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桂あさ吉公式ブログ~塩加減~

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ブルネイ公演一回目

2005年09月18日 | 英語落語・海外公演
検閲も無事に終わり、いよいよブルネイで公演一回目本番です。
検閲中、10人の審査員に殆ど反応がなかったので、心配していたのですが、
ふたをあけてみるとお囃子紹介から大変盛り上がり、
僕の「時うどん」、かい枝くんの「いらち車」、マジックショー、どれも大うけでした。
ブルネイのお客さんは好意的で、公演が終わった後、
沢山の方が楽屋にお越しになり、サイン攻めの写真攻めに遭いました。
ブルネイではスターです!
写真はその時のお客さんと一緒に撮ったものです。

実はこの日は、ブルネイの青年文化大臣も観に来られており、
僕もかい枝くんもいつもよりかなり張り切って演じておりました。
というのも、二日後には大臣主催のレセプションの予定があり、
僕とかい枝くんは大臣にあるお願い事があったからなのです。
そのお願いについては次回詳しくご報告しますが、
そういう意味でもこの日のパフォーマンスは大変重要で、
大臣に好印象を持ってもらおうと、かなり力が入りました。

このブルネイという国はご存知だと思いますが、
石油と天然ガスが豊富で、大変お金持ちの国なのであります。
お金持ちの国の大臣が我々のパフォーマンスを観に来られるというのは
大チャンスなわけです。
どのような結果になったのかは次回をお楽しみに・・・
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インドの次はブルネイ!

2005年09月17日 | 英語落語・海外公演
インド・デリーでの3公演も無事終わり、次はブルネイです。
ブルネイに到着した日、日本大使の公邸に招かれ、
夕食をご馳走になりました。写真はその時に撮ったものです。
大使公邸に招かれたのはオーストラリアのパースにつぎ二回目なのですが、
やはり、若干緊張してしまいました。
しかし、大使も夫人も大変おしゃべり好きな気さくな方で、
堅苦しくなくて楽しい雰囲気でした。

今回はメンバーの中にプロのマジシャンの方がいたので
皆で手品を教わり、この夕食会で披露しました。
にわか手品にもかかわらず、やはり芸人の集まり、
本番に強いのか思いのほかうまくいき、盛り上がりました。
一番驚いていたのは大使夫人で、たねあかしをした後でも
腑に落ちない様子でした。

この日は公演はなく、ブルネイで一日ゆっくり過ごせたのですが、
翌日はいよいよ600人以上の観客の前での落語会です。
ブルネイは敬虔なイスラム教国で、なんと、公演の前に検閲があるのです!
10人の審査員の前で、ネタも枕も本番と全く同様にしゃべらなくてはいけません。
沢山の海外公演の中でも初めての経験で、皆、気が乗らず苦労しました。
特にマジシャンの方は、いったんやってしまうと仕込みなおさなければならず、
大変に手間がかかるということでした。
検閲は審査員の前で厳かに進められましたが、反応も薄く、噺家として大変つらいものでした。
その3時間後には本番!
この公演の様子は次回にお話いたします・・・
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インド公演最終日

2005年09月17日 | 英語落語・海外公演
インドに着くやいなや二回の公演が終わった後、
翌日は場所を変えてまた公演です。
300人くらい入るホールにお客さんは満員。
各地からバスで学生さん達が観に来てくれました。
この三回目の公演が、インドでは一番反応が良かったです。
おそらく英語の理解力が高かったのだと思います。
インドでは英語が通じるのですが、
まだまだ場所によっては通じにくい所もあり、
様々な言語が混在しているようです。
この国は人口が多く、土地も広く、混沌としているけれど
活気があるという印象です。
人間の生きる力の原点を感じました。

写真の女性は現地のスタッフで、インド公演では
細やかに動いてくれた方です。
彼女が身に着けているのはインドの民族衣装で、サリーというそうです。
この方は大変おしゃれで、昼と夜とでサリーを着替えていました。
写真のサリーはイブニングだそうです。

インドで無事三回公演が終わり、次はブルネイ編です。
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インド公演 二回目

2005年09月15日 | 英語落語・海外公演
インドのデリーでの第一回公演が終わったのもつかの間、
その晩にもう一回公演があったのです。
デリーに到着していきなり一日二回公演というハードスケジュールでした。
一回目は、前回もお伝えしたとおり学校の体育館のような所でしたが、
二回目は、HABITAT CENTER という演劇学校にある芝居小屋での落語会です。
体育館よりは、かなりやりやすい環境でした。
客席の椅子もしっかりしていて、舞台も芝居用で設備が整っています。
ここでは「TIME NOODLE」(時うどん)のほかに、
「やっこさん」という日本舞踊もおどらせてもらいました。

校内のいたるところで生徒さんが衣装を着て芝居のお稽古をしていたり、
楽器を持って練習している様子が見られました。
ある生徒さんにお願いをして、蛇使いが吹く笛の横で、
日本の横笛を吹かせていただきました。
日本の竹笛とインドの蛇使いの笛のセッション、なんて、しゃれてるでしょ。

どこの国に行っても思うのですが、
「時うどん」のお金をごまかすシーンや、二人目の男が賢い男の真似を
しようとして失敗するところなんかは、よくうけるし、
普遍的なおもしろさを感じるところなのでしょうね。
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インドのデリーで落語

2005年09月12日 | 英語落語・海外公演
インド、ブルネイ、マレーシア公演から、今日無事に帰ってきました!
インドでは3公演、ブルネイ2公演、マレーシアで3公演の
合計8ステージを12日間でこなしてきました。

まず、1回目はインドのデリーで、到着したその日からいきなり公演をしました。
会場が学校の体育館のような所で、
インドのデリーはその日、日中気温40度を超えていたにもかかわらず、
エアコンなしで、舞台の両端に扇風機を置いているというすごいスタイルです。
「舞台のバックに何か用意しておいてください。」と頼んでおいたところ、
なぜか、熱帯のジャングルのような背景が用意されていました!
ものすごく大きなジャングルで、確かに見事な絵なのですが、
写真で見ると、まるで森の中でぽつんと落語をしているような奇妙な雰囲気です。
こちらからも一応、松の絵を用意していったので、
横手の方に飾らせていただきました。
とにかく会場が暑くて、着物は駄目だと思い、
浴衣で落語をさせてもらったのですが、
終わった頃には汗でびっしょりでした・・・。
おそらく1キロくらい痩せたと思います。

海外公演の一発目から、このような予想外の状態で
不安だったのですが、
今、全ての公演が終わって振り返ってみると
このインド・デリーでの公演が一番ヘビーでした。
でも、インドの子供たちはとても可愛くて素直で純朴な
印象を受けました。
めいっぱい拍手をしている子供たちの姿がとても愛らしかったです。

まだまだ海外公演の報告の続きはあるのですが、
今日はこの辺で・・・

ナマステ
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韓国で、落語してきます。

2004年11月03日 | 英語落語・海外公演
今月の25日から3泊4日で韓国に行って参ります。
1日だけ、落語の公演があるんですが、
残り2日は観光です。
初めての韓国公演なので、非常に楽しみにしております。
英語落語では、いろんな国に行かせていただいて、
ある程度経験はあるのですが
今回は日本語の落語を外国でするという意味では
大変不安なものがあります。
観に来ていただくお客さんは日本語を勉強している方々ばかり
ということで、ある程度は理解していただけるとは思うのですが、
上方落語独特の言い回しや、ちょっと古い言葉、
そして細かいニュアンスなどが伝わるかどうかというのは難しいと思います。
その部分は仕草を少し大げさにしたり、標準語を交えたり、
テンポをゆっくりしたりして、何とかカバーしようと思っています。
ハングル語の勉強もしているのですが、
なかなか一朝一夕で身につくものではありません。
日本の小噺を、ひとつだけ韓国語でチャレンジしようと思い、
今レッスンを受けております。
それだけでも、かなり苦労しております。
そのほかに横笛も披露しようと思っております。
能管を持っていって、思いっきり吹きまくろうと思っております。
というわけで、
今回はその韓国にちなみまして、キムチ鍋の写真を載せました。
今キムチ鍋の素というのも売っていまして、
簡単にご家庭でキムチ鍋を作ることができます。
写真のキムチ鍋も大成功して、すっくり食べてしまいました。
キムチ鍋のポイントは、やはり「だし」。
こんぶとかつおでしっかりだしを取り、そこへキムチ鍋の素を入れると、
大変コクのあるキムチ鍋のだしができます。
さらには、その中には白身魚(たら、金目鯛など)、カキ、豚肉を入れると
スープに深みがでます。
具材は何を入れてもいいのですが、やはり白菜(白菜今高いですね~。)
豆腐ははずせないでしょう。
仕上げにニラとキムチを入れるとばっちりです。
鍋は自由に好きなものを入れて好みを味を作るのも楽しみ方のひとつです。
どうぞ、オリジナルのキムチ鍋を考えてみてください。
それでは、
カムサハムニダ~
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