SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

渡辺聡先生による「講師の描き方見て納得!ライブペイント~アクリル絵具+水彩絵具」

2014年08月12日 | ブログ

本日、夏季休暇初日ですが、アートサロンでは、

渡辺聡先生による

「講師の描き方、見て納得!ライブペイント~アクリル絵の具+水彩絵の具」

が行われております

お盆前の慌ただしい時期ですが、講師のライブペイントを見て、勉強したい

という熱心な皆さまがたくさんご参加頂いております。

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こちらが講師の渡辺先生。

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渡辺先生は、

第1.3日曜日に「日曜画材研究」の講義をご担当いただいております。

画材について掘り下げて研究し、絵画制作に役立てて頂こうという講座です。

(このようなアートサロンでの

一日講習会

(アートセミナー、日曜画材研究、月曜アートマニアなど)は、

会員様でなくてもどなた様でもご参加頂けます。)

本日は、渡辺先生の制作風景を、解説付きで、見て頂く一日教室です

本日、先生が制作されるのは

こちらの桜の写真。

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まずは、下描きです。

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今回は、制作風景を、ビデオカメラや、カメラ撮影OKとなっています

ご自宅に帰られてから、改めて、じっくりと見返すこともできますね

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「最初の下描きの段階では、色の境界線の目印をつける程度で

着色中盤になり、しっかりした下描きをしていく・・・という感じです」

下描きが終われば、

一回目の「ウエット オン ウエット」の際に動かない色を乗せます。

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色を載せた後

1回目のウエット オン ウエットです。

ウエット オン ウエット

初めに紙をきれいな水で充分に濡らします。紙が乾かないうちに水分を充分に含ませた筆で絵の具をそっと流し込みます。流し込んだら、その後はあまり触らないで自然に絵の具が混ざり合うのを待ちます。必要に応じて紙を逆さまにしたり、横にしたり、息を吹いて絵の具の流れる方向を調節したりもします。また、初めに紙を濡らすのは「水」に限らず、絵の具でも同じです。水分を多めに溶いた絵の具で画面を塗らし、そこに別の絵の具を流しこんでも同様の効果が得られます。

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さらに色を載せていきます。

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ここまでで、一旦乾かします。

乾くのを待つ間に、下地作りを体験。

「サイジング」というにじみ止めを取る作業を施した紙に色を載せていきます。

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にじみを上手く使って描く 水彩画ならではの技法を体験していただきました。

乾いたら今度は、アクリル+水彩(ミクストメディア)の段階です。

「濃淡」「グラデーション」を意識しながら進めていきます。

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透明水彩とアクリルを混ぜる事で得られる効果について解説があり、

皆さん、とても熱心に興味深く耳を傾けられていました。

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色を載せは、ぼかしていく・・・を繰り返して

段々と、画面の右側から左側へと移っていきます。

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細かいところを描き込んでいきます。

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ここで!2回目の「ウエット オン ウエット」

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ぼちゃーーーん。と紙が浸され・・・

「わ~!」と歓声が上がりました・・・笑。

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ドライヤーで乾かし・・・

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花の部分など、細かいところを描いていきます。

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ぼかし と にじみが、美しい

心が洗われるような水彩画です

「花の輪郭など、まだまだ描き込みたいところですが・・・

と渡辺先生・・・

ここで、時間がきてしまいましたっ

しかし、

最後は、質問タイムを設け、皆さんの疑問に答えて下さいました

どこまでも、親切で、丁寧な渡辺先生です

お帰りの際

「とても素敵だったわ~!」とのお声も聞かれ

スタッフも嬉しく思いました

渡辺先生の水彩画の講座は、第2.4水曜日 「フレッシュ水彩画」

第1.3日曜日の「日曜画材研究」で受けることができます。

(日曜画材研究、空き状況の確認は、コチラ・・・)

水彩画の魅力を 存分に感じることができた

ライブペイントでした!!!!

渡辺先生、ありがとうございました!!!!

本日、8月12日(火)から8月17日(日)まで

夏季休業を頂いております。

通常営業は、8月18日(月)からになっております。

よろしくお願い致します。

                     (歌姫)