アジア批評。

アジアのエンタテイメント全般(映画・音楽等)の紹介とツッコミ。

『ドミノ』。

2005-09-28 03:29:10 | くれい(その他)
『ドミノ』言っても、
日本での『Office有鬼』DVDタイトルのことじゃない。

デルモから賞金稼ぎになった、ハーヴェイ・ドミノの生涯を映画化。
とはいえ、初期設定以外は、ほとんどフィクション。
なんたって、彼女の得意技はナイフとヌンチャク!

前作『マイ・ボディガード』でラテンにハマったトニー・スコットが
そこに『トゥルーロマンス』テイストをブチまけた傑作。
公開前のムコウの評判は悪いが、今年のハリウッド映画じゃいちばん面白い。

『イニD』『トム・ヤム・クン!』『ライフ・イズ・ミラクル』『親切なクムジャさん』とともに、
今年の1本になったな。

終極無間。

2005-09-27 12:36:27 | くれい(その他)
日本版DVD出てます。

映像特典に入ってる、
アンディ・ラウのインタビューやってます。

今年の2月16日、ハーバープラザで収録。
旧正月休みだっただけに、アンディは赤シャツ着用。

続けて、「映画秘宝」用の濃ゆいインタビューをし、計2時間の長丁場。
終了後はメディアアジアも傘下に入ったグループのパーティに、
通訳のダンディ辻村氏らと出席。

壇上ではアンディ&レオン、明らかに強制参加のラム・カートンがカラオケ大会。
(つーか、レオン。こっちの取材、休暇を理由に断ったのに、そこで歌うか!)
その後、普段はクジ運がないのに、抽選会で賞金が当たり、
さっきまで取材してたアンディと肩を組んで2ショット撮影会。

とはいえ、いちばんインパクトがあったのは、
中盤のゲーム大会でのビール早呑み部門。

ケン・ウォンやケン・ローといった強豪をさし置いて、
一気に飲みまくるダークホース、テレンス・イン。
とはいえ、最後の最後で、ゲーーーッ!とひと吐き。。。
それを見て手を叩いて笑いまくる、
テーブル席のダニエル・ウーやスティーブン・フォン、
お前ら素敵だよ。


これから。

2005-09-26 00:33:31 | くれい(その他)
先週、水曜・木曜とヴァネス・ウーとチェン・クンの取材。

まぁ、いろんな意味で対照的な2人である。

このように記者会見→取材が連続すると、
カメラマンや編集者が知った顔状態になり、メンツが限定されてくる。
両日とも朝早い集合だったし、
某出版社の人に言わせれば、「まるで合宿状態」。

しかし、これらの取材のアウトプットが
ほぼ同時期に出るムック本だったりする。

F4ブレイクを機に始まったムック本ラッシュだが、
このご時世、ネタに限界があるのは、ファンだって知ってること。

「韓流ムックが当たった勢いで、出してみました」というのが露骨にワカる
ものもかなり増えたし、マジでこれからが正念場である。

映画秘宝11月号。

2005-09-24 13:39:06 | くれい(その他)
マイケル・ホイとのインタビュー・バトルを寄稿。

あえて“バトル”と呼ぶのは、あまりに彼がサービス精神過剰なため、
そのノリをこちらでコントロール。
よって、ある種の緊張感が生まれるため。

取材を楽しんで受けてもらえるのは嬉しいが、
ジョークやサービス・トーク「だけ」では、原稿にならないのだ。
(たとえば、至るところで連発してた“『Mr.BOO!』の腸詰ヌンチャクを練習してたら、
ブルース・リーから才能がないとダメ出しされた…”という話。
制作年1976年にリーがこの世にいないことを考えれば…ね)

その勝負結果は、本誌を手に取って確認を。
取材後、マイケル本人から
「あなたの私の映画に対する情熱が伝わりました」というお言葉を頂いただけに、
どの媒体にも負けちゃいねぇ!

マジです。

2005-09-22 08:29:45 | くれい(その他)
『同じ月を見ている』のエディソンがヤバかった。

『イニD』の涼介も比較にならないし、
主演であるはずの窪塚を完全に喰っている
(まぁ原作の主人公はドンちゃんなんだけど)、

監督の深作ジュニアは『インファナル』を参考に
振り向きざまのカットを連発。

セリフは『イニD』のジェイ以上に少ないが、
表情だけで、映画を引っ張っているのには驚いた。
そりゃ、つか出身の黒木メイサの演技について、
疑問を持つワケだ。

会うたび「ヒサシブリッ!」と俺の身体を叩くアイツは、
確実に成長してる。。。

ちなみに、
アンブロウズ・シューの取材は、学研のムック本。
例の作品のヒントは“ヒット・シリーズ第3弾”。
ちなみに、私は2作目のパンフにレビューを寄稿してます。




ASIAN シネマ&テレビLIFE Vol.4

2005-09-21 02:41:12 | くれい(その他)
『イニD』ジェイ、エディ、秋生さん、会見レポに始まり、
『ベルベット・レイン』のショーン。
『セブンソード』『四月の雪』の新作レビュー。
それから「マイケル・ホイの魅力」に「各映画祭概要」、
おまけに「名作ラブストーリー・セレクション」まで。

他誌と差別化を図るべく、いろんな原稿を書いたので
(秋生さんは『イニD』より、05年出演作を総ざらい)、
宜しければどうぞ!


予想的中。

2005-09-20 03:19:20 | くれい(その他)
ムック本の編集部やライターのほとんどが
札幌のヴァネス取材に行ってるあいだ、
ひっそりチェン・クンとアンブロウズ・シュー取材。

だが、現場に行って初めてチェン・クンが来日していない事実が発覚。
それも主催者サイドから何も知らされてないのだから、
編集者もカメラマンも呆然。
しかも、「もう一人いるからいいじゃん」みたいなお粗末な対応。

いつの間にか、そんな扱いになってたアンブロウズだが、
当初、撮影込み30分だった取材時間も、彼のスタッフの仕切り(!)で、
いつの間にか20分弱に。もちろん現場に担当者の姿はなし。。。

同主催者による、来月の香港映画祭がいろんな意味で楽しみ!

当の本人は「ラベンダー」のLEOのイメージとは違い、
ヤンキーっぽさが残る兄ちゃん。
香港時代の苦労話と泣く泣く断ったハリウッド大作の話で
盛り上がるが、やっぱ時間が足りねぇよ。


ゲロ3連発。

2005-09-19 14:05:36 | くれい(その他)
17日公開という悪条件ながら、
『イニD』がなかなか健闘している。

都内より、地方のシネコンの動員がなかなかのようで、
レイトショーに関しては異常な盛り上がりらしい。
これは、GAGAの当初の狙い通り。

熱狂的な原作ファンはまず、その設定の違いに動揺するようだが、
あのカーバトルを見せられては、納得せざるを得ない様子。
でも、いちばん波紋を巻き起こしているのは、ゲロ3連発。

そうなることを予想してか、
先月、監督たちに取材(つーか、ほとんど反省会状態)
したときに、そのことについてフッてみた。

あの映画で従来の香港映画らしさを取っ払ったのは、完全な狙いだ。
でも、ゲロまでは頭が働かなかったよう。
で、お互い“あれがなければ、香港映画である必要性がない”
という結果にムリヤリ落ち着かせてみた。

ほかにも、香港で『インファナル・アフェア』『風雲』の興収も抜けなかった理由を
自己分析させるなど、いろんな意味で追い込んでみた。

イニDパンフ。

2005-09-18 06:48:49 | くれい(その他)
もちろん、昨日より全国の上映館で発売中。

かなり評判良かったプレスに、
GAGA HEADLINEに寄稿した華流原稿、
さらにAAAのインタビューやら、
広告ページがガッツリ入って、600円也。

コレクターズ・アイテムとして、どうぞ。

このパンフの原稿をほとんど書いたのだが、
GAGAに送ったのが6月初旬。
その後、監督のプロフィールに書いた未公開作
(『ダンス・オブ・ドリーム』『曖昧な週末』)がDVD化。
この状況の変化に追いつけないのが問題。

そんなことを考えながら、
『ブレイキング・ニュース』のプレス・パンフ&フライヤー原稿をUP。

ジェイ3連発。

2005-09-17 00:51:09 | くれい(その他)
いよいよ、今日は「Dデイ」。

今週発売された、雑誌&ムック本に、
3本のジェイ・チョウのインタビューが掲載。

「華流 ドラマティック・スターズ」(東京ニュース)
「Asian シネマ & テレビライフ: Vol.4」(学研)
「TV Bros.」(東京ニュース)

3月の上海→8月上旬の台北→8月下旬の東京と
それぞれ違う場所で答えてもらってるので、
その流れを楽しみながら、読むのもいいかもしんない(若干内容がカブる部分もアリ)。

上海では予想通り、ボソボソな口調だったが(ビデオカメラも入ってたからか?)、
7月には北京で会ったこともあってか、最後の東京はかなり盛り上がった。
よって、いちばん大衆向けであるはずのブロスがマニアックな内容。。。

最終ページではムリヤリ、呉卓義ネタも入れてみました。