タイでの生活(インテリア仏像からタイトル変更)              

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タイでの生活(11/27)

2013年11月28日 01時20分01秒 | タイ旅行
こんばんわ
今日はタイの危険情報を少し皆さんにもお伝えしたいと思います。

タイではまた赤と黄色のシャツが抗争を活発化させています。
黄シャツは王様派、赤シャツは元首相タクシン派です。
数年前、突如軍と共に黄シャツが空港、TV局など主要箇所を占拠し、クーデーターが起こりました。
道路を戦車が走るのを見ました。
これにより海外にいたタクシン派事実上亡命という形になりましたが、
1~2年後、今度は赤シャツが各地でバリケードを張り、
政府と激しい抗争を始めました。
90人あまりの死者まで出ています。(日本人記者を含む)
その後総選挙で、赤シャツ・タクシンの妹の現首相・インラック女史が首相に着任しました。
抗争は絶えず続いていますが、
最近、今度は黄シャツがインラック首相の退陣を要求し、政府の主要機関に入り込み、
現在、政府機能が麻痺しています。
デモは数万人規模といわれています。
タイへ旅行にこられる方はこういった政的な事情をよくご理解の上お越しください。
特にバンコクはいつ過激な抗争が起きてもおかしくない状態です。
赤や黄色のシャツを着た集団には絶対近づかないでください。
写真もだめですよ。

南部は南部でイスラム過激派による爆弾テロが毎日起きており、
イスラム過激派はタイでも見せしめに首を切断するのがなぜか多いようです。
タイは決して安全なところとはいえません。

このほかにも豪雨台風による洪水は毎年起きています。
現在も南部では大雨で10県が大洪水状態です。
洪水では毎年大勢の方が感電死しています。

他にもいろいろ危険はあります。
まずは銃です。
誰でも闇で銃を安く入手できる為、銃がらみの事件がかなり多く、
昨日、バンコクの高校生同士が学校抗争で拳銃を撃ち合い、3名が死亡しています。
こんな事件は珍しいことではありません。
タクシーの運転手もほとんどが銃を所持していると聞きます。

外国人を狙った殴打強盗、睡眠薬強盗事件は毎日のように起きています。
乞食でさえナイフを所持しています。
旅行にこられる方はくれぐれもご用心されてください。

それから感染症です。
蚊から感染するデング熱やマラリアで、毎年数百人~数千人以上が亡くなっています。
野良犬にも注意です。
そこらじゅうに野良犬がいますが、
かなりの数で狂犬病を持っています。
狂犬病は治す薬がないそうです。
噛まれたら死を待つ恐ろしい病気です。
風と水を嫌うのが狂犬病の特徴と聞きます。

あと男性は特にHIVにご注意ください。
感染者はキャリアを含め1000万人近くいるといわれています。
タイ人7人に1人以上の割合です。
発症者はそこまで多くはないようですが、数百万人は発症しているようです・・

田舎に行けばコブラやさそり、ワニ、さらにはピーカスー(お化け)まで本当にいます。

政変、天災、犯罪、テロ、感染症とすぐ隣り合わせの国です。
料理にも注意してください。
食中毒ならかわいいほうで、A型肝炎にかかる方も相当数いるようです。

インフラも悪く、事故が起きても補償はかなり薄い国です。
道路がでこぼこなんてのは当たり前で、電線がそこらじゅうでむき出しで放置されています。
確か交通事故で死亡しても遺族補償が10万円程度だったと思います。
タイには殺し屋専門の会社までありますが、
これも一人10万円で請け負っているようです。
ほとんどが警察のアルバイトのようですが・・

現地で車を運転されようと考えている方は本当に注意されてください。
信じられないようなことが次から次へ起こります。
道路の逆走なんてのは当たり前、警察もめんどくさがって捕まえたりはしません。
バイクの3~5人乗り、信号無視、スピード違反(一般道でも120K以上は出さないと確実に後からあおられます)、飲酒運転、無免許運転、子供のバイク運転
トラックの荷台への箱乗り乗車、穴だらけの道路、壊れた信号機、
タイでは歩行者は命がけで早足で横断しないといけません。
よく旅行者が横断歩道で青信号でのんびり横断していてひかれています。
大きい車が一番の優先権、歩行者には何の権利もないのがタイです。
夜は街頭が暗く、それでもタイ人は視力がが3.0以上あるらしくよく見えるそうです。

どうですか、少しは怖くなりましたか?
脅かすつもりは決してないのですが、
日本のようなつもりでのんびりとしていたら、海外では本当に被害者になりかねません。
常に用心されてください。
年末年始でこられる方も多いと思いますので、あえて現地情報を書いて見ました。
人前では絶対お金を見せないことも大切です。
昔、ローレックスの時計を気取って見せびらかせた日本人男性が、
車から腕を出したところをナタで手首ごと切断されて奪われた事件まで起きています。

日本のテレビ番組などを見ると本当にのんびりした南国というイメージしか受けないですが、
これらが本当の実情です。
他の国も大同小異、日本ほど安全で安心な国はありません。
旅行にこられる方は話半分と思われても構いませんので、
くれぐれもご用心を!

え?何でそんな危ないとこにお前はいるのかって?
それはタイが好きだからです。
これらの危険を受け入れても、この常夏の気候や自然、料理やフルーツは捨て難いです。
私ほどタイ料理が好きな日本人は他にいないのでは?と思うぐらいです。
ただ単に日本のような管理社会が嫌なだけなのかもしれませんが・・

少し画像をご紹介します。
こんな話のあとでは食欲も失せてしまわれたとは思いますが・・

何度が登場しているタイの定番料理、パッ・パックブン・ファイデーンです。
豚肉と一緒に空芯采を強い火力でさっと炒めるのがコツです。
にんにくや唐辛子は好みで入れます。
牡蠣ソースを入れるとおいしくなります。
また、味の秘訣はタオ・チアオという大豆のしょうゆ漬けを入れることです。


こちらはジャップチャイという煮物です。
日本語名はわかりませんが、パックワントゥンとフアチャイタオ(大根)、ヘッホーム(しいたけ)、ムー(豚肉)、ガランピー(キャベツ)を炒めて煮込みます。
パクチーの根っこで作ったグリーンのタレをつけて食べるとおいしいです。
香草にはバイクンチャイ(セロリのような味がする)を使います。
煮込むほどにおいしくなります。


これは何度か登場しているタイの古典料理パッ・チャーです。
ガ・チャーイという独特の生姜と、生の胡椒を入れてピリ辛くしています。
ご飯のおかずにも、パスタのソースにも利用できます。
今回はパスタにかけてみました。
具材にはホイパレンプー(ムール貝のムキ身)、ソーセージなどを使いました。


こちらはケンチューマラ(トムチューマラともいいます)
薄味のゴーヤスープです。
ゴウヤの中にはブタのひき肉とウォンセン(春雨)を入れています。
しいたけも入れると味が引き立ちます。
タイでは毎日辛いものばかり食べるわけではありません。
このような薄味のものも間に入れてバランスを考えています。


最後は今日の昼食、トムヤム・ポーテーク(透明スープのトムヤム)で、
具材にはプー(かに)、クン(えび)、ムーサップ・サラーイ(海草入りブタのひき肉)、ルークチンプラー(魚のすり身団子)を入れました。
スッパ辛いですけど相当おいしいですよ。
カニが決めてですね。
いい味を出してくれています。
 

タイの茶碗蒸し、ホームックをそのうちご紹介しますね。
タイ料理は奥が深く、想像以上に種類もたくさんあります。
何より健康にイイ!!
今日は以上です。
失礼いたします。
アハーンタイ・スッヨー(タイ料理最高!!)
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