![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7f/25/f3430c42c498598035c1c79337e15030.jpg)
夜陰の吹雪まじりの、烈風も収まり、東の空がしらじらとあけ染めるころ、
御神尊様は、簀の子(スノコ)のうえに、仁王立ちされ、お叫びになられました。
『神にお許しいただいたあ!』命の祈りは、神をも動かし、天をも動かしました。
[神を遠きに求むることなかれただ、己が心中に神を求めよ汝等の霊はこれ神明の舎なればなり]
満願を迎えて、御神尊様のお言葉は、
『神さんはおらんとばい、神さんは心の中におらすとばい』
方言丸出しの言葉に、150人からなるお迎えの信者は、訳がわからなくなりました。
行に入るまでは弁財天を拝み、御神尊様の霊能力、お話と、祈祷で助けられていました。
神頼み、他力本願でした。
平戸までの、15年に及ぶ行から行、臨床実験の中から、
すでに、[心と生活]に、運命の本源があることを、お掴みでした。
しかし、なかなか、旧態信仰 祈念祈祷から、離れることはできませんでした。
御神尊様は、それまでの祈祷や霊能力に依存する、他力本願の救いから、
教えによる自力の救いへと大きく舵を切ったのです。
偉大なる平戸の悟り
[心は運命の製造者にして生活は運命の製造所なり]
宗教史上、不滅の大真理をもって、真実の救いの道は開かれました。
こうして今の道は発祥したのです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます