面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

いつ寝ているのかと聞かれても…

2007年11月19日 | Weblog
 数十年間、病院暮らしの時以外、規則的に睡眠をとったことはない。で、あるから、「何時寝ているの?」と問われても、返答に窮する。夜明け方ウトウトする事もあれば、昼過ぎ睡魔に襲われて二時間ほど爆睡することもある。3日ほど徹夜が続いた夕暮れ時、知らない世界を旅していたりする。稽古中に演出机で居眠りすることがあるが、アトリエ公演の演出助手M嬢が一緒に船を漕いでいて笑われたこともある。

 朝の9時から11時の時間帯が一番多い気もするが、遠慮なしにかかってくる電話や訪問者のベル音は地獄の責め苦である。しかも相手は爽やかで、こちらが悶々と苦しんでいる理由など知る由もない。それも寝入り鼻が一番多いのは何故だろう、これは何時に寝ようが変わらない。寝るなということか、と、ひとり毒づくしかない。

 もうひとつ多いのが、さあ今日はたっぷり睡眠をとるぞ、と、張り切った途端の呼び出し。誰かのトラブルに付き合わされたり、巻きこまれたり、気付いたら1日過ぎていた、なんてことは茶飯事である。

 読書の時間はやはり睡眠を削る。面白い書物に出会うと眠るのが惜しくなる。性分なので仕方がない。多分、何処かで迷惑にならぬよう眠っているので、心配はご無用だと思うが、傍から見ればいい歳をした男のやもめ暮らし、心配も無理はない。

 今月中に1月のアトリエ公演台本を仕上げる予定なので、徹夜が続く。また心配をかけそうなので、はじめに断っておこう。何処かで眠っているので、大丈夫です。ご心配ありがとうございます。

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