SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

「日曜画材研究~ゼロからの透明水彩-形-~」

2015年01月18日 | アートサロン大阪

おまたせいたしました!
大人気講座「日曜画材研究」2015!
本日より始まりました!!!
第1回目の本日、満員御礼!キャンセル待ちの方も多数…さっそく、おじゃましまーす!…っと、


担当の
渡辺聡先生~?!

先生、どこか一点に目を向けておられます。
不思議現象。



近づいてみますと…

あっ!
隣の方が先生をモデルにスケッチされていました!



お隣の方同士、スケッチ(クロッキー)し合って、今回の実技テーマである-形-をとらえる勉強をされているようです!
筆の代わりに割り箸を、そして墨で描いているので線の強弱が出ていて味があります。



次は人工物の写真を実際に模写しながら-形-について学んでいきます。

 

枠だけ形どるための作業をして、



レンズの位置等は立方体の縦と横の線を参考にしながら、どこに在るか把握していきます。



渡辺先生がおっしゃるには
「全体の高さと幅の比率が最初のポイントです。」
そこに誤差があると、より小さなパーツを描くときにも誤差が集積していきやすいのです。



古い写真機には2重のレンズが二つ。とても形が取りにくい、難しいモチーフ写真。



しかし、みなさん 一生懸命「長さの比」を見ながら、正確に描き進めていきます。



二重レンズの立体が違和感なく描けたら透明水彩で着色。



しっかりしたデッサンが土台となり、おおまかな着色でも絵がぼやけません。



形の上に明暗を乗せて、完成となります



隣同士の受講者の方が、お互いの似顔絵を描いたり、

「形の正確さが必ずしも絵の魅力にプラスになるものではない」とのお話、

また、人間の脳がモノを認識するための、「記憶の形」のお話などもあり、

とてもバラエティ-に富んだ2015年初回の日曜画材研究となりました~

(まるもり& WA