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とうとう大麻規制に入る

2022年11月13日 19時29分20秒 | タイ旅行
タイの大麻規制が強化、花蕾のみを規制ハーブに分類

タイでは2022年6月9日より大麻が麻薬リストから外され合法化。ただしTHC含有量が重量の2.5%を超える大麻抽出物は引き続き麻薬リストに残り、依然として違法です。
大麻が合法化された後、バンコクでは街のあちこちに大麻ショップが出現。今では旅行も気軽に大麻ショップを訪れては、気軽に大麻を購入するようになっています。
中には街中で大麻を吸う人の姿も見られるなど、「野放し」との批判も出ています。
タイ首相府のトライスリー・トライサラナクン副報道官によると、アヌティン・チャーンウィーラクーン副首相兼保健相は、2022年11月12日より施行された大麻に関する新法令に署名しました。

新法令では、大麻の花蕾のみが規制ハーブに分類され、研究、調査、輸出、販売、商業目的での加工を希望する者は、公式許可を取得し、条件を遵守する必要があるとしています。
学生、20歳未満、妊婦、授乳中の母親に対する、いかなる形態での規制ハーブの販売も禁止されています。
自動販売機による販売や、事業所内での喫煙は、医療従事者、伝統医学従事者、認定農村医療従事者による販売でない限り禁止されています。
商業目的のあらゆる形態の広告が禁止されています。
公共公園、遊園地、寺院、礼拝所、ホテルでは、規制ハーブを販売出来ません。

連日、タイのテレビニュースではこの関連ニュースばかりです。
タイの世論は圧倒的に大麻禁止を呼び掛けています。
さすがに政府もこの声を無視できないと判断しての法改正、規制強化になりました。
いくら観光客呼び込みのためとはいえ、度を越えた解禁は危険です。
それでなくともタイは麻薬がまん延している国で、さらに銃社会の国です。
大麻による犯罪多発は火を見るより明らかです。
間違いなく大麻には大きな利権が絡んでおり、政治家に金が流れているのは明らかです。
が、タイ世論の反発は日に日に増しています。
今後はさらなる規制強化になる可能性も十分あります。

バンコクのようにそこいらじゅうで自由に大麻を吸引できる店をオープンさせるから市民が不安になるのです。
公共公園、遊園地、寺院、礼拝所、ホテルでは、規制ハーブを販売出来ません。では足りないのです。
大麻エリアを設け、そこ以外での大麻吸引は全面禁止にすればよいのです。
エリアに入場する場合、未成年や学生、妊婦などを厳しく取り締まり、大麻のエリア外への持ち出しも厳禁にし、吸引した後一定時間はエリア内に滞在することを義務付ければよいのです。
ただ、金のない学生連中は高い大麻には興味がないでしょう。違法な麻薬・ヤーバーのほうが簡単に入手できはるかに安いからです。

しかし、タイ人という人種は、何事においても本当に後先を考えずすぐ行動に移す浅はかな人種だと思います。
金に目がくらんで早く始めたいのでしょうが、まずよく考えることを習慣づけなさい。
「人間は考える葦である」パスカルより
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