SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜アートセミナー「クレパス画 草むら(野の花)を描く」

2014年08月24日 | 一日教室

本日、今にも雨が降りだしそうな日曜日・・・

田伏勉先生による日曜アートセミナー「クレパス画 草むらを描く」が開催されています

クレパス画は、いつも、大人気の講座で、今回も28名さま、満員です!!!

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田伏先生は、クレパス画の第一人者でいらっしゃって、

手軽に楽しめるクレパス画のノウハウをご指導頂きます。

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さて、今回は、草むらを描く、ということで、

こちらの写真を参考に、作品を仕上げていきます。

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こちらは、先生の参考作品です

まず最初に、先生のお話がありました。

「絵画というのは、情緒的な部分と理論的な部分がバランスよくとれていることが

大切です。どちらかだけでもいい作品にはなりません。

理論的な部分は、構図をよく考える事。

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今回の草むらの花の配置ですが、規則的な間隔ではなく、

この様に緊張感を持たせた構図にすることが大切ですね。」

先生が、お持ち下さった今日描く 白い花の生け花も

飾られました

健気に咲いている姿が、可愛らしいですね

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まずは、

①下地作り

紙を水張りし、パネルに貼ります。

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それができたら、下描きです。

②下描き

白黒のモチーフ写真の裏に木炭を一面に塗り、写して(トレイス)していきます。

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③大まかに色をのせていきます

細かく描き込むのではなく、大まかに色をのせていきます。

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賑やかな画面になってきました

ペトロールで、画面を馴染ませていきます。

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④影の部分を描き加えていきます。

グラデーションなども意識して

影の部分を 描き込んでいきます。

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なるべく色んな色を使うことが大切です。

先生も熱心に、指導に回られています

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その後オイルを

影の部分に叩くように塗っていきます。

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この時、オイルの量が多すぎないように注意します。

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クレパス画ならではの、情緒的な画面になってきましたね

お昼を挟んで、いよいよ細かい箇所の仕上げです。

同じ写真を観て描いても、それぞれの個性がよく出ていて

本当に面白いです☆

⑤ナイフなどで削り、細かいところを仕上げていく

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仕上げの段階です。

ナイフで削り、細かいところを描いていきます。

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ナイフの削り方のテクニックに、

「すごーーーーい!!!先生魔法使いみたい!」と、声が上がっておりました。

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皆さん

終始、楽しそうな表情です☆

次のテクニックは、ライターを使っての方法です。

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画面の中で、強調したい部分に、溶かして、のせていきます

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どんどんテクニックが出て来ます!

クレパスを削り、オイルと混ぜて・・

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ハケで飛ばす・・・

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とても効果的に使われていますね

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皆さんの愛らしい野の花の絵が、ずらりと並びました☆

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「皆さん、よく出来てますね」と 先生からもお褒めのお言葉が・・・

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次回の日曜アートセミナーは、9月14日(日)

弓手研平先生によります、 「人間味溢れる 人物像を描く」です。

詳細は、こちら・・・ お申し込みは、明日までです。

「日曜アートセミナー 日曜画材研究 月曜アートマニア 」などの

一日講習会は、アートサロン会員さまでなくても

どなたでもご参加いただけます。

お気軽にご参加下さい。お待ちしております

                       (歌姫)