アジア批評。

アジアのエンタテイメント全般(映画・音楽等)の紹介とツッコミ。

16本目。

2014-04-17 04:12:18 | くれい(映画)
今日からグランドシネマで始まった衛視電影の20周年特集上映にて、
『風雲 ストームライダーズ』 。

先日の『古惑仔』(ここでも上映)に続き、「やっぱイーキンだな」と思ってたら、
記者会見があり、イーキン・チェン登場。
しかも、アンドリュー・ラウ監督まで。
おまけに、『インファナル・アフェア』も上映されるのでチャップマン・トウまで。
週2でチャッピー遭遇は濃い。

グランドシネマの重低音で観る『風雲』、
いつものようにシュウ・ジンレイのところで中だるみするのはしょうがない。

さぁ、17日初日の2本を最後に、ようやく帰国。


14本目。

2014-04-17 03:54:26 | くれい(映画)
ピーター・チャン製作×オーブリー・ラム監督の『整容日記』。

とはいえ、バイ・バイホー主演の中国映画なので、
今月24日の香港に先駆けて、大陸では公開中。

就活から整形に手を出し始め、社会人としてキリがなくなるコメディだが、
そもそもロナルド・チェンが、そこそこイケメンな上司役というのはどうなのか?

また『最後の晩餐』『被偷走的那五年』と、女優としてかなり気になってたバイホーだが、、
『失恋の33日』に続き、彼女のコメディは受け付けないことは発覚。


13本目。

2014-04-17 03:46:20 | くれい(映画)
大陸来たら観るっしょの『白日焰火』。
今年のベルリンで、グランプリ金熊賞と主演男優(リャオ・ファン)のW受賞したサスペンス。

『ウィンタースリーパー』風なアイススケートとか観覧車とか、
ラストの花火打ち上げとか、スゲエいいカットはあるんだが、
個人的には受け付けないし、日本公開も難しそう(三大映画祭関連ならともかく)。

『聖誕[王攵]瑰』に続き、陰の演技をするグイ・ルンメイ作品としても苦手だ。


12本目。

2014-04-17 03:32:47 | くれい(映画)
香港では来月5日公開の『DELETE 愛人』が
中国大陸では『百变爱人』のタイトルで先週末から公開中。
なので、考えるまでもなく深圳へ。

(ウォン・チョーラム+マイケル・ホイ+イヴァナ・ウォン)×パトリック・コン監督で
チョーラムの妄想が現実になる設定のため、
上司役のマイケル・ホイはマイケル・ウォンに変身、
母親役のユン・チウはシッ・ガーインに変身と、キャストの品が良くなる。

ただ、このテのコメディにしてはあまり狂っていないのが難点。。

『金鶏SSS』でコメディエンヌに開花したイヴァナの人気が
香港での動員を決めそうな気がする。


11本目。

2014-04-15 00:52:17 | くれい(映画)
2月のバレンタイン時期に中国大陸で公開された
『北京愛情故事』。

オムニバス形式の世代別ラブストーリーだが、
フォン・シャオガンは別格として
もう大陸のラブストーリーがここまで来たか、と思わせるぐらいの仕上がり。

このタイトルにしてギリシアが舞台の
カリ-ナ・ラウとレオン・カーファイのパートがいちばん微妙。
それはあの『ビフォア・ミッドナイト』を思い出してしまったことに、ほかならない。


10本目。

2014-04-14 23:54:57 | くれい(映画)
作家チップ・チャオの初監督作『愛·尋·迷』。

雲翔監督作みたいなアートかぶれのダメ映画。
監督はゲイじゃないようだが、
『愛很爛』の人形ダイブのような悲惨なラストまで似てる。

ということで、オチはそれなりに楽しいのだが、
チャン・コッキョンの役どころが、ありがちな意味も含めて悲しい。。






9本目。

2014-04-14 23:35:48 | くれい(映画)
昨年12月に台湾公開された『愛情無全順』。
で、香港タイトルは『女神愛揀宅』。

チェン・ボーリン&アイビー・チェンの『BBS住人の正義』主演コンビが復活。
前作同様に、なかなかあなどれない面白さ。

スゴいのが、チェンボーが最初から最後までヲタ演技をしてること。
これ、普通のラブコメじゃ考えられんわ。

主題歌はジェイ・チョウの「陽光宅男」で、クラウド・ルーも伏線役でちょいと出演。


8本目。

2014-04-14 04:01:57 | くれい(映画)
ギデンズ・コー製作のドキュメンタリー『十二夜』。

動物収容所に入れられた野良犬が処分されるまでの12日間。
とにかく被写体を撮る目線が低いので、衝撃的。
死体映すし、朝から観るにはちょいとヘビイだが、
ちゃんと救いも用意している。

その後、金像奨受賞式に備えたので今日はこれ1本。




7本目。

2014-04-13 03:13:11 | くれい(映画)
エロ本業界を描いた前作とは一切関係性はないが、
ルイス・クーとジョシー・ホーも出てる『3D豪情』。

土曜の夜のちょうど混みそうな22時台に、
UA朗豪坊に行ったら、運良く“開場前謝票”で、
チャップマン・トウがずっと客を煽ってた。

チャッピーがAV男優・小沢マリオとして
日本で人気スターになるという真実味ゼロの話だが、
『AV』の続編的な見方をするとかなり面白く、
出演作(ドラマ風)一本一本をちゃんと描いているのもいい。

クライマックスは同じく香港からやってきた
ライバル男優・長崎直樹(ルイス)との「男優之王」対決。
伝説の“鶏”も出てくるし、もうどうでもいいメチャメチャ感がいい。