SAKURA Artsalon Osaka

株式会社サクラクレパスが運営する絵画教室です。

再々開講 「手取り足取り 初歩からの一日人物画」②

2014年03月09日 | 一日教室

本日、アートサロンでは、弓手研平先生によります・・・

「手取り 足取り 初歩からの一日人物画」 が行われております。

トレッシングペーパーへの下描きがすまれた方から、

今度は、紙の上に描き写して行きます。

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先生も一緒に描かれています。

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先生は少し早い目に進めて行かれて、

実際に描いている様子を見ることができます。

熱心に見入ってらっしゃる方もいらっしゃいました。

そして、次は、薄墨を使って・・・

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明暗を付けていきます。

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皆さん、それぞれのペースで進められています。

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膝、肘、肩など、関節の位置で、明暗が変わっていきます。

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おひとりづつ回られて、細かい指導をしてくださっています。

次の段階は、

木炭で、さらに!!暗さの段階を上げていきます。

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練消しゴムを使い、明るいところの細かい箇所を入れて行きます。

先生が何度もおっしゃっていたのは、

「肘、膝、肩などの関節を常に意識する事」

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段々濃淡がついてきました。

「明るい箇所、暗い箇所をしっかり見極めていく事が大切です。」

そして、最後は、着彩。

今回は、パステルで色付けしていきます。

木炭で付けた濃淡に合わせて色をのせていくのがポイントです。

しっかり濃淡に着目して行きましょう。

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着彩までにしっかり描きこんでいるので、そんなに色がのっていなくても

しっかり絵として存在感がありますね・・・

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素敵な作品が揃いました

いよいよ合評です☆

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校長も合評させていただきました

「今回は人物画ということで、服のシワの中に腕がある感じ、見えていない部分だけど

確かに存在する感じに描けているか・・・そこに着目してみたいと思います」

このブログを書いている、私、歌姫、しましまさんも合評させていただきました☆

どれも素敵な、印象に残る作品ばかりでした・・・

( *´艸`)

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「今回は、いつも僕が描いている技法をシンプルにしたものを

させていただきました。」

「皆さん、しっかりお話を聞かれて、きちんと形を捉え、

比率も忠実に描いてらっしゃいますので、

色で遊んでも、しっかりと芯の通った作品に仕上がっていますね」

と、先生も嬉しそうな表情をされていました。

ご参加された皆様、弓手式特別スタイル・・・いかがでしたでしょうか?

是非、今後の制作の武器の一つになるのではないでしょうか・・・?

次回、弓手先生のアートサロンは、

4月13日(日)「フェルメールの世界で人物画を描く」です。

お申し込みは、3月12日(水)10:00~

お申し込み、心よりお待ち致しております☆( *´艸`)

詳細確認、お申し込みは、コチラ・・・?

http://www.craypas.com/artsalon/pdf/osaka20140413.pdf

                        (歌姫)


再々開講 「手取り足取り 初歩からの一日人物画」①

2014年03月09日 | ブログ

  皆様、こんにちは。

本日は、弓手研平先生によります

「手取り足取り 初歩からの一日人物画」

大好評につき再々開講です!

本日は、手取り 足取り

ということで、おひとりずつ丁寧に・・・ご指導頂きます☆

定員は、20名。

本日は、全員出席。満員です!!!

朝早くから来られて、先生も準備をされていました。

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準備されているものはこちら・・・

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地塗りした水彩紙の上に罫線を引いてあるとレッシングペーパー

紙コップ、紙皿、墨、測り棒、木炭、顔の輪郭を型どった紙、

デスケル、コンテペンシル

以上のものが、準備されています。

まずは、制作の流れ、本日の画材についての説明です。

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皆さん、先生作の冊子を熱心に見られています。

まずは、トレッシングペーパーの上に軽く下描き・・・構図を決めていきます。

その前に・・・

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そして、男性スタッフモデルと女性スタッフモデルの2名が前に出ます。

男女の骨格の違いを見比べます。

「女性は、骨盤が前に出ていて、お尻が出ています。

男性は、骨盤のあたりは、まっすぐです。

正面から見ても、男性は、すべての骨格が大きめですね。」

本日は、男性モデルを描いていきます。

ですので、男性スタッフモデルさんは、引き続き、前に残ります。

(※男性スタッフモデルさんは、ターレンスジャパンの敏腕営業マンさんでいらっしゃいます。

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構図を考えるにおいての、大切なポイントの講義からスタートです。

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「横から描く場合、足先が画面から切れることを懸念するあまり、

背中を画面の右に空白を取らずに寄せてしまうと、

バランスの悪い絵になってしまいます。

正面からの場合も、たとえば、少し左を向いている場合は、

左側に思い切って 空白を作ると、いいバランスになります。

頭のてっぺんや足先が切れてても、形の丸いもの、想像が

付くものは、切れてても大丈夫です。」

と、弓手先生。

頭の位置、大きさが決まれば、膝の位置を水直水平に測ります。

顔からどのくらい前に膝があるか・・・

もうお分かりですね!

先に頭の位置と、大きさを決める事が大切なのです!!

今日は、男性モデルを描くという事で、男性スタッフモデルさんにて、

細かい部分の比率、大きさ、体のバランスなどが伝えられていきます。

耳の位置思っているよりも後ろ目にあること、

大きく描きすぎると、顔がぺったんこに見えます。。。

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手も意外と大きいですね。。。

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足は、大きさはもちろん、一番前に出ている部分です。

大きくかくと、自然に見えてきます・・・

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太ももと、膝下の長さ、脇腹、水平に伸ばした腕は、1:1:1です。。。

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指先から手を握った時に浮き上がる骨のところまでと、そこから手首までも1:1です。。。

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などなど、細かい見方が、解説されました。

測り棒は、自転車の金具が適しています。

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今回は、手作りのデスケルです。

紙と、比率が同じに作ってあります。

これらを用いて、まずは、トレッシングペーパーの上に下描きです。

今回使う、地塗りした紙は、普段先生がされている方法で、準備しました。

なんと、4層にも塗り重ねています・・・!

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これには、皆さん「えー!スゴイ!!」と驚かれている様子でした。

そして、本日のイケメンモデルさん 登場

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(※大阪絵画モデルエージェンシー所属モデル)

下描きに入って行きます

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つづく・・・( *´艸`)

                         (歌姫)