SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

本日の日曜アートセミナー 「クレパス画 エッチングのように描く」

2015年01月25日 | アートサロン大阪

おはようございます!(^^)!

本日、気持ちのいい日曜日。

 

アートサロンでは、大人気の一日講座

「クレパス画」の講座が開催されています。

 

(尚、月曜アートマニア、水曜アートコンシェルジュ、

日曜アートセミナー、日曜画材研究のような一日講習会は、

会員さま以外の方 どなた様でもご参加いただけます。)

 

 

先生は、クレパス画の第一人者でいらっしゃいます

田伏勉先生です。

 

 

今回は、クレパスの技法を学ぶ、ということで

全員こちらの写真を 見ながらの制作です。

 

講座タイトルにもなっておりますが、本日の講習会は

「エッチングのように描く」ということです。

 

こちらが、先生の参考作品です。

 

さすがは、大人気のクレパスの講座・・・

今回も満員です!!!

 

まずは、水張りをして、パネルに紙を張っていきます。

 

 

それができたら、白黒写真をトレイス、または、木炭で、下書きをしていきます。

 

 

それができたら、一つ目の大きなポイント・・・

二ードルで溝を引っ掻いて作っていきます。

 

 

 

 この溝を入れる時の留意する点、難しい点は、

家などの固形物は、線をなぞるなど、比較的やりやすいですが、

道や、木が集まった森のところなどは、はっきりとした形がない分 

勢いが必要です。とのことです。

 

引っ掻くときは、二ードルをなるべく斜めにします。

垂直にすると、紙が破けてきますので注意が必要です。

 

溝が入ったかどうかは、パネルを上にあげて

側面から見ます。

 

溝がつけれたら次の段階です。

 

なんと!!!!

黒で!!!

 

空以外を、すべて黒く塗りつぶします!!!!

指で押し込めて 溝の中にも黒が入るようにします。

 

ちょっと勇気がいる作業ですが・・・笑

みなさん、手際よく 真っ黒にされていました。!(^^)!

 

 

そ・し・て・・・・

溝の中の黒色を残して、すべて黒をナイフで削り取ります!!!!!

 

 

 

あらかた削り取れたら、オイルでふき取ります。

この時に、線がよく見えてくるので、足りないところは、加筆していきます。

 

クレパスワニスのテクニカルコートを施し、次の段階にいきます。

このワニスは、重ね塗りが可能です。

 

ここまでで、休憩時間です。

 

午後からは、いよいよ着彩。

 影の部分を残して

 

 白を重ねます。

 

この上に、着色していきます。

オイルを使ってクレパスをのばしたり、

ナイフで削ったりします。

最初からあまり力を込めて塗りこまず

優しく塗っていきます。

 

仕上げの段階に入っていきます。

直接クレパスで塗った色と、クレパスをオイルで溶かした色とでは、色合いが変わってくるので

それもうまく使って陰影をつけていきます。

 

二ードルで、削るなどの加筆もしていきます。

みなさん、とても集中して作業に没頭されておりました。

 

 

合評の時間です。

ずらりと並びました。

絵を描くときに、モデルや写真を見すぎると、凝り固まった絵になってしまします。

綺麗に、そのままを描くことよりも自分のイメージを膨らませて描くことが大切です。

と先生。

今回は、同じ写真を観て描きましたが、それぞれ個性の出た仕上がりでした。

 

 次回クレパス画の講習会は、2月22日です。

お申込み、お待ちいたしております。

ご案内は、詳しくは、こちら から・・・

お申し込みは、こちら から・・・

 

                                    (歌姫)