三日月ノート

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講座:トマス・アクィナスとアリストテレス形而上学

2018年03月11日 18時14分35秒 | 勉強

今日は午前中、明日のミーティングの事前準備。
実施した生物学的安全性試験が使えるかどうかの検討なのですが、80ページ近くあるレポートなのでまだ半分しか見てません・・・。

まぁ重要な部分は押さえたのでなんとかなるでしょう。

そして午後からは新宿に『トマス・アクィナスと古代ギリシア哲学 第二回トマス・アクィナスとアリストテレス形而上学』の講義を聴きに行きました。

形而上学とはどんな学問なのかから始まり、アリストテレスが形而上学で対象としているもの、トマスの神学はアリストテレスの形而上学と比較したときにどこが違うのかなどをとてもわかりやすく説明していただきました。

また、聖書の出エジプト記で神がモーセに対して発した言葉について、聖書学の観点からと哲学的な観点からでは解釈のしかたが違うということも大変興味深いお話しでした。

これに関連して、原文から翻訳する際に、原文にない時制が使われているために微妙なニュアンスが訳出が困難だったというのは非常に納得のいくものでした。

この他にも雑学的なお話も含まれていて、3時間の講義でしたがとても短く感じるものでした。

また別の機会があったらぜひ聴講しに行きたいと思います。

【朝日カルチャーセンター講座(新宿)】
トマス・アクィナスと古代ギリシア哲学 
第二回トマス・アクィナスとアリストテレス形而上学
講師:東京大学准教授 山本芳久氏


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