本日は田伏勉先生のクレパス技法講習会の開催日でした！
『クレパス技法12章プラス 前期
～オリジナリティ《独創性》を追求する人への12章～』
本日は第2章「印象派－カミ―ユ・ピサロ－」をテーマに制作を行います
教室制作に先駆けて、4月～5月には屋外取材が行われました。
その時に撮影した写真の中から、各章ごとのテーマに合った資料を選んで作品を描いていきます
田伏勉先生
まずは講義からです。
本日のテーマにもなっている印象派について、説明がありました。
19世紀後半、写真が発明されたことで、絵画にも変化が起こります。
ただ写実的に描くのではなく、また、従来の絵画の様式通りに描くのでもない、
そんな自由を求める動きから、印象派と呼ばれる芸術運動は起こりました。
また、上の写真のように印刷物を色分解すると、４色で構成されています。
これを絵の具でキャンバス上に表現したのが印象派の絵画になります
今回の第2章では、そんな100年前の革新的な絵画様式を再現して、2日間で一枚の作品を完成させます
今回の制作では一枚の風景写真を選び、それを印象派の点描タッチで描きます
モチーフ写真の条件は、
近景・中景・遠景 のある風景です
たくさん撮られた取材写真の中から選びます。
先生も皆さんの写真を見て、テーマにピッタリな一枚を探しています。
写真が決まれば、さっそくクレパスで制作開始です！
まずは下地制作です。
イエロー系の暖色を塗り、オイルで伸ばしていきます。
背景色が完成したら、まずは軽く下描きしていきます。
描画は点描で行っていきます。
ただ点を打っていくのではなく、描く対象に合わせて点の向きを変化させるのも大事です。
先生がスマホで参考となる絵画作品の画像などを見せながら、分かり易く説明されています。
トントン、トントン、と教室に心地よいクレパスの音が響いています
たくさんの色が画面上で重なっていきます。
綺麗な点描になっています
本日はここまでです
皆さん、３時間じっくり集中して描かれていました！
次回、第2章「印象派－カミ―ユ・ピサロ－」の2日目は7月18日（水）です。
ブログレポートをお楽しみに～
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