本日、今にも雨が降りだしそうな日曜日・・・
田伏勉先生による日曜アートセミナー「クレパス画 草むらを描く」が開催されています
クレパス画は、いつも、大人気の講座で、今回も28名さま、満員です!!!
田伏先生は、クレパス画の第一人者でいらっしゃって、
手軽に楽しめるクレパス画のノウハウをご指導頂きます。
さて、今回は、草むらを描く、ということで、
こちらの写真を参考に、作品を仕上げていきます。
こちらは、先生の参考作品です
まず最初に、先生のお話がありました。
「絵画というのは、情緒的な部分と理論的な部分がバランスよくとれていることが
大切です。どちらかだけでもいい作品にはなりません。
理論的な部分は、構図をよく考える事。
今回の草むらの花の配置ですが、規則的な間隔ではなく、
この様に緊張感を持たせた構図にすることが大切ですね。」
先生が、お持ち下さった今日描く 白い花の生け花も
飾られました
健気に咲いている姿が、可愛らしいですね
まずは、
①下地作り
紙を水張りし、パネルに貼ります。
それができたら、下描きです。
②下描き
白黒のモチーフ写真の裏に木炭を一面に塗り、写して(トレイス)していきます。
③大まかに色をのせていきます
細かく描き込むのではなく、大まかに色をのせていきます。
賑やかな画面になってきました
ペトロールで、画面を馴染ませていきます。
④影の部分を描き加えていきます。
グラデーションなども意識して
影の部分を 描き込んでいきます。
なるべく色んな色を使うことが大切です。
先生も熱心に、指導に回られています
その後、オイルを
影の部分に叩くように塗っていきます。
この時、オイルの量が多すぎないように注意します。
クレパス画ならではの、情緒的な画面になってきましたね
お昼を挟んで、いよいよ細かい箇所の仕上げです。
同じ写真を観て描いても、それぞれの個性がよく出ていて
本当に面白いです☆
⑤ナイフなどで削り、細かいところを仕上げていく
仕上げの段階です。
ナイフで削り、細かいところを描いていきます。
ナイフの削り方のテクニックに、
「すごーーーーい!!!先生魔法使いみたい!」と、声が上がっておりました。
皆さん
終始、楽しそうな表情です☆
次のテクニックは、ライターを使っての方法です。
画面の中で、強調したい部分に、溶かして、のせていきます
どんどんテクニックが出て来ます!
クレパスを削り、オイルと混ぜて・・
ハケで飛ばす・・・
とても効果的に使われていますね
皆さんの愛らしい野の花の絵が、ずらりと並びました☆
「皆さん、よく出来てますね」と 先生からもお褒めのお言葉が・・・
次回の日曜アートセミナーは、9月14日(日)
弓手研平先生によります、 「人間味溢れる 人物像を描く」です。
詳細は、こちら・・・ お申し込みは、明日までです。
「日曜アートセミナー 日曜画材研究 月曜アートマニア 」などの
一日講習会は、アートサロン会員さまでなくても
どなたでもご参加いただけます。
お気軽にご参加下さい。お待ちしております
(歌姫)