面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

親切は有り難いが…

2006年11月22日 | Weblog
 だから、眠ろうとしていたんです。
朝の9時過ぎ、メールと電話が。親切な方から
「少しは眠らないとダメですよ」と、真心からの
御忠告。心配して下さるのは有りがたいが、僕の
生活パターンはよく御存知のはず。いえ、文句を
云っているのではありません。落ちこまないで下
さいね。お気持ちは本当に有り難いのです。
 こんなすれ違いは、良くある事です。僕は大人
ですから。
 思い返せば、僕もずいぶん周囲の人に迷惑を
かけて生きてきた。
「朝倉の人生は離れて見ていると面白いが、一緒に
生活したら地獄だろうな」と、よく云われる。
 我が侭、自分勝手、傍若無人、気まぐれ、妄想癖
夢と現実の区別がつかない(これは、悪夢から目覚
めた時、数分間暴れているらしい、と、ベッドを共に
した人の証言。僕は、否定したいが)
 その結果が、今の独り暮しなのだから、認めざるを
得ないのだろう。我が子でも一緒に住みたがらないの
も事実です。冷静に考えると、少なからず人格障害な
のかもしれない。しかし、自分では、努力して治した
つもりだ。現に30数年の付き合いがあるマネージャー
のK氏は、見違える様に人格が出来てきた、と、証言
してくれる。しかし、中には、友人が面白おかしく語る
僕のエピソードを聞いただけで、恐れをなして連絡を
絶たれる方も少なくない。
 こんな事を書いてしまうのも、まだ、修行が足りない
からだろう。やっぱり、僕は独りで生きていくしかない
のか。晩秋の木漏れ日は優し過ぎて哀しい。小高い丘に
在る僕の住まいの庭にそそぐ陽射しに柔らかく包まれて
あと15分、夢を見よう。アトリエ公演も3日目になります。
 あなたを、お待ちしているのです。

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