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事初め

2004年12月15日 | 落語・仕事のこと
12月13日は事初め(ことはじめ)です。
米朝一門の場合は、米朝師匠宅に約50人の落語家が集まります。
米朝師匠の直弟子はもちろん、孫弟子、ひ孫弟子まで集合します。
この日は、芸人の正月のようなもので、米朝師匠宅の玄関には
大きな門松が飾られ、応接間には鏡餅がど~んと据えられております。
そして米朝師匠の挨拶が終わると、
ざこば師匠の乾杯の音頭と共に、大宴会が始まるわけです。
私は一応、吉朝一門の筆頭弟子なので
先頭に立って米朝師匠に挨拶をしなければいけません。
これが大の苦手。
「今年一年間有難うございました。来年もどうぞよろしくお願いします。」
てなことを言うのですが、改まった雰囲気になると
笑いがこみ上げてくるのです。
でも、ここは笑うとこではありません。
横でざこば師匠、向かいには南光師匠、そしてたくさんの先輩方が
注目しているわけですから、絶対に笑えないわけです。
そして後ろには、よね吉、しん吉、吉坊、佐ん吉、吉の丞、(吉弥はスケジュールが
合わず欠席)、が手をついて控えていて、
私の挨拶に集中してるんです。
正直、この挨拶は順番交代でかわって欲しい。という気持ちです。

というわけで今回は事初めのことについてちょっと書かせていただきました。
写真は、全く関係ないんですが、
来年はヨン様みたいな肉体になって写真集を出そうと思っているので
筋トレの様子を掲載しました。(冗談です)

それではまた近々お会いしましょう。

コメント (4)
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