The Japan Times 掲載 !
今朝のThe Japan Timesに、「フランスの風景 樹をめぐる物語」展の記事が掲載されました
2016年6月1日(水) The Japan Times
記事では、バルビゾン派をはじめとする風景画家たちが自然をどのように描いてきたのか、風景画の変遷について紹介しています。
右側に掲載されているのは、レオ・ゴーゾン《樹木の向こうの村》という作品です。
この作品は、点描法という新印象派の代表的な方法で描かれています。
新印象派とは、自然の光や様子を直感的な色の並べ方で表していた印象派からさらに派生し、科学的な理論に基づいて自然を描こうとした画家たちのことです。
新印象派の画家たちは、太陽の光の明るさを目に見えるままに表現するため、小さな点を使った点描法という描き方を用いました。
レオ・ゴーゾンは新印象派の理論を熱心に研究し、明るく透き通るような色合いと生き生きとした筆遣いで、風景や人物等を描きました
レオ・ゴーソン《樹木の向こうの村》1890年 個人蔵 Collection Priveé 東郷青児記念 損保ジャパン日本興亜美術館 ジュニア版ブックレットより
樹をめぐる物語展ですが、今月26日で東京会場が終了し、7/9(土)から札幌芸術の森美術館にて開催されます
札幌芸術の森は、美術館だけでなく野外ステージや制作体験が楽しめるガラス工房、クラフト工房などが点在する、まさに芸術の拠点です
展覧会の開催期間は夏真っただ中ですが、夏の札幌は、涼しくて心地いいでしょうね
夏休みのご旅行先としてもぜひご検討下さいませ
札幌芸術の森美術館
【アクセス】
◆地下鉄真駒内駅から
地下鉄「真駒内」駅の2番バスのりばから中央バスで「芸術の森入口」下車。
(所要時間:約14分 料金:大人290円、こども150円)
※すべてのバスが「芸術の森入口」に停まります。
◆ JR札幌駅から
地下鉄南北線にて「さっぽろ」駅から終点「真駒内」駅まで乗車。(所要時間:約17分 料金:乗継券で大人420円、こども210円))
地下鉄「真駒内」駅の2番バスのりばから中央バスで「芸術の森入口」下車。(所要時間:約14分 料金:乗り越し料金として大人80円、こども40円)
※すべてのバスが「芸術の森入口」に停まります。
【開館時間】
午前9時45分~午後5時
6~8月は午後5時30分まで開館(入館は閉館の30分前まで)
休館日
4/29~11/3は無休 (11/4~4/28は月曜日休館。 但し、月曜日が祝日の場合は開館し、翌火曜日休館)
詳細は、札幌芸術の森美術館HPをご覧下さい。
http://artpark.or.jp/category/miru/art/