SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

日曜画材研究「透明水彩 ムラサキをつくるⅢ」

2014年07月06日 | 一日教室

本日のアートサロンでは

日曜画材研究「透明水彩 ムラサキをつくるⅢ」

が行われております

講師の先生は、親切、丁寧で分かりやすい

ご指導が評判の渡辺聡先生です

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本日の透明水彩 ムラサキをつくる Ⅲは、

より一層掘り下げた画材研究をしていきます。

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4種類のムラサキを基調とした写真が用意されました。

この中から、1~2点選んで、仕上げていきます。

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今回は、4種類の水彩筆が用意されました。

それぞれの、適した使い方、弱点などが伝えられました。

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次に、渡辺先生から、作品を制作していくにあたって、

重要視していかなければならない点が伝えられました。

「水彩画において、よくある失敗例として、形などに気を取られているうちに

色の塗りわけがいつの間にかなくなっている、ということがよくあります。」

これには、皆さん、大きく頷かれていました。

「今日は、混色が進みすぎないように・・・

例えば赤単色からムラサキのグラデーションを作る場合、

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赤を1としてムラサキを2とした場合、間の色・・・赤ムラサキを1.5として

作ることを意識して、

それらが混ざりすぎないようにしっかりと意識して描いていきましょう。」

そして、もう一点。

「もう一点は、塗り残しの層を作っていくこと。

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何も色を塗っていない、白紙の箇所を0として、次に重ねた色を1とします。

最初の色を塗る時に、少し塗り残しを作っておくという訳です。

同様に、さらに上に重ねる時も、塗り残しを作ります。

それが、明暗の差、色味の差となっていきます。」

講義が終われば、いざ制作に取り掛かります!!

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皆さん、しっかりと2点の重要事項を意識して描かれています。

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先生もお一人づつ回られて、細かく具体的なご指導をされています。

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そして、水に浸したブレダン紙が用意されました。

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筆だけに水を含ませて描く状態よりも、

紙に水が浸み込んでいるため、より細かく絵具が入り込んでいき

滲みを上手く利用した作品ができます。

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先生も、皆さんと一緒に描かれています

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段々と素敵な水彩画が完成に近づいてきました

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画材の扱い方のノウハウが学べる画材研究の詳細、お申し込みは、こちらから

http://www.craypas.com/artsalon/pdf/sunday2014.pdf

                        (歌姫)