アジア批評。

アジアのエンタテイメント全般(映画・音楽等)の紹介とツッコミ。

ノアの箱舟ハケーン!

2005-03-30 20:55:12 | くれい(映画)
先ほど、帰国したのだが、
やはりこの作品について書かねばならない。
『挪亞方舟驚世啓示』

知る人ぞ知る、宗教団体・影音使團が制作。
これまでもアテナ・チュウ主演の古惑仔モノ『生命揸FIT人』や、
デイヴ・ウォン主演のギャンブラーモノ『賭神之神』など、
宗教とエンタテイメントをミックスさせて成功させてきたが、
今回は直球のドキュメンタリー。

とはいえ、ヤバいほどにオモロい。
じつはノアの箱舟がアララト山の頂上に現存するという情報を元に
レイ・ギンヤン似の監督と牧師たち(登山の素人)が無謀にも挑戦!

・・・で、ノアの箱舟は見つかったって?
なんとか頂上に着いた後、岩場の裂け目を見て、
「絶対この奥にある」と言い張る。
でも、危険だから入らない。
悔しいので石を投げて、「なにかある音だ」と言い張る。
時間もないので、「とりあえずこんなカタチである」と、
想像だけして(図のイラストも登場)、満足しながら下山。
そして、神に感謝・・・。

最後に9・11や津波の映像が流れ、
「こんな時代だから、ノアの箱舟の存在を再認識せよ」とナレーション後に、
ジェイド・クワンの歌が流れる。

劇場を出たら予想通り、
パンフを持った信者のおばさんに勧誘されそうになった。
きっと、このオチに納得したように見えたんだろう。

つーか、映画祭ばっかに入り浸ってる連中。
香港映画を語るなら、こういうダメ映画を観てからにしろ!

Cookies解散。

2005-03-30 18:15:52 | くれい(その他)
27日美麗華商場でのサイン会でCookiesが解散を発表。

なにも知らずに行っただけに、ショックデカすぎ!

ステフィーは9人曲奇時代はリーダーだっただけに、
当日号泣したが、ミキ、テレサ、カリーは意外にも冷静。
別に業界を引退するワケじゃないんだけど、
この3年は鳴り物入りデビューからリストラ騒動に移籍、
そしてマーク・ルイの投入といろいろあったし、
お前らの神経はどうなってんだ!?

それにしても、Twinsなんて比じゃないぐらい、
とんでもねぇ数の営業に行ったよ。
週末に1日3本とかやってるときは、
グループでミニバスをチャーターして、
車内で合唱してたのは、いい思い出・・・か?

デビュー時の親衛隊長も、いまや金像奨のスタッフ(バイトだけど)。
そりゃ、時代の流れも感じるよ。

とにかく約3年間の活動、お疲れさまでした。




今回の収穫。

2005-03-28 18:16:26 | くれい(映画)
土曜の夜に映画祭で観た、
タイ映画『SARS WAR』が頭から離れず。。

とりあえず『AV』はリピートしたが、
この映画のインパクトには負ける。
パクリのオンパレードだが、綺麗にまとまってんだよ!
ザ・ロック似て蝶な監督、初監督作なのにスゲエ!

金像奨の話は、いろんなところで書くし、
みんな書いてるからいいでしょ?

とりあえず復活祭映画は消化。

2005-03-26 04:06:18 | くれい(映画)
14時からCookies
16時から2R・・・という慈雲山中心での営業“夢の”Wヘッダーをこなし、
やっと映画祭で『this charming girl』を観る。

先週韓国で観たかったが、
上映館数の少なさと時間がなかったため、
とりあえず『マラソン』だけ観て、蹴った作品。
だが、頭の中がアホアホな香港映画モードになってる自分には、
まったくといっていいほど受け付けない。
メガボックスでの朝8時20分からの回に行ってたら、
どうなってただろう?

口直しに『見鬼10』。
すでに日本の某会社が買ったと言われてる「infinity」だが、
前2作とここまで色が違うとは。
どんどんワイルドになるチェン・ボーリンのボケはいい。
で、とりあえず『頭文字D』の新予告に萌えてみる。

天宮まなみのマネージャーの名前・・・まんまかよ!

2005-03-25 04:19:22 | くれい(映画)
映画祭にもマーケットにも行かず、
ひたすら映画館に行く。

昨日の時代廣場でのプレミア・イベントの勢いで
『精武家庭』。
一言「ジリアンは死ぬほど頑張ってましたが、
監督スティーブン・フォンの映画ですから!」

続いて、ジムさん今度も一人舞台状態な『AV』。
一言「『豪情』には欠けていたポップさはあるが、
監督エドモンド・パンの映画ですから!」


まったく当たってない2本立。

2005-03-24 01:54:26 | くれい(映画)
香港に来ても、いまだ無間地獄が続いてる、くれいです。

日本に戻っても続くことが決定しているため、
フッ切れて映画を観に行きました。

今日で上映終了の『痩身』と『後備甜心』。

片や、別に『強姦』シリーズ最新作と呼んでもいいような、
ちょいエロ+ダメ刑事アクション(主人公がダメ男という意味!)な、
王晶作品。

片や、近年では記録的ともいえる不入りなUFO作品
・・・とはいえ、なかなかのラブコメ。
フービンも出番も意外に多かったりして(なんの関心もない)、
ぶっちゃけ『魔幻厨房』よか面白い。

ちなみに、どっちもクリスタル・ティンが出てました。

これから行ってきます。

2005-03-22 13:08:26 | くれい(その他)
19日(土)の大森イベント、
お忙しいところ、来場された方どうも有難うございました。

とにかく時間が押して、最後はバタバタ。
ビデオ流してるときに喋るより、
じっくり観てもらうことを選んだ結果です。

麻さん、残念でしたね。
というか、告知が行き届いてなくてスミマセンでした。
前回も書いたように自分もキネカのHPで知ったのです。
先方は「参加者にはちゃんと告知してある」とは言ってましたが、
突然行けることが決まった“いちげんさん”はどうなんだ?

Mさん、連続参加有難うございます。
やってることは単純ですが、
細かく一年を振り返りながら、今後を考えるようなことって、
貴重なものだと、こちらサイドも実感しました。
とはいえ、金像奨関係と新進監督に絞ったので、
まだ、紹介してないものもあります。

なにはともあれ、これでおしまい。

で、これから香港行って来ます。
金像奨、ジムさん助演男優獲れるといいなー。100%ムリだけど。

明日のお知らせ。

2005-03-18 21:28:26 | くれい(その他)
Mさん、いちこさん、
ご意見・ご感想、どうも有り難うございました。

そんなわけで、明日は第2回目(そしてラスト)の大森講演です。

開始時間が前回より1時間遅い15時からということを
先ほど知りました。(なんか勝手に変えられていました・・・ヒビキです)

前回同様、VTR中心で、2004年の香港映画界を振り返りますが、
某会社さんのご好意により、
今年の日本公開情報もサラッと出しますので、
知りたい方はゼヒ。

終わったハズの無間地獄から抜け出せない。
とりあえず、「キネ旬」発売中。

無間地獄、脱出直前。

2005-03-11 00:59:41 | くれい(その他)
誰もイベントの感想書いてくれない。。。

で、『インファナル・アフェアⅢ 終極無間』のGW公開を控え、
原稿ラッシュも、もう終盤に突入。

<作品紹介+華仔取材>
「この映画がすごい!」
<華仔取材のみ>
「キネマ旬報」「TV Taro」
<作品紹介のみ>
「日経キャラクターズ」

最後に入ってきた、劇場用パンフの原稿ももうおしまい。
あとは、来月発売の「映画秘宝」で、どの程度ツッコむか?

とりあえず、日曜から韓国で某監督と某監督に会ってきます。