三日月ノート

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使えないお役所ソフト

2018年03月22日 09時34分24秒 | 薬事
薬事申請を行う時に、「厚生労働省FD申請ソフト」なるものを使用して、申請者情報や申請内容をデータに打ち込んでお役所に提出するのですが、このソフトがすこぶる使い勝手が悪い。

ちなみに今の段階ではWindows 8では動作確認ができていないようで、実際、前に勤務していた会社でWindows 8では使用できませんでした。

で、このソフト、一体誰が開発してんの??ってくらい使いにくい。使っているとイライラMaxです。

いちいち入力している画面をいったん保存して閉じてからでないと申請者情報などのマスターデータの変更ができなかったり、申請書のキモの部分は「別紙1」などと飛ばしてWordファイルを打ち出して添付。

そして、一番どうしようもないのは
「英数字も全角入力」!!!!!!!!

外国製造業者の名称や所在地を「全角」で入力するんです。
もちろん「.」や「,」やスペースも。

で、それを申請書のあちこちに入力しなければならないので、Wordなどに保存してコピペ。
運悪くWordのオートコレクトでもかかっていようものなら入力最後に「半角英数字が入っています」とエラー。
どこがエラーかは教えてくれないので、一字一句、半角がどこに紛れているかを探さないといけません。

なので、メモ帳(最近ではreadmeファイルくらいしかお目にかからないですが)を使用して、全角で入力した製造業者をリスト化しています。(呆)

さらに、申請書の1枚目、「鑑」と呼ばれている部分、捺印したりするページに関しては、打ち出されない情報がたくさんあるので、結局別にWordで作成、サインをもらう。

そして最後は「FD」というだけあって、入力したものをCDかFD(FDです!フロッピーディスク!!!!!こんなの未だに使ってる業界あるんですかね)に入れて持参(or郵送)。

ちなみに「FD申請」のFDは、フロッピーディスクの略じゃなくって「フレキシブルディスク」の略なんですけどね。せめてUSBくらいは使えるようにして欲しいものです。

最近ではDWAP申請と言ってWeb上でこれらのデータを送る方法も採用されているのですが、「○○の項目はこのシステムでは入力できませんので、打ち出したものに手書きでお願いします」などと取説などに平気で書いてあります。

手書き!!!!!

何のための入力なんでしょ???

確定申告のマイナンバーの「コピーを糊付け」にしてもそうですが、ホント、日本の役所のやることは中途半端で非効率的。
どうにかなりませんかね。


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