面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

「スタント」演出雑記・其の壱

2007年05月06日 | Weblog
 この連休が終わる頃みんなの台詞が入る予定だ。台本を手にした荒立ちでは出来ない演出がある。焦らず、俳優さんの台詞が入るのを待つしかないのだが…。何しろせっかちな性分なもので、思わず口を出してしまう。今回公演の「スタント」はホヤホヤの書き下ろし。演じる方も楽しいらしいが、演出する方も楽しくて仕方がない。音楽担当の神津先生にも早く観て欲しい。テーマ曲の詞もほぼ仕上がった。歌うは堀川りょう。録音は例によって本番前ギリギリになるだろう。出来立ての歌入りを稽古場で試聴するのも楽しみのひとつ。
 音楽があがって来ると、皆の士気が高まる。美術、衣装、小道具、音効、照明、どれ一つ欠かす事が出来ない。まるで家を建てるように皆で作り上げていく。そして、勿論、一番欠かす事が出来ないのがお客様です。どんなに立派な家でも人がいなければただの箱。
 5月28日から1週間、中野坂上宝仙寺前で待っています。
 「その身体、映画スターにくれてやれ!」涙と笑いと、ちょっぴりミステリアスな90分間、小劇場の醍醐味を御観せします。と、まずは宣伝から。

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