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アートインプレッション

株式会社アートインプレッションは、美術展の企画を主な業務としている会社です。

レーピン展 閉幕まで残り18日!

2012-09-21 17:25:20 | レーピン展
Bunkamura ザ・ミュージアム
レーピン展閉幕まで残り18日!


現在渋谷のBunkamura ザ・ミュージアムで開催中の「国立トレチャコフ美術館所蔵 レーピン展」。
NHKアートシーンやエルムンド、朝日新聞等、今まで様々なメディアでご好評を頂いてきましたが、、なんと

気づけば閉幕まで残り18日です

みなさんもうご覧になりましたか?

今回は日本で初めての本格的なレーピン回顧展ということもあり、本場ロシアより貴重なコレクションをたくさんお貸し頂くことができました。
所蔵先の国立トレチャコフ美術館はコレクション数が10万点を超える世界でも有数の美術館として知られ、なかでも創立者のトレチャコフと親交のあったレーピンの作品は、質量ともに圧倒的な成熟度を誇っています。

日本でレーピンというとあまり馴染みのない方も多くいらっしゃると思いますが、音楽ではムソルグスキーやチャイコフスキーはじめ、独自の音楽スタイルを確立した作曲家が台頭し、文学ではドストエフスキーやトルストイが活躍した時代でした。
レーピンは美術界の巨匠としてこうした芸術家と積極的に交流し、今に伝わる著名人の肖像画や市井の人々、革命画、コサックなど、多くの名作を残しています。
まさに、ロシアで近代絵画の巨匠といえばレーピンなのです!

自身の使用人が拷問され、幽閉先の窓から吊るされた銃兵隊員の死体に怒りと哀しみを露わにする皇女ソフィヤの肖像画をはじめ、帰るはずのない革命家の帰還に驚く家族の肖像、音楽室に必ずあるムソルグスキーの肖像など、「どこかで見た!」作品も多いのではないでしょうか。


《作曲家モデスト・ムソルグスキーの肖像》1881年

残暑の厳しい毎日ですが、是非お見逃しのないよう、皆さまのお越しをお待ちしております!

(c)The State Tretyakov Gallery



Bunkamura ザ・ミュージアム
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詳しくはBunkamura 交通情報をご覧下さい。

Bunkamura ザ・ミュージアム公式ホームページ (http://www.bunkamura.co.jp/museum/)