面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

君去らず

2008年06月20日 | Weblog
 16期生の面々は、今回の幹事役橘くん、工藤くん、細川くんに睦くん、そして紅一点岩崎嬢の5名。十五期生から司亮が参加して僕の運転する7人乗りワゴン車で木更津海岸へ潮干狩り。高速道路も順調に流れて9時に稽古場を発って10時半に到着。早速着替えて潮の引いた干潟の海へ。ひとり孤独に穴掘りをしていた工藤くんを除いて全員が制限の2キロをオーバーしたが、漁協の方に快くオーケーしてもらった。

 13時、海から上がって楽しい昼食。潮風に吹かれて食べるお握りは格別に旨い。
 14時、漁協の方に砂出し用の海の水をペットボトルで頂き、木更津海岸を後にする。
 途中、海ほたるに寄って休憩。朝からずっと芝居の話しで盛りあがり、睡魔も呆れて寄りつかない。
 16時、新宿に到着したが、18時からのレッスンには時間があるので、十二荘のMAXで珈琲タイム。

 18時、ひとり暮しで料理をしないという細川くんのあさり3キロも僕が料理することになり、レッスンを抜けて帰宅。頂いた海水で早速砂抜き。さすがに六キロは多い。レッスンが終わったら、細川、工藤、留守番のTも食べにくるというので、深川丼を作ることにして、先ずは米を炊き、スーパーに食材を買い出し。

 砂を吐き出したばかりのあさりを先ずは熱湯で口を開かせ、冷たい水で洗いながら殻剥き。すき焼き鍋に水を張り、鰹だしであさり、白滝、ごぼう、刻んだ油揚げ、大葱を煮込み、程よいところで醤油、砂糖、塩、酒で味付けして、弱火で煮こむ。その間に、大振りのあさりを選別して味噌汁の準備をする。シンプルにあさりと細葱だけにして、取れ立ての香りを味合ってもらう。

 米も炊きあがり、味噌汁も出来あがったところへ、食客の一行が到着。ひとりづつ、丼に好きな量だけ飯を盛ってキッチンで待機してもらう。大鍋に煮えたあさりとその仲間達を、卵丼用の小フライパンに移し、火にかけてとき卵でまぶし、丼の飯にかけて深川丼の出来あがり。かなりの自信作だが、旨そうにかき込む面々をみてほっとする。
 
 しかし、あさりはまだ半分以上汐を吹いている。今日はあさりのガーリックバターピラフを作ろう。バジルは絶対忘れない様にしなければ。
 さあ、今日から7月公演ミッドナイトフラワートレインの稽古が始まる。8月3日の千穐楽まで、芝居浸けの日々が続く。これを幸せと言わずして何を幸せという。楽しんでいただける様稽古に精進を重ねます。

 

 

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