『トゥームレイダー』すぎるユー・ナン率いる
トレジャーハンター5人衆がジャングルの原住民に拉致監禁。
でも、味方はコリン・チョウにアンディ・オン、元シン・ユーの释延能、木幡龍って、
こっちの方が完全に強えじゃねぇかという話かと思いきや、
『もののけ姫』とか『アバター』とか『セデック・バレ』な展開に!
しかし、『特殊身份』でも見れなかったバトルも用意されており。。

ユー・ナンの妹役(メガネっ子)を演ってたモデル、
ワン・チューチーを発見しただけでもDVD買わねばならぬ!


5本目。

2013-11-07 01:15:01 | くれい(映画)
香港では今月28日から上映のサイモン・ヤム主演の『衝鋒戰警』が、
大陸ではすでに公開中。

3年ぶりのデニス・ロー監督作で、
ヤムヤムのほか、ラム・シューとマギー・シュウが警官役ということで、
『PTU』組復活なんていう声も聞こえているが、
毎日深圳から九龍の警察に通うヤムヤムの日常を綴った「警察故事」だった。

ただ編集が妙に雑のため、今回観たのはドラマパートを強調した大陸版の予感が。。。


4本目。

2013-11-07 01:01:34 | くれい(映画)
先週末に気になる作品が一気に公開された、深圳へ。

まずはフランシス・ンVSルイス・ファンの『猎仇者』。

家族を殺された男と組織に裏切られた男の復讐劇で、
バラバラになったパズルを組み合わせていく構成は悪くないし、
軽くVシネ感覚で観るにはちょうどいい85分。

アーサー・ウォンが撮影とプロデュースを兼ねていて、
ラム・シューはルイス・ファンの親分役。
舞台が大陸なのに、広東語上映は違和感が。。


3本目。

2013-11-05 00:44:26 | くれい(映画)
もう2カ月近くロングランしている『被偷走的那五年』。

理由は簡単。出来がいい。
それが『遠くでずっとそばにいる』とか『消しゴム』とか、観たことある展開でも。
バーバラ・ウォン監督はやればできるコというのは、ここでも証明。
それに『失恋の33日』では気付かなかった白百何が巧さが。

でも、同じレベルの『不再讓你孤單』すら日本公開ないので。。。


2本目。

2013-11-05 00:33:56 | くれい(映画)
パン・ブラザーズ監督最新作『逃出生天』を
もちろん3Dで。

どうしても韓国の『ザ・タワー 超高層ビル大火災』と比較してしまうが、
圧倒的にドラマの巧さは『タワー』にはかなわない。
名コンビのラウ・チンワンとルイス・クーの魅力も生かせず。
注目の子役、クリスタル・リーも生かせず。。。
おまけにスケール観までも、どこかしら小さい。


1本目。

2013-11-05 00:26:44 | くれい(映画)
香港着。景気づけの一発目は『特殊身份』。

全然アリ!
潜入捜査モノなので、
怒兄さん版『インファナル・アフェア』という観方も、
大陸の女刑事とのコンビなので、
怒兄さん版『ポリス・ストーリー3』という解釈もできる。

それにしても、冒頭の麻雀屋でのロー・ワイコンとのバトル。
マジで猪木VSアリ戦の再現だ!


デルタ機内で。

2013-11-05 00:17:40 | くれい(映画)
香港公開1週間にして、GRAND CINEMA以外、
上映終了して悔やんでいた『The Purge』。

地味だが、決して悪くない。
プチ『バトロワ』、プチ『ハンガーゲーム』というより
イーサン・ホーク主演だし、『要塞警察』っぽいと思ったら、
監督が『アサルト13 要塞警察』の脚本家だった。。