面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

残るは1週間

2008年07月28日 | Weblog
 最期のアトリエ公演「ミッドナイトフラワートレイン」が、後1週間で千秋楽を迎える。中野坂上に暮らして24年、劇団を立ち上げて16年、30代の半ばから40代、50代をこの街で暮らした。感傷的になるまいとしても、想いは胸を熱くする。

 喜びも悲しみも共に体験してきた仲間達がそれぞれの道を歩き始める。僕はこの身体が朽ち果てるまで、芝居を作り続ける。そろそろ九州巡演に参加してくれるメンバーを募らねばならない。アトリエにある機材や資料は、劇団員が手分けして保管することになった。

 昨日は劇団創立メンバーの竹中くんが観劇に来てくれた。こころのこもった差し入れも頂いた。僕は充分に別れが言えなかった。何だか、またすぐに会えそうな気がしたからだ。今日は、長い付き合いの友人が来てくれる。毎日、嬉しい別れを告げている。60代の始めに「ミッドナイト」を持って九州を巡演できるなんて、本当に夢の様だ。

 小学校時代の恩師M先生もご健在だと聞いた。高校時代の恩師T先生からは、再会を楽しみに待つと暑中見舞いを頂いた。旧友たちも待っている。今は、大好きな仲間たちと、残る公演に全力を尽そう。

 

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