令和2年12月1日
[自ら変われば すべて変わる]
早いもので、12月です。でも天地にとってはしごく当たり前のこと。
人間は感情によって時間が短くも長くも感じるものです。
特に特別な、状況があればなおさらです。コロナで介護施設に親を預けている人、入院している人、受付で洗濯物を預ける高齢のおじいさんをみかけました。その私も高齢者です。見舞いができません。
以前は、自宅で姑さんの介護は当たり前でした。近頃は、看るほうも、看られる方も年齢を重ね、施設に入る方が多くなりました。人間は精神的に家族に見捨てられた疎外感には敏感で、早く退化現象があらわれるようです。
私の周りにも辛抱を重ねてる人が、昼夜をわかたず下の世話と異臭に音をあげた方がいます。
その折に自らの行為に疑問を持ち『合掌と祈りの心』に立ち返りました。
求められているのは私と気持ちを取り直し、身体的なお世話は無論のこと、幼児のように甘えられる関係を目指して、支えになる覚悟をきめました。
だれでも、年を取ると同じことをいい、繰り返しくどくなるものです。ガンコもすすみます。そこに我が子を慈しむように、優しく接したいものです。優という字は人が憂いを引き受ける意味合いがあります。少しだけキッカケをつかめば、いいのです。やります!