アジア批評。

アジアのエンタテイメント全般(映画・音楽等)の紹介とツッコミ。

海角七号

2009-12-26 22:09:26 | くれい(映画)
いつの間にか、今日が初日だったわけだが、
ちょっと気になることが。。。

今、巷で話題になってるアニメ
『マイマイ新子と千年の魔法』との共通点だ。

主人公が都会から田舎にやってきて、地元の人と交流する。
過去のエピソードが、さりげなくシンクロする。
決して派手な作品でなく、
週末の昼に放送される地方局製作のドラマのようにみれてしまう。
いい作品に間違いないのだが、どこがどういいのか表現しにくい。

つまり、細く長く愛されるような名作を作るには、
これを組み込めばいいってことなのか?


金瓶梅

2009-12-24 22:40:33 | くれい(映画)
今年、年明けに『天使の眼、野獣の街』を、
いきなりシネマライズで公開したトルネード・フィルム。

2010年は、チン・マンケイ監督の『金瓶梅』ときた。
しかも、劇場はシネパトスじゃなくて、ライズX!!
とりあえず、1本目だけやるみたい。
香港公開前から日本公開が決まってたのは、嘘じゃなかったようだ。




十月圍城

2009-12-23 00:39:42 | くれい(映画)
今回のリピートは、これだけ。

テディ・チャン監督作とクレジットされてるものの、
ピーター・チャンも、ドニー・イェンも、
そしてアンドリュー・ラウも、みんなで持ちまわり。
それは前半戦と後半戦の構成でも明らかだ。

なにより、孫文来港から始まる後半戦(140分のうち半分)が
恐ろしく素晴らしい。
70分ノンストップという、スゲエことになっているのだ。
(その点でも、『アバター』超えだろう)

それだけに、来港5日前からの前半戦が悔やまれる。
テディ・チャンらしいというか、緊張感ねぇダルダルな部分もある。
リピートしてわかったが、前日のエピソードを描きすぎ。
登場人物が異常に多い話だからしょうがないが、
あそこで完全にリズムを失っている。
でも、それが終われば…。

それから、作り手のこだわりからか、
しっかり広東語と北京語を使い分ける映画になっており、
大陸の映画館でも、同様の言語での上映になっていた。

なんか小難しい映画にもみえるが、
じつは『イースタン・コンドル』『上海エクスプレス』系の
オールスター競演のエンタテイメント大作。


ryoさんへ。

2009-12-23 00:08:51 | くれい(その他)
別にDVDで買おうが、見ようが、
映画館に足運べばいいじゃないですか。

でも、アジア映画好き=映画好きじゃないから、
意外とリピート人口が少なく、
それが単館規模で露骨に出てしまうんですよね。
『エレクション』はその最たる例でしょう。
フィルメックスで観たからみたいな。。。