面白草紙朝倉薫VS安達龍真

夢と現実のはざまで

眠れない夜の過ごし方

2006年11月21日 | Weblog
 初日の幕があがって下りた。
カーテンコールでマヤ嬢の口上を聞きながら
涙ぐんでしまった。たかが10年だが、それな
りの感慨がある。櫻井智と共に劇団を支えて
くれた女優の一人だ。特に、彼女の在籍した
この10年は嵐の中だった。黙ってついて来て
くれた事が何より嬉しい。
 Tと音響のHの3人で深夜まで盛りあがった。
帰っても寝つけず、かといって、原稿も書けず、
ベッドで読書。そういえば、暇で読書三昧の頃、
寝つける本を選んだことがある。あの頃は、不
眠症といっていいくらい眠れず、朝まで何かして
いた。本で眠ろうとした試みは失敗に終わった。
 文学書は考えすぎて眠れず、推理小説は結末
が知りたくて眠れず、経済書などハナから受け付
けず雑誌の類いは面白くて隅々まで読んでしまい
古典ならと思ったが、以外と面白くて、やはり、
読書好きには無理だった。
 そこで、考えたのが料理を作って食べるという
作業だった。満腹になれば眠気も誘われるだろう
と、云うわけだ。が、これも失敗に終わった。
 料理が完成する頃には、朝日が昇っているのだ。
 そんな訳で、これから、渋谷まで打ち合わせに
出かけます。
 初日にお越し下さった皆様、本当に有り難う御座いました。
心から御礼申し上げます。