アジア批評。

アジアのエンタテイメント全般(映画・音楽等)の紹介とツッコミ。

15本目。

2013-11-09 18:28:33 | くれい(映画)
ギドクの世界観に浸りたいが、
来週14日から始まる『爆3俏運嬌娃』の優先場が。。

(劇中に登場するフィットネスジムの名称でもある)
「Kick Ass Girl」の英題どおり、
同じ事務所に所属するレンモーのレディース・アクション。
別に『激戦』便乗じゃないと思うが、後半はマレーシアの地下格闘技が舞台。

とはいえ、注目点は元・芝SeeBiこと卓韻芝の長編初監督作ということ。
オムニバス『恋愛蜂起』での阿Saを起用した一編から12年。
『初恋メリーゴーランド』や『出エジプト記』など、
脚本家としても、かなり実力がある人だが、今回はかなりメチャメチャというか、
ウォン・ジンの映画といっても不思議ではないバカでベタっぷり。
ゴスロリな小間使い役で、キャストとしてはいい味が出していたのに残念。

『ビーチ・スパイク』がDVDスルーになっただけに、
アクション売りできる今回も日本上陸はありそうな予感。


14本目。

2013-11-09 17:41:27 | くれい(映画)
キム・ギドク監督の『Moebius』。

スゴいスゴいとは聞いていたが、
想像以上に笑って、泣いて、キモかった89分。
これまでギドクのベストは『春夏秋冬そして春』だったが、
セリフ・音楽一切なしの本作は、確実に超えた。
そして、2013年ベストテン候補!

近所の雑貨店の女と浮気する旦那に我慢できない女房が、
旦那のチ×ポをナイフで切ろうとして失敗。
とにかくチ×ポが憎い女房は、
自慰行為後に爆睡中の息子のチ×ポを切り取り、
噛み砕いた後、消え去ってしまう。
その後、命を取りとめた息子だったが、
事実を知った同級生や町のチンピラからもイジメられる日々。
そんな息子を見て、罪悪感を感じた父は手術で自身のチ×ポ摘出。
…と、ここまでが序盤。
ここから『R100』がママゴトにしか見えない変態世界に突入します。

ロマンポルノなケバいメイクの妻と、ほぼすっぴんな雑貨店の女の二役を演じ分けた
イ・ウンウもスゴいが、とにかくジャンルを超越した世界観はヤバいし、
Ⅲ級片を見慣れたマニアが集まった場内も異常な雰囲気だった。


13本目。

2013-11-09 17:17:28 | くれい(映画)
全米より一週早く公開されていた『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』を、
iSQUAREのIMAX 3Dで。

前作に比べSF色も、コミカル色強めで、メインは相変わらずロキと兄弟ゲンカ。
今回はホーガンを含め、スリー・ウォーリアーズの活躍は序盤のみだが、
一瞬だけキャプテン・アメリカが登場。
やはり、ここで『ゼロ・グラビティ』観たかった。。。