SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

「北欧絵画からまなび情感を描く」2日目レポート!

2016年06月12日 | 一日教室

本日は日曜アートセミナーの開催日でした

『北欧絵画からまなび情感を描く』

講師は森井宏青先生です。

北欧絵画の魅力に浸る2日間、前回5/22に続き2日目となります。

前回の様子はコチラ

 

さっそく制作開始です

前回に引き続き、下地を塗った二枚の合板に北欧絵画の世界感を意識しながら表現していきます。

 

今回の合板による制作では板の木目や節を活かした絵作りが求められます。

偶然にできた形を使う事や、間を埋めていくという行為を通して絵画について普段とは違う側面から考えることにもなります。

そして、抽象画を始めるきっかけにも繫がると先生はおっしゃられています

 

北欧風のイメージとも重なる寒色系の色味を使う人、また暖色系の色味を使う人もいます。

その人のインスピレーションに正直に表現することが重要に感じます

 

こちらはコラージュによる表現です

先生のアドバイスを受けながら進めていきます。

 

先生が参考に選んだ北欧絵画の中から模写をされる方もいます。

 


こちらの絵の格子状の部分はアジサイをイメージして描いたものだそうです。

抽象的な展開になっています

 

木目を活かした表現が次々と出てきます

 

皆さんの手からアイデアがどんどん溢れてくるような感じを受けます

 

 

北欧絵画より影響を受け、木目から想像力を広げて魅力的な絵が出来上がってきています

 

 

 

今回の制作では木目によって作られた特殊な背景に合わせて描く事で、普段よりも魅力的に描くことが

簡単になるかもしれません。

しかし、本来はその特殊な部分も自分の手によって表現していきます。

それを自分の手で出していくときに、今回の経験を活かしていくことが大事になる。

とのことです

 

皆さん2枚、3枚と描き上げていき、写しきれませんがたくさんの作品が生まれています。

あっという間に時間が過ぎ、制作はまだまだ続いていきそうですが、終了の時間となりました。

 

先生も最後までそれぞれ個別に講評をしていかれました。

皆さんの自由な想像力にご満悦の様子です

 


☝こちらは一人で4枚描かれた方

全ては紹介しきれなくて残念ですが、たくさんの作品が出来上がりました

ずっと見ていても飽きないような、見てる側も楽しませてもらえた講習会でした

皆さまお疲れさまでした!

 

(まりも)